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中販店の朝ミーティングを活性化するー4.朝ミーティングで事例を共有

2012年09月13日 | 営業・フロント全般

おはようございます。株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、中販店の朝ミーティングを活性化するー4.朝ミーティングで事例を共有、です。

朝ミーティングで、行ってほしいのが「事例を共有する」ことだ。
事例とは失敗も含めてのことだ。

結果報告で「敗戦」「消滅」などの方が多いと思う。
こうした結果が、ナゼそうなったかを、共有するのだ。

営業展開に問題があったのか、条件がきつかったのか、様々な要因がある。
その要因を全員で明らかにし、今後同様のことを減らすために、どのような
営業活動が必要なのかを、共有するのだ。

当然だが、成功事例も同様に行うこと。
これは、多くの中販店で行われていることだが、なんとなく行うのではなく、
意識して成功事例を共有させることだ。

その時に、必要なのは「特例」扱いをしてはならないことだ。
成功したのは「お客が良かった」「たまたまクルマが見つかった」「あれはA君しかできない
活動だ」と、成功要因を「特別とか特殊ケース」にしてしまうことは、なんの利もない。

多少そうしたことがあってとしても、そこを強調するのではなく、全員が学ぶ事例
として、共有させることが、全体スキルアップになる。

こうしたことを朝ミーティングで行うには、時間が足りないのであれば、
事前に参加者に伝えて、事例のポイントを考えさせておくことも必要だ。

重要な事例の場合は、改めて「会議」とか「研修」の場を設け、
そこで徹底して成功・失敗の主要因が何かを研究し、その対策となるべきことを、
全員で検討し、結論を出す。

営業マン一人一人が、教材になるのであって、そのことをリーダーは
常に意識し、何を共有させるかを見極めることが求められる。

あと何台だから頑張れ、といった激励も必要だが、
営業マンは、どうしたら成約率が上がるのか、見込み客が発掘できるかを
知りたがっている。

それに応える場として、朝ミーティングはうってつけの場なのだ。



問い合わせ先 株式会社ティオ

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