広島で芝居を楽しむためのブログ

広島での観劇レビューや日々思うこと徒然と。芝居で生の驚き、生の迫力、生の感動を多くの人に知ってもらいたい。

今はやりのワークショップって?

2005年03月31日 | 日常あるいは平凡な日々
爆笑問題のススメに鴻上尚史がでてた。

鴻上尚史といえば鴻上尚史のオールナイトニッポン。
学生のころ深夜一生懸命聞いていました。
それがきっかけで舞台というものを知り
演劇論や脚本を読んだりした記憶があります。

最近鴻上尚史はワークショップという言葉を連発する。
コラム連載中のSPAでもよくでてきます。
この場合、演劇ワークショップですが、
世間的に認知度が高いのは研修や講習会で
行われているワークショップではないでしょうか。

わかりやすく体験するっていう意味においては
良い方法だと思いますが、
次の段階へ進むためであればかなり難しいと思います。
やはり遊びから入ったものは出口も遊びなんです。
もちろん最終目標がふれあいや体験であれば問題ありません。

何度かワークショップを体験したり
企画、運営などもしたりしましたが、
効果的に次の段階や具体的事項に結びつける方法が
いまだによくわかりません。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
企画、運営! (おけい)
2005-04-01 22:18:15
ワークショップの企画、運営をしたっていうのが凄いじゃん。

そっちのことを詳しく聞きたいな。
返信する
詳しくは話せませんが(苦笑) (ダン)
2005-04-01 23:40:23
もちろん、演劇のワークショップの経験ではありま

せんのでご了承ください。

でも、仕事なのでちょっと詳しくは話せませんが、

人を集めてのワークショップを開催したことが何度

もあります。もちろん、講師ではなく企画、運営の裏

方です。そして、対象は大人から子供まで様々です。

一般に演劇や音楽、美術などのアートだけに限らず、

人材育成ワークショップ・街づくりワークショップなど

ビジネスや行政・教育の分野でも盛んに行なわれて

います。うっすらとわかっちゃいます、そっち系です。



なぜ次のステップにつなげることが難しいのか

例え話ではありますが、お話しします。



 例えば、子供にパソコンに親しんでもらうための

ワークショップを企画したとします。インターネットや

ゲーム、そして、お絵かきなど楽しいことを何回かに

わけて遊びを通して体験してもらいます。ほとんどの

子供はパソコンは楽しいものだと認識してくれるでし

ょう。ここまでは大成功です。興味を持ってくれた子供

もいるでしょう。しかし、ここからパソコンの本質である

プログラミングやハードの理解を深めようとした場合、

おもしろくもない基本的な勉強(言語やハードのアーキ

テクチャー理解)をしなければなりません。せっかく楽し

かったパソコンが一転、難解な嫌な物に変わってしまう

危険性があります。これと似たようなジレンマが企画者、

運営者にはつきまといます。なにごとも本格的な部分へ

入ろうとするとき、そこには大きな溝が立ちはだかりま

す。何かいい方法はないかと模索しますが、ここは各

個人に越えてもらわないとならない部分です。お手伝

いはできますが、多くの方がやはり挫折してしまう部分

なのです。また、最初が楽しければ楽しいほど、その

“楽しさ:カタルシス”が当たり前となり、それがないの

ならばと簡単に離れていってしまう人が多々います。

 毎回、ここで良い方法はないものかとつねに模索し

ております。

 この“苦しみ”を越えるとさらなる“楽しさ:カタルシス”

があるのですがなかなかそれを伝えるすべがありませ

ん。どうにかして、次のステップに多くの人が進んで

もらえるように祈っています。



<蛇足>

 最後にワークショップの説明でパソコンはちょっと無理

のある例えですが、そのものズバリをやってしまうと仕事

に差し支えますのですいません。

 これじゃ、ただのパソコン講習に感じますが、実際は

班分けして班単位での検索内容や時間による共同作

業でランキング線をしたり、検索結果をまとめたり、ネッ

トゲームでのチーム戦、写真や絵画などを組み合わせ

た共同絵画制作などで目標をパソコン理解ではなく、

パソコンを利用した研修・人材育成のワークショップは

行えるのです。



 あいかわらず、長くてすいません。
返信する
ワークショップもいろいろ・・ね。 (おけい)
2005-04-02 00:02:10
演劇ワークショップは面白かったぜぃ。

なまの鴻上尚史体験もできたし。



演劇ワークショップの目的は、ずばり「異性にもてること!」。

シンプルな動機が最高です。
返信する
もてるためのワークショップ (電脳太郎)
2005-04-03 01:58:28
鴻上尚史は確かに見てみたいし

もてるためのワークショップも興味があります。



ふと思ったのですが、

電車男もある意味ワークショップだなぁと。



服の趣味を変える。

歩き方を変える。

話し方を変える。

仕草を変える。

デートスポットを勉強する。

相手の趣味を勉強する。



いろいろな人に相談し議論し少しずつ自己変革を行う。

少しずつの実践、その相手からの反応からつぎのステップへ。

ちょっとずつ変え反応を見ながら進んでいく。



ワークショップとは

一方的な言葉や知識の伝達でなく、

体験することによってお互いの交流を深め

そして何かを生み出す手法のことですから。

自分を出し、そして、自分を理解する。

相手を見て、そして、相手を理解する。

その中から双方向的な学びと

創造のスタイルを模索していくことなのですから。



己を知り、他も知る。そして互いを尊重できる。

隠れた問題を浮き彫りにし、かつ、解決してゆく。

そんな指名を持たされた手法なのでしょう。
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