車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

篠山市内~ふらっと街歩き in 兵庫県篠山市

2023年07月09日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・兵庫県

篠山市北新町。篠山市街歩きのスタートは、城下町篠山観光の拠点施設として活用されている「大正ロマン館」から。

建物は、大正12年(1923)に旧・篠山町役場として竣工され、1992年に役目を終えた後、内部の改修を経て翌1993年に「大正ロマン館」の名称で開館。

歩兵第70連隊の兵舎にならったレンガの腰台、屋上にそびえる火の見櫓。大正モダニズムの面影と、丹波篠山の特産品が味わえる場所として観光客に人気の場所です。

車寄せ玄関で愛想を振りまくのは、日本六古窯の丹波焼で作られた「デカンショモニュメント:デカ坊」。デカ坊は篠山名産の黒豆から生まれたキャラクター。毎年8月15日、16日に篠山城跡周辺で開催される「丹波篠山デカンショ祭」が楽しみで仕方ないのです。

「河原町妻入商家群」として、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された河原町地区・・・・歩いた筈なのに記憶が・・画像が少ない(^^;)

丹波篠山市呉服町に店を構える「鳳鳴酒造(株) ほろ酔い城下蔵」。築210余年の本社蔵と蔵元の西尾邸を改装、整備して、2001年に酒蔵見学施設としてオープン。2003年には、鳳鳴酒造本社の主屋・仕込蔵などが国の有形文化財に登録されました。

随分と立派な、神功皇后と武内宿祢の武者人形に出迎えられて、いざ、酒蔵へ。

丹波杜氏の伝統を今に伝える酒蔵見学、展示された道具や歴史を重ねた酒蔵の佇まい。完全下戸の私ですが、目に映るものすべてが貴重で興味深く、心に残る時間を体験させていただきました。

丹波篠山市魚屋町に店を構える「小西のパン」。今回はこちらで美味しいと評判の「黒豆パン」をお土産用に購入。お土産用の筈なのに、あまりの良い匂いに負けてつまみ食いをし、もう一度買いなおしに戻る羽目に(笑)

黒豆パンにも使われる「丹波黒大豆」。古くから“川北黒大豆”“波部黒大豆”の2系統があり、時の幕府や宮内省御用達品として知られていました。篠山市黒岡のJA丹波篠山の直営店の一角には「丹波黒大豆発祥の地」碑が建立されています。

丹波篠山市の冬の味覚は何といっても「ぼたん鍋」「ぼたん=猪肉」の事ですが、では何故ぼたんと呼ぶのか。実はこれ、獣肉禁制の名残なんですね。寺社の彫刻:絵画に使われる「唐獅子ぼたん」。この唐獅子のししと猪(イノシシ)のししを勝手にイコールにして、「獅子に牡丹」が「猪肉=ぼたん」となったのです。

「ぼたん鍋」の発祥の地として有名な丹波篠山市、メイン通りには、猪肉を売るお店、食べさせるお店が沢山あります。

私は間違っても食べる事はありませんが(笑)、美味しく食べられたいのししさんは、「猪突猛神」様として、大切に祠に祀られています。

こちらには「子孫繁栄・安産」の御利益があるという「おいのし様」が鎮座されているそうです。祠の扉は固く閉ざされており、御神体は拝見できません。

丹波篠山市東吹上の篠山川に架かる「渡瀬橋」は、通称「イノシシ橋」。季節に応じた花飾りやしめ飾り姿に遭遇する事があり、私のようなもの好きを喜ばせてくれます(笑)

丹波篠山市安田、国道173号線と372号線が交差する左端に空を覆うようにそびえる巨木。篠山方面に来るたびに気になりながらも一度も立ち寄る事のなかった場所でしたが、やっとその機会を得ました。

「県指定文化財:安田の大杉 この杉は「甚七森」と言われる杉の大樹で、川原の住吉神社の末社貴船大名神の境内をおおい、遠くから見ると森のように見える。高さ33m、根回り13.2m、目通周囲幹周8.4m、推定樹齢700~1000年、樹勢旺盛で学術的にも価値が高いと言われる」現地案内より

訪問日:2007年7月7日&2009年5月30日&2017年9月4日

 

コメント (4)
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