ホリデイ現役添乗員日記

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暑いトルコで、スキー場のような銀世界

2011-08-22 22:10:18 | ホリちゃんその他
ホリちゃんです。一服の清涼剤をお届けしましょう。ホリちゃんが帰国した日は、土砂降りの雨でそれから秋さながらに気温が下がりましたが、またまた、暑さが戻って来るという話し ここは一緒に、トルコの石灰棚と古代人のプールで水浴する人々の水着姿で涼むことにしましょう

   

パムッカレというトルコ語で「綿の城」を意味する世界遺産の古代都市があります。温泉保養地でもあって、温泉好きの古代ローマ人の頃から、温泉が利用されたようで、周辺にパムッカレ遺跡というローマ時代の遺跡もあるのです。

   

   

パムッカレ温泉で泳ぐのに、入場料を払って入る入口には、「古代人のプール」と書いてあります。欧米と同じで、温泉は日本人的ではないのです。水着を着けて泳ぎ、他の人と社交するアクティヴな場所です。ゆっくり、「湯船」につかって、その後浴衣に着替えて、酒を飲む保養の地というイメージとはちょっと違います。疲れを癒すのが、日本の温泉、それに対して、緊張感をもって疲れに行く社交場が欧米の温泉ですねでも、日本のスキーリゾートのような、温泉地を一歩出たら、一面の銀世界でもあるのです

   

白く見えるのは雪ではなくて石灰だという点が違いますが。そして、周辺はパムッカレ遺跡というローマ時代の遺跡の跡もあるのです。

   

ほとんど瓦礫と化した外側と違って、ヒエラポリス博物館には「オリジナル」がいっぱい残っています。このあたりに来ると、昔、世界史で習った、否、世界史の教室以外ではあまり耳にすることのない「小アジア」とか、「ペルガモン王国」とか、「アナトリア」といったノスタルジアのある懐かしい地名がガイドさんの口からボンボン飛びだします温泉と石灰との間には実はつながりがあって、気の遠くなる年月をかけて、凝結した温泉の石灰分があの見事な石灰棚の景観を生み出したのです。

   

遠くから見ると、人が小さな点に見えます。

   

よく見るとスキー場のリフトやゲレンデの景観とあまり変わりません。見ているだけで涼しくなります。

   

   

   

白とブルーのコントラストで光がさすと映える場所もありますもちろん、世界遺産ですから、ユネスコが金も口も出します。景観保護は国を挙げての事業です。石灰棚には遊歩道を設け、また、人が侵入していい場所では、靴を脱いで、裸足で入るのが原則です。

   

   

   

   

   

この努力で、あの「綿の城」の景観を保っています。少し滑りやすいところもあり、それさえ注意すれば、真夏でも涼しい、少し冷たい感触を味わえます。

   

石灰棚から上がってきて周辺を歩くとペルガモン王国時代の古代遺跡の跡が点在します。

   

   

   
   
城壁跡もあり、城壁内には古代都市の機能があった、神殿や、行政府や、アゴラ(市民の広場)や、マーケットがあったことが想像できますあらためて距離を置いてみると、麓から大地や雪山を見るような均整のとれた美しさです。そして、この地でみた日没は忘れない想い出として残るでしょう。

   

まだまだ暑いトルコですが、ホリデイツアーでは、エアコンのきいて、ゆったりしたデラックスバスで快適な旅が約束できます。一緒に涼みに行きませんか?

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