めざせ中医学的健康生活

日本人中医師による美容と健康に役立つ情報。「未病を防ぐ」をモットーに心と体の健康を保ち、毎日楽しく暮らせますように♪

茗荷熱

2011-10-13 | 薬膳&食療(野菜)
最近、茗荷(みょうが)熱にやられています。




“みょうが熱”

そんなものがあると冗談で言われたら信じてしまうほどはまっているのです。




去年までは1年に1回買って季節の独特の味覚を堪能するといった感じだったのですが、つい2週間ほど前でしょうか?

そろそろおしまいだねぇ、と買ったものの胡瓜が無いからしば漬けも作れないしどうしようか?と悩み、何も思いつかないままとにかく腐らせないようにと刻んで醤油漬けにしたのです。


それをたまたま“おうどん”を茹でた時に薬味に使ってみたら!


なにー!

なにこれ?

ものすごく美味しいー!!!


今まで正直あまり美味しいと感じた事が無かったみょうがですが、これ、ものすごく気に入りました。

生まれて初めて「コレがあればご飯が何杯でも…」なモノに出会いました。

「…ご飯が何杯でも…」って、美味しいのはわかるけど、誇張しすぎじゃないの?と思っていたのですが、誇張じゃないのですね。

それくらい勢いを感じる「好き!」「とまらない!」なのですね。



みょうが

日本独特の野菜だそうで、中国(東北地方)では見かけませんでした。

食べた感じで辛味はありそうなので乾燥の気になるこの季節は特に食べ過ぎに注意ですが、その他の辛味(大蒜、しょうが、ねぎ、唐辛子、こしょうその他スパイス)を控えているのでこれくらいはいいかな?

何より、マイナスな辛味を打ち消すに十分な「行気」効果も見逃せません。

気の巡りが良くなって一日気持ちよく過ごせたら、何よりですからね!


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乾物日和

2011-10-12 | Weblog
秋分が過ぎて乾燥が気になるようになったなぁ…

と思っていたら、あっという間に二十四節気の寒露になっていました。

この寒露の時期は晴天率が高いそうで、その通り気持ちの良い晴天が続いています。

洗濯物がカラッと乾くのも気持ちが良いですね。


我が家のベランダのにはカラッと乾いて気持ちいいものがもう一つ。

乾物野菜です。

そう、タイトルの「乾物日和」は食べる方ではなく作る方なのです。

涼しくなってもまだ甘味を増すには早い大根。

特に皮や先の細い方は辛味や苦味が強く、そのまま料理に使うと食べにくい。

でも、せっかくの減農薬モノだから捨てずに利用したい。

クセガ無くなるまで下茹でをするのもなんだか旨味や栄養素まで流出するような気がして、、、それに手間もかかる。


どうしたものか?と考えた末に思いついたのが「干してみる」だったのです。



結果は大成功。苦味はやや残りますが辛味はほぼ感じずで、冷蔵庫の在庫が乏しいときの非常食として大活躍してくれています。

常温保存ができて省スペースになるのも嬉しく、消費期限を気にしなくて良いところもありがたい。

外に出して太陽にあてるだけなので手間もいらない。

いいこと尽くめですね。



皮はカラカラになるまで干しますが、先の方(下3分の1ほど)は皮をむいて細長く4等分にして1~2日干して即料理に使っています。

これは、我が家は宅配で一気に野菜が届くので、冷蔵庫に入れずに味の劣化を防ぐ為にと考えたのです。


大根(主に皮)の他にはしいたけ等のきのこ、人参、はよく干しています。

で、先週ごぼうも干してみて、カラッと乾きいい感じだと思っていたのですが…



先日料理に使おうと保存袋を開けた瞬間にすごいニオイが!!!



漢方薬のニオイだ…




そう言えば植物系の漢方薬は根っこを使うモノが多いんだっけ。


茹でてから干すとクセも無くなるかもしれませんが、それは手間がかかるの余裕ができたらやってみようと思います。



干しごぼう、手軽に漢方煎じ薬や“いかにも”な感じの薬膳スープを体験するには良いかもしれません。





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体力勝負

2011-10-06 | Weblog
最近助子さんがパワーアップしています。

付き合うのに精一杯なせいか?夜9時を過ぎると眠気がおそってきます。

体力をつけなければ!

と思うのですが、、、、

立夏あたりから始めた自主トレは、休み休みながらも3ヶ月続き成果が目に見えたのですが、大黒柱サンの長期出張が続き、お休みが続いてそのまま停止状態に。


気付けば1ヶ月。

体はすっかりもとのぷよぷよにもどっていました。

昨夜気合いを入れて少しだけ腹筋をやったのですが、まあ、体が重い事! 

成果が目に見えて「すごい!」と言われた時よりも、「こんな短期間でここまで戻るか?」と言う事の方が驚かれています。

むむぅ…


つい2週間程前に、「なんで最近すぐ眠くなるんだろう?」と言う大黒柱サンの疑問に、「太ったから!」と答えた私ですが、最近の眠気はまさか…

「天高く馬肥ゆる秋」

まさにそんな感じです。



天高くと言えば、空が青くて澄み切っていてきれいですね。

先日外で信号待ちをしていた時にふと空を眺め、「ああ、空がきれいでいかにも秋って感じだな~ そう言えば今日は10月1日。うんうん、国慶節日和だわ~」等と思っていて、

帰宅後ニュースで「今日は都民の日です」と知ったのでした。



ああ、本当に眠い。

今日の文章、絶対におかしい、けどもうダメ~



と、ここまで書いて送信したつもりができておらず、パソコンも閉じただけでスリープ状態のまま眠ったらしい。

朝目覚めたらお布団の上でしたが、誰が敷いたの?(私しかいない)

そして…

キッチンには冷蔵庫に入れるのを忘れ放置したままのお弁当が(涙)

海よりも深く反省しております。

コメント (4)
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たかが夢。されど夢。

2011-10-02 | Weblog


先週は少しのんびりできるかと思っていたのですが、結局雑務に追われ、何だかいつも以上に自分時間の少ない日が続きました。


そして気分転換もできないままにむかえた週末、とても嫌な夢を見ました。

とにかく長く感じた夢で内容が重く疲れたのですが、、目覚めてすぐはその疲れを感じる前にとにかく嫌な気持ちがいっぱいで思いっきり泣きたい状態でした。

それでも泣かなかったのは、頭の中で「現実ではないよね? 夢であってほしい!」と強く念じていたからでしょうか?

それとも助子さんが私の体の一部をチューチューくわえていて痛い&寒かったからでしょうか?



夢だとわかった時にはホッとしたのですが、次の瞬間には「予知夢?それとも、天のお告げ???」等と現実の世界との関連性が気になりどうもスッキリしません。



去年の初秋にも「ミニーさんが余命2~3ヶ月」だと宣告される夢を見て、そりゃあもうなんともスッキリしない日々を送ったのですが…





そんなわけで、夏休みの課題図書を読み終えていないのですが、新たに「秋の読書週間」として中医学の夢についての本を引っ張り出してきました。

時間を作って読み進めたいと思います。
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中国人による「日本人の長寿の秘訣」

2011-10-02 | 中国的
人民軍医出版社による「細説 養生秘訣」と言う本より

“日本人の長寿の秘訣”

1、飲食があっさりとしていて自分で節制できている
 普段の食事は野菜が中心で、新鮮な野菜や魚、豆類が基本であり、腹7分目を自分でコントロールできる。

2、よく歩く

3、衛生を重んじる
 毎日お風呂に入り服を着替え、部屋も清潔にしている。このような良い衛生習慣は発病率を大きく下げる。
 
4、謙虚で礼儀正しい
 日本人は精神衛生を重んじていて、心を平静に保っている。

5、健康に注目している
 日本人は軽率に薬を服用しない。彼らは「薬を多用すると毒がたまる」と言う様な考えがあり、薬に頼らない。病は主に自らの治癒力に頼る。

6、バイクに乗る人が少ない
 交通事故による死亡率が低い。

7、飲酒運転をしない
 どの道路にも警察官がいてとりしまっていて、事故による死亡率が低い。

8、公共汚染が比較的取り締まられている
 日本は空気、水、土壌、騒音等の各方面の汚染に対して有効的な予防措置がとられている。

9、緑化が進んでいて空気がきれい

10、国民的な健康教育
 医療保険等



とのことです。

日本人全員に当てはまる事では無いでしょうが、長寿の方は多く当てはまるのでしょうか?

(10)の医療保険は、中国では会社単位なので、会社によって待遇が様々。

貧しい人ほど保険の恩恵を受けれず、臨床実習中も「手術が必要なのに経済的に無理」という人をたくさん見ました。

患者さんはもちろん、先生も辛そうでした。



日本でも、全く無い話ではないと思いますが…

養生をして環境にもお財布にも優しい生活を送りたいですね。

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