塩哲の色即是空

私の日常の活動状況を飾り気なく、素のままで表現する。

Weekendの麺処巡り 風味堂でノスタルジック

2009-03-28 13:51:22 | 拉麺_09
 神田神保町を後に、荻窪に向かった。今年2月に開店した新店
「風味堂」である。
 店頭は重壮な感じがしてBARの扉でも開けるような雰囲気だ。
昼間から強面のお兄さんでも出てきそうな、一抹の不安の感じな
がら入店。しかし、その不安も杞憂に終わってしまった。店内に
は煮干しの風味が漂い、落ち着いた雰囲気でまったりと和める。
 麺のメニューは「中華そば」のみ。あとは味玉やチャーシュー
のトッピングに餃子がメニューに載る。中華そば650円に味玉
100円のチケットを購入しカウンターに。すると、現在はサービ
スで味玉がトッピングされているとあって、100円バックされた。
 店内は“風味堂”と名の付くポスターや写真、イラストが数多く
張り出してある。これは、「風味堂」という同名のミュージシャ
ングループが活動中で、先日、こちらに訪れられたことで意気投
合され店内貼付と相成ったそうだ。
 さて、登場した一杯を確認すると、昔からこの地に根付いたよ
うなビジュアルの東京風拉麺だ。魚介と動物系の合わされたスー
プはバランスも良く、旨味も上品。このスープの味、ほのかな記
憶を辿ると、以前この地・荻窪にあった名店「めん家」に似てい
るようで、いやいや、これは風味堂さんのオリジナリティが感じ
られる、旨味のスープに仕上がっている。麺は丸山製麺のストレ
ート中細でのびないタイプ、滑らかな食感でスープに馴染んでい
る。これで塩味が出来れば良いな-。
 全体的に大満足だ。良いお店が荻窪に出来た。

風味堂
杉並区天沼3-30-42  03-6795-5375
11:00~15:00、17:00~21:00(スープ切れまで) 火曜定休日

風味堂

Weekendの麺処巡り 覆麺でバナメイ海老塩

2009-03-28 13:39:37 | 拉麺_09
 毎月、第4週の土曜日、神田神保町の「覆麺」恒例のデスマッチ
の日である。早速、整理券をいただきに店頭に伺い、とりあえずゲ
ット。その後、先週末蕾のままで終わった桜を愛でるリベンジとし
て、北の丸公園を巡ってみた。
 ここ数日、冷え込んでいるので桜はまだ蕾ばかり。それでもお堀
に面した所には四分咲きの桜が楽しめた。この北の丸は桜よりも、
四季折々の花が楽しめる。
 まだ数分咲きの桜ではあったが、淡い桜色とほのかに薫る香りに
春を感じることが出来た。そして、再び神保町の覆麺に向かう。こ
のお店、昨年の7月23日の開店で、まだ1年も経っていないが大
変な行列が出来、とても繁盛している。奇抜な格好をしていること
で、マスコミ受けが功を奏して、平日でも行列が出来て人気だ。特
に、月一のデスマッチは朝の7時から整理券が配布されている。
 11時15分頃、黒覆面氏が本日の一杯を持って店頭に登場、いつ
ものパフォーマンスを披露。Vの指サインが出た。
 さて、暖簾が登場して開店。最近よく聞く「バナメイ海老」を
調べてみると、南米原産の車海老の一種で、最近はタイやベトナ
ム、インドネシア、中国などで、海水だけでなく淡水での養殖も
行われている海老だ。別名“天使の海老”とも呼ばれている。
 早速、スープから頂く。甲殻類の旨味がふんだんに伝わってく
る。やはり海老は塩味に限るなあ。塩気を強く感じた旨い一杯だ
った。
北の丸公園の桜  春の花  黒氏のパフォーマンス

築地市場で喰い道楽 やじ満で牡蛎拉麺

2009-03-28 08:07:58 | 築地市場で喰い道楽
 3月最後の土曜日、早朝より築地市場を目指す。既に季節は桜の
咲く頃となり、「やじ満」の「牡蛎拉麺」も3月末で終了する。次
に頂けるのは半年後の10月以降となってしまう。
 場内・魚がし横丁8号館に到着し、やじ満の暖簾をくぐる。接客
担当の元気な兄さんの挨拶を受け、牡蛎拉麺950円を注文。4月か
ら始まる「浅利拉麺」の内容を確認していると、注目の一杯が登場。
 本日はいつもよりニラが多く入っている。塩味のスープが良いな
ー、ソテーされた牡蛎を頬張ると鉄の匂いが漂う。プリッとした食
感がまた良いなー。いやー、旨かった。ごちそうさまでした。
 この後、桜を愛でに千鳥が渕と代官町通りに向かおう。そしてそ
の後は神田神保町の麺処へGO。

街を巡る 山下町から馬車道 旧日本綿花横浜支店

2009-03-28 03:23:26 | 街巡り_09
 日本大通りを少し南下すると角に古いビルを発見。1927年に竣
工された「旧日本綿花横浜支店」のビルで、当時、この支店では綿
花よりも生糸が扱われていた。戦後は、大蔵省関東財務局が使用し、
その後一時閉鎖されて、現在は「ZAIM」の名称で文化芸術創造の
場所として使用されている。
 文化芸術なるタイトルどおり「横濱ラジオマガジン」なるオフィ
スのプレートもビルの窓辺に確認できる。東側に隣接して同店の倉
庫(現在は、なか区活動センタービル)があり、同時に造られた2
棟は同じく4階建てのビルにもかかわらず高さが異なっている。そ
こで3階あたりに水平の石(コーニス)をつけてバランスと取って
いるという。
(横浜市中区日本大通34)
旧日本綿花横浜支店の門