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台湾台中おせっかい日記

2001年に台湾の台中へやってきた日本人女性が、好奇心丸出しで探した台湾グルメ、文化、風景をつづります。

客家板條の作り方

2011年04月09日 | 台湾の生活

写真の板條は、「九鼎軒」で買ったものを、私が調理しました。見た目、きれいに仕上がらず、残念な結果になりましたが、味は、なかなかです。

 
材料「九鼎軒」の板條セット(2人前)150元。賞味期限が2日間です。
冷凍して解凍すると、板條の食感が悪くなるので冷凍不可です。


フライパンに油を入れ、写真一番左にある「肉燥醤」をいれて、軽く炒めます。
お肉とにしいたけが入ってます。


水を100㏄ほど入れて、そこに板條を入れて、ほぐします。


水分が少ないと思ったら、少しお湯を加えて調整してください。
いれすぎると、板條がやわらかくなりすぎて、食感が悪くなるので、注意です。


ついてきた台湾セリの小口切りと客家油葱をいれ、味が足りないので、少しお醤油(或いはだし醤油)を入れて味付けします。


板條は米粉でできているので、水分を吸い易く、ぶつぶつ切れてしまうので、食感を大事にするためには、材料を出して準備し、手際よく炒めていきましょう。

くれぐれも途中で写真を撮らないことが、おいしくきれいに作るコツです。

 苗栗や新竹では、油桐花が咲き始めました。可憐な白い花吹雪の中を散策できるのは今だけです。三義の観光スポットと牧場、南庄と獅頭山の散策の1日コースをアップしました。お天気のいい日、気の合うお友達や家族で出かけてみませんか?前日の午前中までの申し込みでも間に合います。

「東鴻旅行社」 http://www.t-holiday.com/taiwan/tw-tour-top.html

 


取材してたら取材されました

2011年03月22日 | 台湾の生活

今日の午後、趣味と実益を兼ねて時々お手伝いする日本語メディアの取材のため、家の近所の「無老鍋」へ行ってきました。
  

いつもどおりに、Mさんと、去年、台中にお嫁に来たM美ちゃんの3人で、あれこれ食材のことを語りながら、あまりのおいしさに、頼んだ鴛鴦鍋をほとんど食べ終わろうとしていたころ、カメラマンがこちらへ、、、。

(カメラ)「あの、日本人ですか?」
(私)「はい、そうです。日本語メディアの取材のため、食べてました。」
(カメラ)「日本から取材ですか?」
(私)「日本人ですが、今回、日本から来たわけではありません。」
(カメラ)「取材の様子を撮影していですか?」
(私)化粧もそこそこ、髪もボサボサ、服も中途半端だったので「私を写さないという条件なら」

と、レポーターのお姉さんの質問を受け、あれこれ話しておりました。
いつ報道されるかどうかも聞かず、会社へ戻り、遅く帰宅したら、
(夫)「今日、『無老鍋』に、取材いったの?」
(私)「えっ、なんで知ってるの?」
(夫)「10分前、テレビのニュースに出てた。Mさんもいっしょだったでしょ。」

       

東森新聞台(台中 51チャンネル)でしたが、東森財経新聞台(台中 57チャンネル)でも、出たようです。また仕事で出かけて、9時に戻ったら、そのとき、ほんの2分ほどですが、私たちの取材の様子が放送されました。自分を画面越しに見るのは、なんとも不思議な気分ですね。
これから、お出かけするときは、身なりをきちんとしていかなければ、、、。

台湾では、去年も、友人のレストランで食事をしていたら、取材チームが来て、日本人だという理由でインタビューされました。韓国レストランでしたけど。

 

 

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台中三越 「LAURA ASHLEY」 バーゲン

2011年03月10日 | 台湾の生活

台中地域にお住まいの方で、「LAURA ASHLEY」の洋服が好きな方に朗報です。

2011年3月20日から4月6日まで、改装するため、ワゴン、一部商品が、60%OFF。3件以上だと、70%OFFです。去年のシリーズのものやサイズが大きいものが多かったりしますが、堀だし物もあります。

そのほかの商品も、3月19日までは、20%OFF。VIP会員の誕生月の特典でも最大15%OFFなので、これはお得です。

台湾の飲物もいろいろですが、ブルックスのコーヒー(ドリップパック)や、商品は、台湾人の友達、同僚にも大好評です。海外発送してもらえるのですが、なぜか、台湾へは発送できないので、これをおみやげに頼まれることしばしば。
台湾へ遊びに来るときのおみやげにお薦めです。
この味は台湾にはありそうで、無いのです。

お申込は、左のBROOKSのバナーをクリック、ポチっとな♪3月31日までの限定お得な商品です。

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福徳正神の誕生日

2011年03月07日 | 台湾の生活

昨日は、農暦の二月二日。台湾で一番信仰されている福徳正神の誕生日です。
福徳正神は、土地公ともいい、地域によっては、女性で土地婆の姿で祀られているところもあるようです。地域の廟にも祭られていますが、家庭や職場でも、神棚があって、そこに祀られているので、毎日、お水を取替え、線香を上げます。
日々の生活を守っていただく神様です。
               

私が暮らす地域の土地公廟へ、お供え物を持って、家族でお参りに行きました。
何でも、今日の午後2時から4時の間にお参りをしなければならないと専門の暦に書いてあり、さらには、この日、お供え来るものも指定されていたので、昼、買出しに出かけました。

①リンゴ3個 みかん3個 バナナ1房
②發糕
③鶏1羽
④お酒
⑤潤餅

果物類は簡単に買うことができます。リンゴは、日本からの輸入の蜜リンゴを奮発。みかんは、茂谷という甘味の強いもの。バナナは南投産のものです。

發糕は、家族に人気がなく、食べてもらえない恐れがあるので、『滋養蛋糕烘焙坊 』のスポンジケーキ(8寸)を。考えることが同じ人は多く、お店には多くの人が買いに来ていました。今日は特別なので、お供え用として、切らないで丸いまま、上には「寿」のはんこを押してもらいました。(2009年3月6日の記事参照してください)

鶏は、丸ごとゆでた鶏1羽を買っても食べるのもたいへんなので、ケンタッキーの烤鶏で代替。

お酒は、先日父が日本から持ってきた月桂冠のワンカップ。日本の清酒も気に入ってもらえるといいのですが。

潤餅は、近所で売っている場所に行ったものの、夕方ごろからでないと店はやっていなくて、思い出して清明節(寒食節)にみなが買いに行く「楊清華」まで行ってみたものの、なんと日曜日はお休み。ということで、ケンタッキーのメイキシカンタコスで代替とも思ったけれど、土地公様がたは、柔らかくて甘いものがすき。そんな激辛メキシカン料理なんて、無理だろうと思い、今回は潤餅はパス。

我が家のお供えはこんな感じとなりました。ミルクティーもサービス。

               

               

               

500元で發財燈を申し込みます。内部に自分の名前が書かれた灯明(ランプ)が飾られます。

    200元

廟の横では、玉蘭花と蘭の花びらをあしらったお供えも売っています。

            
神様達の楽しんでいただくための布袋劇。台湾語なので、いまいちストーリーがわかりません。

お参りして、金紙を燃やし、廟の世話役の人たちと、お茶をいただきながら、あれこれ話し(毎回「日本にも土地公はあるのか?拜拜するのか?」と聞かれます)、暖かな春の午後は過ぎていきました。

土地公へお参りするのは、日ごろの生活を守っていただくこと、平穏に暮らせることへの感謝をするため。商売を助けていただく、学業(試験など)で実力が出し切れるよう守っていただくという、自分の日ごろの気持ちを振り返る場所のようでもあります。

先日、空港で手にして買った本ですが各宗教の基本的なことが分かりやすく書いてあって、現代の国同士の関係や、ものの考え方が違うということがわかって、目からうろこでした。いろいろな国の人とお付き合いするには、知っておいたほうがいい内容がいろいろあって役立ちます。

世界の宗教が面白いほどわかる本 (中経の文庫)
加藤 智見
中経出版

2011年 台中市燈会~ランタンフェスティバル~

2011年02月13日 | 台湾の生活

2月17日の元宵節をはさんで、2月11日(金)から2月20日(日)まで、台中市(2010年12月25日より、台中市と台中県が合併し、台中市となりました)の観光旅遊局主催で、「2011年中台灣元宵燈會」が開催されています。

今年は、兎年。ということで、メインキャラクターに選ばれたのは、プーさん一家のラビットではなく、不思議の国のアリスに出てくる白うさぎ(愛麗絲寶貝兔)です。

この白うさぎと台中のファンタジックな旅(台中奇幻旅程)をしようという構想のもと、メイン会場となる、文心森林公園で11日の開幕の花火で幕を明けました。

  5メートルくらいあるメインランタン。
テレビの取材に答えていた市民の感想「ねずみかと思った、、、。」
ちょっと同感

            

公園東側エリアには、芸術家、作家の方の作品群が並んでいます。
今年は、例年に比べ、このメイン会場のランタンの数が少ないようです。

 メイン入り口のトンネル。
ここを抜けたら、台中ファンタジックツアーの始まり、、という設定です。

 今年無料で配布される兎の吊ランタン。
3箇所の会場で、毎日、夕方5時から受付開始で並び、6時から無料配布しています。5000個なので、早めに行って並びましょう。今年は23万個配布予定です。

  
1個200元の手作りランタン。LED灯なので、きれいに発光します。

文心森林公園では、北側エリアに、「台湾伝統芸術エリア」を設け、多くの出店がありました。

 台中室内合唱団のコンサート

  
台湾の昔ながらの人気のおやつ。クッキー、揚げ菓子類。どれでも混ぜて300gで60元。

 
樟脳のエキスは虫除けにいいそうです。

 紙粘土細工。1個290元。

 パン粘土でできたキャラクター。

 ここで作り方を指導してくれます。

 光るカチューシャ。50元。

   
観光地でよく見る「龍鬚糖」。中には、黒ゴマ粉末とピーナツ粉末をいれます。

 見飽きない職人技。

      他にもいろんなお店があります。

そのほかにも、メイン会場のステージでは、伝統芸能ショー、音楽会、子供向けキャラクターイベントなど、毎晩さまざまなショーで雰囲気を盛り上げています。

  「2011年中台灣元宵燈會」
        開催日時:2011年2月11日(金)~20日(日)
           会場:文心森林公園、臺中公園,豐原葫蘆墩公園
     活動内容URL:   http://citytalk.tw/event/index.php?e_id=130671
        

 

 

 

 

 

大主燈區在文心森林公園,並加入豐原燈區葫蘆墩公園及水舞燈區台中公園、台中港路二段的沿線


2011年 春節飾りと民国100年記念紅包

2011年02月09日 | 台湾の生活

先日、桃園国際空港の出国手続きで、むすこが紅包をもらいました。
18名で出掛けたのですが、なぜかむすこだけもらったようです。

         
   (表側を開いた状態)             (内側を開いた状態)   
                            内政部入出国及移民署よりと書いてあります。


       
             (中に1元硬貨が貼り付けてありました)

次に、搭乗ゲートそばのチョコレートの店で飲み物を買ったら、店員の小姐が、またまたむすこに紅包をくれました。

         

         

       これは、昇恒昌免税店よりと書いてあります。これも1元つき。

今年は、中華民国 建国100年の記念年ですから、これからも各地で100にちなんだイベントや売り出しがあるでしょう。

今年台湾へこられる方は、「100」をさがしてみましょう。
100元札は、裏に小さく、「慶祝中華民国建国一百年」と印刷されています。

                 
                自宅マンションロビーの飾りです。

                  「新年快楽! 鴻兎大展!」


台湾のおふくろの味 劉太太の「鹹湯圓」

2010年12月31日 | 台湾の生活

2010年最後の日曜日の夕方、前駐日大使夫人にお誘いを受けたマダムHが、私とNさん、Kさんも誘ってくださって、台中の西北の大坑にある劉太太のお宅で開かれた「冬至の湯圓の食事会」へ行ってきました。

この日は、日中はお日様も出て、日なたは暖かく気持ちいい小春日和でしたが、夕方になり、お日様が沈むと、10度以下。そんな寒い日、劉太太の手作りの「麻油鶏」と「鹹湯圓」が、胃袋から体全体を暖めてくれました。

 「麻油鶏」(マーヨーゲー:台湾語)
ごま油と米酒、ひねしょうが、鶏肉で作った滋養鍋。劉太太のものは、とうもろこしが入っていて、味にやわらかさを出していました。

 「鹹湯圓」の中身は、豚肉、干し蝦、j干ししいたけ、揚げたまねぎ等。香ばしく、深い旨みにはまり、8個も食べてしまいました。青菜は、春菊の1種で、「打婆菜」という名前のものです。なぜ、「妻を殴る菜っ葉」という怖い名前かというと、火を通すと、料がすごく減って、だんなさんが、「こんなにたくさんお金を出して買ってきた菜っ葉が、たったこれだけなのか!本当はなににお金を使ったんだ?」と言って妻を殴るからだそうです。一昔前ならほんとうにあったかもしれない話ですね。

  写っていない場所にも、大勢のお客様がいらっしゃいます。食事の後は、スペイ音で活躍されている戴画伯のスペインやヨーロッパ、EUの過去と現在、そして、アジアのこれからなど、話が弾みました。

 テーブルの上にも料理がいっぱい。

ホストの劉先生も、劉太太も、さりげなくもてなしてくださって、お客さん同士の話も次々と展開していきます。案外、知合いの知合いだったりして、世間は狭いという話も。

会話の中で、日本人から見た台湾の不思議や面白かった異文化体験の話を請われたので、食事に関する思い出を披露しました。

結婚して間もないころ、昼食を作り、食べていたら、夫の友人が近くに来たから、今から部屋に来るというのです。「聞いてないよ~」と思いながらも、5分でくるというので、あわてて、食べかけていた食事をすべて片付け、何ごともなかったように、出迎え、お茶をだしました。

夫の友人夫婦は、「食事しましたか?(吃飽了嗎?)」と聞くので、「ええ、もう済ませました。」と答えたのに、横で夫が、「今食べてたところだけど、君たちが来たから、妻が食べかけの食事を全部片付けたんだよ」と言いました。そうしたら、「ええ、そうなの?じゃあ、続けて食べてよ。」というではないですか。

そんな、お客様が来ているのに、食事できないでしょう、、、。
食事時に人の家を訪問すること自体驚きでしたが、食事していても気にしない習慣だったのですね。反対に、本来ならば、「一緒に食べませんか?」と聞くのが、正しい対処だったようで、冗談で、「君の日本人の妻は、ケチだねえ」と言われたのを覚えています。

この話を聞いたお客様達は、一様に笑いながら聞いておられましたが、日本人妻の反応に、そのときの夫の友人同様、案外驚いたようです。

今は、私も慣れたもので、一緒に食べませんか?とは聞かないものの、食事時にこられても動じることはなくなりました。もっとも、お見せできるようなものを食べていないので、食べていたものを隠し、お茶菓子にすり替えるという裏技を使います。

今年も台湾や日本、そのほか訪れた国で、いろいろなおいしいものをいただきましたが、どんなご馳走にもかなわないのが、母から子へと、何代にも渡って受け継がれた「おふくろの味」ではないでしょうか。この劉太太が、自分の母の母の母から伝えられたという「鹹湯圓」は、台湾の味、そのものであり、どんな豪華な料理よりも、「おいしい」と感じる料理でした。

1年の締めくくりに、こんなおいしい「鹹湯圓」をいただけて、素敵な人たちとおしゃべりできたことに感謝です。

本物の台湾の味、本当の台湾を紹介するため、2011年も、好奇心と行動力をフル活用し、調べて行きますね。

今年も「台湾台中おせっかい日記」を見に来てくださってありがとうございました。ブログを通して、多くの出会いや発見がありました。2011年も、引き続きよろしくお願いします。

  新年快楽!兎年吉祥!


今日から新しい台中市

2010年12月25日 | 台湾の生活

今日、2010年12月25日、台湾では、5つの自治体が、新しい体制で始まります。
(台北市、新北市、台中市、台南市、高雄市)

私の暮らす台中市も、今日から新しい庁舎の運用が始まり、以前の台中県の町村と台中市が1つの市となります。

昨夜は、その新しい庁舎で、クリスマスイブのミサ(平安夜)のイベントがありました。

 夜10時半です。本格的なミサのようで、クリスチャンのみなさんが静かに祈りをささげられていました。

    

巨大なLED燈で装飾されたツリー。中に入れます。常にひぁりが動くので、視覚神経がおかしくなり、目が回ります。この下や小屋を潜り抜けるミニ列車があるようです。この時間はすでに得業を終わってました。

      

市庁舎の後ろ側。七期の三越あたりがきれいにライアップされています。
10年前には、想像もつかなかった風景が展開されています。

  

  

金典酒店の出品作。ジンジャークッキーで作られた新市庁舎。

  

かわいくて、でもおいしそう。

今日、明日(25日、26日)も展示されていると思うので、お近くにお住まいの方、是非お散歩が寺、新しい市庁舎へ。


2010年12月8日 李登輝先生米寿を祝う会 

2010年12月09日 | 台湾の生活

昨日、台北のロイヤルタイペイホテルで、日僑台日文化交流会主催の「李登輝先生米寿を祝う会」に出席しました。

台北はもとより、台南、台中、日本からもお祝いする日本人が160名ほど集まり、和やかで楽しいお祝いの会になりました。

会の最後には、グループ毎の記念撮影もあり、その際、ちゃかり李登輝ご夫妻と写真を撮らせてもらいました。テレビや講演会で見る時の先生は大きなオーラを放たれているようで、近寄りがたいのですが、いざ隣に行ってみたら、やさしい米寿を迎えたおじいちゃまという感じで、一言二言短い会話もできて、感激でした。

この会では、また多くの出会いがありました。

 
(左)台北の「小料理屋 北村家くるみ」のご主人であり、映画監督もされている北村さん。
(右)台南で中国茶を教えていらっしゃる高橋真理子さん。真理子さんとは、お互いの夫が元同僚で、8年来の知合いなのですが、なかなか会うことができず、実に8年ぶりの再会でした。中華茶藝聯合促進會(台南會)のメンバーでもあります。

 台湾ではかなり知名度がある「大口吃遍台湾」の製作者でもありレポータでもある「阿松(MATSU)」さんもとなりのテーブルにいらして、台中のレストランや、そのほかの話で盛り上がりました。以前彼の講演会を聞いた知人が、「生で見たら、すごくかっこよかった」と言って興奮していましたが、たしかに、さわやか青年ですてきな方でした。

今後は、MATSUさんと、台湾のグルメ、食文化以外にも、いろいろな方面から台湾や日本を紹介する仕事を計画できたらいいですね、ということになりました。

 台湾では、結婚式などでは、食事が始まる前に、湯圓が出てきたりしますが、この日は、日本風にお赤飯のおにぎりが先に出てきました。
まだ出席者も集まっていないときで、最初、一緒に参加したマダムHと、「きっと、これは日本の結婚式と同じ(私のふるさとの辺りでは、結婚式で出た鯛の焼き物とお赤飯の折り詰めは、その場では飾るだけで食べてはならず、持ち帰って家族へのおみやげにするものとされています)で、後でお持ち帰りするために、飾ってあるから食べちゃだめですよ。」などと解釈し、そのままに。でも、隣のテーブルでは、みなさん、食べ始めています。そう、ここは台湾、テーブルに食べ物をずっと飾っておくわけがないですね。食べるために出された赤飯でした。


台湾でパーティ  風船デコ

2010年11月18日 | 台湾の生活

台湾では、結婚式や、卒業式、周年記念事業パーティ、さまざまなパーティの会場で、風船デコをするのが主流です。ホテルやマンションのロビーなどだけでできるデコレーションだと思っていましたが、自宅に来てもらって、飾りつけもしてくれます。

ある日、Mさんから、娘さんの誕生日にサプライズで風船デコで室内装飾をしたいという相談を受けました。知合いのホテルのスタッフに紹介してもらったのが、「匯陽気氣球專賣店~Balloons~」でした。

まずは、室内の下見と飾りつけの見積をしてもらう為に会場になるMさんのマンションの自宅へ来てもらい、どこをどのように飾るかを相談します。1つ1つの風船に値段があるので、それを足していきます。

まず、天井ですが、Mさんの希望で、たくさんの風船を浮かべて欲しいということで、こんな感じに。ただし、この場合、次の日には、中のガスが少し抜けてしまうので、パーティの本番日には、全体的に20センチほど下がってしまうとのこと。実際、下がってしまったそうですが、それはそれで面白かったそうです。

くまのぬいぐるみの上にある大きな紫色の風船を専用の針付き棒でツンとすると、割れて中から紙ふぶきが出る仕掛けです。

  この☆風船の一番上のBIG☆には、中に又☆が。(800元)

 アイスの形のアルミ風船。(250元)

 こんな感じで風船をつくり、飾り付けていってくれます。

 壁に「HAPPY BIRTHDAY」のプレートも。これは、空気を入れるものではないので、何度でも使えます。

飾りつけは、約40分ほど。自宅にあるぬいぐるみや飾りを利用することもできるので、費用は3000元以内に収まりました。

学校から帰ってきてドアを開けた瞬間、娘さんは、すごく感動したそうです。次の日は、お友達も呼んで、誕生日パーティも。

ヘリウムガス入りの風船デコは自分でするには大変な手間ですが、台湾では、案外、お手軽な値段でこういうデコができます。
そろそろクリスマスに新年です。
ご家庭で、例年と違う飾りつけで楽しみませんか?

「匯陽気氣球專賣店~Balloons~」
         住所:台中市崇徳路二段228号
         電話:04-2243-2288  FAX: 04-2241-7672
         URL:http://www.partystar.com.tw
         写真の頼さんの携帯:0939-797797