ホリデイ現役添乗員日記

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パーフェクトに見えたユングフラウ

2012-10-07 00:24:32 | ホリちゃんスイス
ホリちゃんですデイちゃんもよく力説しているように、添乗員たるもの、「旬」とよばれる「季節もの」添乗に一回は行ってみたいと常々思っていますたとえば、夏の北欧やスイスお天気に左右される怖さはあってもやはり行きたいこの前、9月の終わりにスイスに行ってきました。「旬」のシーズンからは少しずれています。また、出発前1週間のインターネットによる長期の天気予報も下り坂に入っていて、毎日、曇りと雨のマークばかりこりゃダメだ!と暗澹たる気持ちで出発しました。ところが、ツアー前半のドイツを回っている頃は、毎日雨に見舞われたものの、後半はお天気が持ち直し、ベルナーオーバーランド・アルプスを訪れる日は、これ以上ない「快晴」となりました

       

       

登山鉄道で上っていく途中が、これだけの快晴ですから、頂上の見晴らしも見事なものでした・こういうときのお客様は、「普段の行いがものを言った」とか、「お天気女が雨男に買った」とか、好き放題言って、上機嫌です。3454mのユングフラウヨッホの展望台でも、アイスパレスを存分に楽しむ余裕がありました。

       

       

       

ふつう、お天気が懸念材料になっているときは、こんなところより、「スフィンクス」だ「プラトー」だといって、外の展望台がやたら気になるものですが、この日は余裕です

もちろん、展望台に出ても、この景観です。

       

       

ホリちゃんは、ユングフラウとの相性は悪くない方ですが、「勝利」の基準は厳しく定めています。それは、①登山鉄道で上っていく途中の景観がきれいに見える ②ユングフラウヨッホの展望台では頂上が見える、この2つをクリアーしない限り、「勝利」には数えないのです。この「勝利」の基準をこの日は十分満たすものでした。上機嫌でみんな下山して、2000mのクライネ・シャイデック駅構内でとった昼食のとき、壁にユングフラウの昔の言い伝えを物語る面白いポスターがありました。

       

まず、「アイガー」とは、男性の名前です。

       

また、「メンヒ」とは、僧侶(お坊さん)のことです。

       

       

最後に、「ユングフラウ」とは、「若い女性」のことです。

壁画の「アイガー」という男性は、「ユングフラウ」の気を引こうとして、カクテルグラスを手にして流し眼をおくっています。「ユングフラウ」の方も、「アイガー」のお誘いに笑顔で答えようとしているのに、2人の間に立ちはだかった「メンヒ」が意地悪そうな顔をして2人の邪魔をしている、というストーリーです。

       

もちろん、伝説を離れて、快晴のもとに見られるアイガーはこんな素敵な「男子」です

       

メンヒも堂々として気高くすら感じ、ポスターの「意地悪じいさん」の面影はありません

       

そして、今日1日どこからも見えたユングフラウは「永遠の乙女」の如しでした。

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