MacBook Proのトラックパッドが不調です。
トラックパッドの枠内でクリック出来る部分が限られたり、出来なかったりと
なんとか使用はできるのですが、けっこう不便なので修理に出そうかと
考えていたのですが、即日修理できるわけでもなく
しかもほぼ毎日使用していることもあり騙し騙し使いながら
少し躊躇していました。
最近いよいよクリックができなくなってきたので
重い腰を上げて対処しようかと調べてみました。
海外サイトを検索してみると、Trackpadの部品だけ購入できることがわかりました。
以前メモリの増設の際に内部が単純であることもわかっていたので
自分で交換することにしました。
しかもeBayで購入できるようなので(海外購入の場合、私の中でこれが安心の1つになっています。)
早速購入してみました。
ここで購入しました。
購入処理をしてから10日程度で届きました。
(なぜか香港から発送されています。)
このような簡易包装で届きました。
MacBook Proの裏蓋を開けます。
(ネジの種類が違う部分があるので閉じる時には間違わないように。)
裏蓋を開けると写真でいうと下の部分の黒いバッテリーの奥に
トラックパッドの部分が隠れています。
バッテリーは3つのビスで止めてあるのですが、ここで少し問題が。
バッテリーのビスは少し特殊なネジになっていて通常のドライバーでは取り外し出来ないようになっています。
この三つ又のビスをマイナスドライバーやプラスドライバーで無理に緩めようとすると
ネジ山が潰れてしまいます。
これだけの為ですがAmazonでドライバーを購入しました。
バッテリーのビスと配線を外すと、その下からトラックパットの部分が現れます。
構造はとても単純ですが
トラックパッドの配線は薄い端子になっているのでこの部分は少し慎重になる必要があります。
トラックパッドの薄い端子を外して新しいモノに付け替えをします。
端子部分の裏側は両面テープがついているので慎重に剥がしながら外してきます。
トラックパッドを外すとこんな感じ。
その後トラックパッドを取り付け元に戻して使用してみても
以前とあまり変わらない状況。
ってことは、、、トラックパッドの具合ではないということ??
ちょっと焦りながら再度裏フタを開けて様子をみてみます。
クリックしてみたり、ひっくり返してみたりしてると
トラックパッドのクリックの深さの調整部分があることがわかりました。
下の写真の赤丸の部分です。
この部分を調整することでクリックの深さを調整できることがわかりました。
結構微妙にできています。
念のため交換前の故障していたと思っていたトラックパッドを付け替えて
赤丸の部分を調整すると、、しっかりクリックできます。
トラックパッドが壊れていたわけではありませんでした。
(折角海外から購入したのに・・・今後の在庫としてとっておきます。)
ちなみにこの赤丸のビスは通常のドライバーの山でなく星型になっています。
この部分ならなんとかマイナスの精密ドライバー等で調整できそうですが
微調整をしっかり行うのならば専用ドライバーを使用したほうがよさそうです。
苦戦したわりには、あっけないことであったのですが、
結果オーライです。
MacBook Proのトラックパッドのクリックの調子が悪い方は、交換部品購入の前に
調整ビスを確認してみては?
(なおバッテリー等を外すと保証の対象外となってしまうので自己責任でお願いします。)
ANEX 特殊精密ドライバー Y型 No.3470A | |
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ベッセル(VESSEL) パワーグリップ トルクスドライバー T8H No.B-5400TX | |
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