国会の期末を向かえ動きが激しい。21日までに野田内閣は何が何でも法案を成立させるつもりのようである。しかし之までに何回も投稿しましたが民主党自体多くが言うように引上げについては行わないと言っていたはずであり、これを引上げれば復興の緒に付いたばかりの東北地方をはじめ国内に大きな問題を一つ投げかける事になる。年金生活者はマクロスライドがどうとか言って金額が下げられ先の見通しに明るい物はなにも見えてこない。
野田政権は”理論的混迷”にあると言ったが混迷ではなく破綻と言ったほうがよいであろう。バックに誰か”エコノミスト”がいるのかどうか知らないが国民からすれば迷惑千万な限りである。理論なくして特に経済政策は行えず、蛇行するばかりである。当然多くの方面から指摘されているようにこの増税を実施すれば
①物価の上昇
②税転嫁不能な中小企業を中心に更なる不況状態に入る
③多くの年金生活者、非正規労働者等々の実質的賃下げ
之だけみてもいい事は何もないというより経済悪化と生活悪化へひた走るでありましょう。
また最近与野党協議とか言っているが特に自公は今日の経済悪化、赤字財政、更には原発事故の原因を作った元凶でありそれらが何らか密室で”協議”するなど許される物ではない。今時点で消費税増税に賛成か反対か、反対の場合の財源は何か?、又社会保障の充実の目標等、各党公約を(当然守るのが前提である)だし総選挙を行うべきである。