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就業規則を活かす3.先ずは雇用側が遵守すべき

2012年06月06日 | 人事・労務全般

おはようございます。株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、就業規則を活かす-3.先ずは雇用側が遵守すべき、です。

就業規則と聞くと、何だか社員だけが守るべき事柄が詰まっているものと、
早合点してしまう。

確かに社員が率先して遵守することは、当然だが、その前に会社が遵守しなければ
らないのが就業規則なのだ。

つまり、相互が同じバランスで遵守してこそ、就業規則になるのだ。
私は、どちらかと言えば、先ずは会社が遵守してこそ、就業規則が生きたものになると、思っている。

ナゼか?
得てして、ルールを破るは会社が多いいからだ。

上場企業では、そうしたことが少ないとは思うが、整備工場や中販店などでは、
会社=経営者が法律、的な部分が強い。

これが、ルールを無視して、勝手に解釈して運用することになる。
そうすると、会社が破るのであれば、我々もと、社員もルールを破ることに抵抗がなくなってくる。

結果、秩序が乱れ、倫理観が薄れて、「
出来心」といったような
不正が蔓延するようになるのだ。

会社が厳格な遵守の姿勢を見せることで、社員もその方向に流れ、秩序が
維持される。

そろそろお中元の季節で、会社に中元の品が届けられる。
こうした品を、経営者が自宅に持ち帰り、個人のモノにしてしまう。

夫婦二人で経営していた当時であれば、それも良しだが、ある程度社員が
いる会社になれば、会社で使ったりすることが、本来の姿である。

こうした、公私混同の姿勢が、就業規則のルールを曲げたり、破ったりする原因
になる。とにかく、経営者などの「長」が付くものは、公私混同をしてはならない。
これを胆に銘じておくことだ。

逆に言えば、公私混同しないよために就業規則が
あると言ってもいい。


問い合わせ先 株式会社ティオ

コメント
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