マクロ経済そして自然環境

経済的諸問題及び自然環境問題に感想、意見を書く事です。基本はどうしたら住みやすくなるかです。皆さんのご意見歓迎です。

状況は思ったより悪化しているのでは?

2008-03-24 19:51:24 | 地球環境問題
発熱する東京 100年で3度上昇、世界一(朝日新聞) - goo ニュースこの記事を読んで些か驚いた人も多いと思います。私もその一人ですが、前回投稿で書いたように東京近郊の私の職場ではCO2が600ppmを超えているわけですが(通常390ppm程度)やはり都会を中心に温暖化が悪化している事が明瞭に出ていると思います。しかし、悪化しているのは都会だけでなく昨年秋の新聞報道によれば、インドネシアの熱帯雨林を観測している北大チームは、CO2を吸収している筈の熱帯雨林で逆に放出を確認したと言われています。これらを読み合わせると状況の悪化が進んでいる事が明らかであると思われます。本来的にこの記事を読んでもらいたいのは、この投稿を読んでいるような方でなく、このような記事に関心を示さないような人にこそ読んで頂きたいのですが-これを読んだ方が是非一人でも周りの方に一言でも訴えていただければよいと思います。
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若干の補足をすればそれは”逆資産効果”です。

2008-03-24 12:54:57 | Weblog
というのがバブルの何がマズイのか?~バブルと実体経済(WIRED VISION) - goo ニュースバブルの後何故不況になるのかと言うことですが、それは一般的には”逆資産効果”と呼ばれるものです。これは何かと言えば色々な人が金融資産に投資する訳ですが、これは前にも投稿していますように、金が金を生むという現象はずっと続くわけは無いわけで、いつかは限界に行きます。そうするとその段階で、資産価値は上がらなく生る訳で、一般利子率のものほうが有利になります。そうすると証券市場にはそれ以上資金流入がなくなり、結果的にその段階で資産を持っていた人が不利な状況となり、流れ込む資金の低下とともに自分の資産が逆に減少に転ずることと成ります。そうすると本来であれば消費に向かっていたであろう資金が減ることになり結果的に消費減少→不況と言うことになる訳です。要は”金が金を生む”等という事には限界が有ると言うことです。と言うのが一般的な説明ですが、よく考えれば上昇局面で”資産効果”もあったはずで、何故そこで消費減退が起こるか考えると、結局は、上昇局面の資金とその後の資金に内容的差異が会ったと言う事にならざるを得ません。つまり最終局面の資金は消費性向の高い資金-つまり一般勤労者の資金であったはずであろう遠いう事です。
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