みやしたの気まぐれblog

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河津桜と十国峠 その3

2010-02-24 22:23:06 | 乗り鉄
昨日はどうも仕事が忙しく、帰りが午前様になりまして更新できませんでした。最近ちょっと忙しいです。

伊豆の日帰り旅行最終回です。
河津から熱海までは「リゾート21」に乗車しました。伊豆急2100系「リゾート21」は伊豆急行が誇る看板列車で、前面展望に海側を向いた座席などの豪華な内装でありながら、普通列車用として製造された物です(ただし第4編成と第5編成は特急対応)。最盛期は5編成あったのですが、海風による塩害で車体の老朽化が進み、8000系によって2編成が置き換えられました。現在は標準塗装の第3編成、黒船電車となっている第4編成「リゾート21EX」、特急運用中心の第5編成「αリゾート21」の3本が残ります。今回は幸いに先頭車の展望席が空いていたので、展望席で前面展望を楽しんできました。

伊豆北川駅で撮影した伊豆急2100系「リゾート21」

「リゾート21」の普通車車内。座席が海側を向いている

先頭車の前面展望。側面も大きな窓があり、広い視界で楽しめる

列車交換のある駅では、対向列車の姿も見ることができる

乗った電車はたまたま遅い運用の列車でして、途中の伊豆北川で2本対向列車待ちをするわ、伊豆高原で特急に追い抜かれるわで、まあのんびりした乗車でしたが、その分列車の撮影もできました。

伊豆北川ですれ違った251系「スーパービュー踊り子」

伊豆高原に停車していた183系1000番台あずさ色6連

伊豆高原に停車していた伊豆急8000系「トラン・バガテル」。急行表示灯のない先頭車化改造車

熱海駅到着後、185系「踊り子」と並ぶ

熱海駅へ到着後は伊豆箱根バスへ乗り換え。十国峠へ向かいます。
十国峠はかつて、遠江、駿河、伊豆、相模、武蔵、甲斐、信濃、安房、上総、下総の十国を見渡せたと言うことから名付けられた地名で、標高800m弱の小高い山になっています。熱海からは来宮を経由して山道を登っていくとある場所で、1日に数往復のバスが運行されています(行き先は元箱根または関所前)。
今回ここに訪れた理由は、伊豆箱根鉄道のケーブルカー乗車のため。普通鉄道の駅に隣接していないケーブルカーの一つの上、かなり熱海からも距離があるので、ずっと乗車を後回しにしていましたが、今回ようやく乗車できました。

熱海駅のバスターミナルにて

十国峠ケーブルカー

かなり古い車両で、現在40歳ほど

標高770mの十国峠駅の上は展望台になっており、360度を見渡せます。また展望台の周りは広場になっているので、そこからも周囲を眺めることができ、天気が良ければ富士山の姿ももちろん拝めます。

展望台から見た裾野方面の風景

展望台下の広場からでも海が見える

雲に隠れて分かりづらいが、富士山も見えた

展望台の1階は、お土産やと休憩スペースになっていましたが、ちょっと珍しい物が展示されていました。伊豆箱根鉄道駿豆線の「改鋏(かいきょう)」。一般には「切符挟み」とも言いますが、「改札鋏(かいさつきょう・かいさつばさみ)」または「改挟」が正式な呼び名です。

伊豆箱根鉄道駿豆線の改鋏

駅ごとに異なる挟こん

この後は再度バスに乗車して熱海に戻り、熱海からは快速「アクティー」で帰りました。

熱海から乗車したE231系快速「アクティー」

今年も河津桜はとてもきれいで、また十国峠の景色も美しい物でした。いい写真も撮れましたし、また来年も訪れてみたいものですね。
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