明治政府の国費による開発事業「安積開拓・安積疏水事業」。郡山市の歴史を語る時、この事業は忘れてはならない存在です。武士の世が終わり、新しい国づくりが始まった時、東北開発の先駆けとして選ばれたのが、ここ郡山の「安積野(あさかの)の地」。江戸時代、宿場町として栄えた郡山。周辺には、肥料や飼料、薪等をとるための原野が残っており、それを開墾するため、猪苗代湖から水を引く「安積疏水(あさかそすい)の開削事業が進められます。実に、延べ85万人の人々が携わり、3年の月日を費やした大事業。この安積疏水の開削の決定を機に、5,000人の町の周辺に、約2,000人余の士族が全国から集い、国の威信をかけた大事業「国営安積開拓(あさかかいたく)」が動き始めました。仔細は「安積開拓・安積疏水」へのリンクをクリックして下さい。
なお「安積開拓・安積疏水」は、「未来を拓いた『一本の水路』ー大久保利通❝最後の夢❞と開拓者の軌跡 郡山・猪苗代ー」として日本遺産に認定されています。
郡山市キャッチフレーズは「ひらけ 未来へ こおりやま」
昨日に続いて郡山市のマンホールは「磐梯山」を背景に、「猪苗代湖」、手前に「馬入新田の水芭蕉」がデザインされています。
「開成山公園」と「市章」がデザインされた農業集落排水マンホール。
「郡山公会堂」と、「市の木・ヤマザクラ」「市の花・ハナカツミ」がデザインされた空気弁。
郡山公会堂
「市の木・山桜」がデザインされた仕切弁
「市の花・ハナカツミ」がデザインされた仕切弁
「市の鳥・カッコウ」がデザインされた仕切弁
昭和42年(1967)4月1日制定制定の市章は「昭和5年に制定され、改めて制定。「山」の字の小篆(しょうてん)を図案化したもので、藩政時代から郡山代官支配下の「郡山」の標識として長い間使用されてきたものです。」公式HPより
「空気弁付き消火栓」は初見です。
電気
郡山市イメージキャラクター『がくとくん』と妹の『おんぷちゃん』。郡山市を「日本一魅力あるまち」にするため、毎日がんばっています。
撮影日:2015年6月25日&2015年6月26日
------------------------00----------------------
マンホールカード・頂きました
2016年8月1日、第2弾として全国40自治体で44種類(累計64自治体74種類)の マンホールカードの配布が 開始されました。「郡山市B」のマンホールカードは、「郡山市湖南公民館」でいただけます。
1997年に設置開始されたマンホールには「磐梯山」と「猪苗代湖」、「水芭蕉」がデザインされています。
「郡山市湖南町の下水道は、「特定環境保全公共下水道」といって、 猪苗代湖の水質改善を目的に、2002年に共用開始しました。その環境への想いを込めて制作したのがこのマンホール蓋で、勇壮な姿の「磐梯山」と 天鏡湖と呼ばれる「猪苗代湖」を背景に馬入新田の湿原に群生する清楚な花「水芭蕉」を表現したものとなっています。湖南町の観光名所のひとつ 「布引風の高原」に聳え立つ風力発電は圧巻の一言で、そこから臨む猪苗代湖と磐梯山も絶景です。加えて、日本遺産に認定(2016年4月)された 猪苗代湖を水源とした「一本の水路」のストーリーには、安積開拓に懸けた先人の夢が偲ばれます。」