おはようございます。株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、業績向上は社員満足度(ES)にありー2.ESとは何か、です。
社員満足度(Employee=社員 Satisfaction=満足 略してES)とはなんだろうか?
一言で言えば「働きやすく、働き甲斐がある」ことだ。
働きやすくとは、
・安全衛生が行き届いている
・職場の人間関係が良好
・自分の意見が言いやすい
・職場のルールが守られている
・給与水準が平均以上である
・福利厚生が充実している
・会社が安定している
などだ。
働き甲斐とは、
・適職である
・プロセスも評価してくれる
・公平に評価し、認めてくれる
・評価に基づたリターンがある
・意見を取り上げてくれる
・上司が適度に権限を委譲してくれる
・会社のビジョンが明確である
・経営方針が示されている
・成長が実感できる
などだ。
全てをカバーするのはシンドイことだが、少しでも近づける
努力を会社は取らなければならない。
社員は、給料さえそこそこ出していれば、文句を言わずに頑張って働いてくれる、
なんて思っていたら、それは大きな勘違いである。
給料なんてものは、少なければ「不満」がでるが、
多く与えたからと言って「満足」することはない。不満が抑えられるだけだ。
では、働きやすいこと、働き甲斐のどちらがESにとってより重要かと言えば、
100%ではないが、働き甲斐にある。
働きやすい部分は「不満を抑える」ことと理解できる。
働き甲斐の部分は「満足度を高める」ことと理解できる。
より重要なのは「働き甲斐」なのだ。
働き甲斐を感じるから、社員満足度が高まるのだ。
働き甲斐とは、「会社および経営者・管理者を信頼し、自分の仕事に誇りと達成感をを持ち、
それが公平に評価され、一緒に働いている人たちと連帯感が持てる」ということだ。
つまり、これが社員満足度の要件なのだ。
不満は、抑えることが出来ても「満足」に変わることはない。
だから、働き甲斐の部分で「満足」を高めることが不可欠なのだ。
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