虹彩瀑布の観光、そして簡単な昼食の後は、沙里山渡假飯店で日帰り入浴。
温泉街の真ん中にあり、日帰りで、それも水着無で大浴場が使えるのはここだけのようです。
土曜日の午後、ふらっとやってきたお客さんたちが部屋の値段交渉しています。
小さな島国台湾、、でも、山地はとても深く高く広いので、見どころも多いんですね。
地図だけ見ていれば、どこへでも行けそうですが、台湾の山間部は地勢に通じた人と一緒でないと難しいです。
話は、温泉に戻ります。
このホテルの7階にあるのが、男女別露天大浴場と個室式浴場。
大浴場の通路にロッカーがあり、その奥の更衣室の中に、鍵のついたロッカーがあります。
ここは、水着を着ても、着なくてもどちらでもいいそうです。
昼の2時ごろ、山の天気は薄曇り。
気温は、23度前後。温泉の温度は39度。山風が吹き渡るので、最初は寒くて、お湯の中にじっと浸かって体を温めました。湯の華がたくさん浮かんでいるのですが、さらっとした無色無臭の弱アルカリ性の炭酸泉。源泉は49~60度くらいといいますが、ここから出てくるお湯は、そう熱くなく(看板によると、45~48度)、露天なので、水温が低いのでしょうか。なるべく熱い場所を探しつつ、首までじっくり浸かって30分もすると、体の芯まで温まったようで、山を吹き渡る風も、寒さを感じない程度に。
温まり感が少し物足りないようではありましたが、台湾の中央山脈の山々を眺めながら、さわやかな風を感じて入る温泉は、また格別。
7階には、大浴場の他に、もう一つ、個室式温泉もあります。
ここが休憩所。ここの横に個室は10数部屋。
ここから温泉街が見下ろせます。
個室。指定されているわけではないので、自分の気に入った個室を利用できます。三角形の個室や窓のある個室もありました。
細長い空間。ドアを閉めてしまえば、水着無でもok。
ここは、熱いお湯を出していくと、かなり熱い温泉も楽しめます。
ただ、この中で着替えるのは、足元が濡れているし、熱い蒸気で持ち物も湿りそうなので、テクニックが必要です(って、どんなテクニックと聞かれそうですが。)
台湾で温泉旅行に行くときには、水着、スイムキャップ、シャンプーリンスやボディーソープ、マイタオル、防水の大小の袋、クロックスのような履物か、ビーチサンダル。マイ桶(バケツ型でもOK.入れ物代わりにもなるし、案外使い道があります)。ゴミ袋もあれば、これを下に敷いて、その上で作業もできます。これらを準備していけば万全でしょう。
台湾の温泉は、裸で入れる大浴場が増えてきたとはいえ、お風呂自体の設計や更衣室に関しては、日本人にとって使いにくいと感じる部分も多々あります。でも、それも台湾の温泉文化と割り切ってしまえば、それなりに快適です。
「沙里山渡假飯店」
住所:南投県信義郷東埔村開高巷74号
電話:(049)270-2988
近日中に、台中発着の東埔温泉日帰りツアー(1名様から催行)を開始します。気軽に楽しい日帰り温泉&観光を楽しめる内容を調整中です。お楽しみに。詳しくは「東鴻旅行社 HP」をご覧ください。
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