おはようございます。株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、中販店の朝ミーティングを活性化するー4.朝ミーティングで事例を共有、です。
朝ミーティングで、行ってほしいのが「事例を共有する」ことだ。
事例とは失敗も含めてのことだ。
結果報告で「敗戦」「消滅」などの方が多いと思う。
こうした結果が、ナゼそうなったかを、共有するのだ。
営業展開に問題があったのか、条件がきつかったのか、様々な要因がある。
その要因を全員で明らかにし、今後同様のことを減らすために、どのような
営業活動が必要なのかを、共有するのだ。
当然だが、成功事例も同様に行うこと。
これは、多くの中販店で行われていることだが、なんとなく行うのではなく、
意識して成功事例を共有させることだ。
その時に、必要なのは「特例」扱いをしてはならないことだ。
成功したのは「お客が良かった」「たまたまクルマが見つかった」「あれはA君しかできない
活動だ」と、成功要因を「特別とか特殊ケース」にしてしまうことは、なんの利もない。
多少そうしたことがあってとしても、そこを強調するのではなく、全員が学ぶ事例
として、共有させることが、全体スキルアップになる。
こうしたことを朝ミーティングで行うには、時間が足りないのであれば、
事前に参加者に伝えて、事例のポイントを考えさせておくことも必要だ。
重要な事例の場合は、改めて「会議」とか「研修」の場を設け、
そこで徹底して成功・失敗の主要因が何かを研究し、その対策となるべきことを、
全員で検討し、結論を出す。
営業マン一人一人が、教材になるのであって、そのことをリーダーは
常に意識し、何を共有させるかを見極めることが求められる。
あと何台だから頑張れ、といった激励も必要だが、
営業マンは、どうしたら成約率が上がるのか、見込み客が発掘できるかを
知りたがっている。
それに応える場として、朝ミーティングはうってつけの場なのだ。
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