広島で芝居を楽しむためのブログ

広島での観劇レビューや日々思うこと徒然と。芝居で生の驚き、生の迫力、生の感動を多くの人に知ってもらいたい。

地方劇団への手紙

2005年06月07日 | 舞台について
う~ん、観劇レビューで気になったのですが
ちょっとマイナス面を書きすぎのような地方劇団公演。
少し厳しいかなぁとも思わないでもないですが、
べた褒めじゃ身内だけで喜んでいる同人活動と変わらない。
もちろん一部のマニアのためのものであることが
前提であれば何もいうことはありませんが。
そんなところが目標ではないと思っていますから。
少なくとも多くの人に広島で舞台を見てもらうことを考えると
当たり前のことしか書いてないつもりです。
例えば今の状況で舞台を初めてみる人たちに
自信を持ってすすめられるでしょうか。
おもしろかったと喜んでもらえ、次につながると思いますか。
今のままでは正直それは難しいと思います。
初めて見たけどおもしろいといっている人
もたくさんいるなんて反論がたぶんくるでしょう。
でもはたして本当なのでしょうか。
チケットを買って劇場まで足を運んでくる人、
それは間違いなく芝居に対して少しでも興味があった人なんです。
では利害関係のない芝居に興味をない人に今の舞台を見せてください。
なんという感想が返ってくるのでしょうか。
いや見せなくてもたぶんその結論は誰もがわかっているはずです。
もし本当に観客を増やしたいと考えているならば
初めての人でもわかる、おもしろいと思える
舞台作りの配慮が必要なのではないでしょうか。
舞台が一部の人のものではなく日常の一部になるためには。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿