車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

ふらり寄り道:中津川宿 in 岐阜県中津川市

2022年04月16日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・岐阜県

「左 苗木道」「右 中山道」と刻まれた道標。旧中津川市では唯一の立ち寄り先となった中津川市駒場。ここは中山道から苗木道(飛騨街道)への分岐点となる地です。

この一画に、通称「こでの木」といわれる「双頭一身道祖神」があるという情報を得てやって来たのですが・・・駐車スペースが無くてご亭主殿は車で待機。

津島神社の常夜灯・・これじゃない😓

有るらしいという情報だけを頼りに来たので、探し当てるのに少々の時間を擁しましたが、沢山の板碑や石塔がある中に、お目当ての道祖神を発見。

中津川市指定文化財 双頭一身同祖神

【石像の左上に「是より苗木道」と彫られたこの同祖神は、中山道の通称「こでの木坂」の頂きにあり、「道しるべ」にもなっていて、中山道から分かれる苗木道との分岐点に置かれている。文化13年(1816)に建立され、男女別々の頭部をもち、肩から足元にかけて一体となっている珍しい形態の石造物である。】現地案内より

見る時々によって、二人の姿は年若くも、年を重ねた夫婦のようにも見える・・その姿は・・とても優しくて穏やか。初めてこの同祖神を見てから既にひと昔以上の歳月が流れた今でも、こうありたいと思わせるような優しさと穏やかさに満ちています。

色を添える曼殊沙華の赤

さて、実は中津川は「栗きんとん発祥の地」の一つ。駅前には発祥の地碑があり、そしてあの甘い匂いがお店の外まで漂ってきます。

同じく駅前の一画には「木曽五木」が植えられており、ささやかな木陰を作っています。

「木曽五木」は、江戸時代に尾張藩により伐採が禁止された木曽谷の五種類の常緑針葉樹林木。「ヒノキ・アスナロ(アスヒ)・ネズコ(クロベ)・サワラ」、そして中津川市の木「コウヤマキ」を指します。自分たちの目と鼻の先にある木材を切る事が出来ない・・切り出して売れば糧が得られるのにできない・・随分と酷い制度です。

落合宿から馬籠に至る県道7号線の一画に広葉杉の大木があり、その根元に「法華塔」と彫った石塔があります。傍らの駒札には「道路下の河原は「賽の河原」と呼ばれ、「桧一本、首ひとつ」といわれた江戸時代の頃の刑場の跡と言われ、その刑場の露と消えた人々の供養のため建てられたともいわれている。」

🙏🙏

中央自動車道・恵那SAの壁画は、浮世絵師『歌川広重』により描かれた浮世絵木版画「木曽海道六十九次の内:中津川」

「木曽海道六拾九次之内:落合」

中津川市山口、美濃路と木曽路の国境にある「道の駅・賤母」。記念スタンプは、道の駅に併設された「東山魁夷・心の旅路館」に因んだ版画作品と「ごへーもち」

地元の特産品や手作りの「杵つき大福餅」、「地元産そば粉のそばまんじゅう井」・・・そして、思わず手に取ってしまう「ごへーもちのたれ」😅

亀さんの口からあふれる水は、かって木曽路を歩く旅人の喉を潤したものと同じでしょうか?水の美味しい土地は美味しいものの宝庫というのが私の持論。さてさて、何から買おうかな😊 

訪問日:2010年10月2日&2014年6月19日


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