塩哲の色即是空

私の日常の活動状況を飾り気なく、素のままで表現する。

Weekdayの麺処巡り 覆麺で悪夢

2009-03-13 21:31:37 | 拉麺_09
 本日は3月13日の金曜日であるので、本来ならどこぞの麺処は
“ジェイソンの日”と名付けて“悪魔”拉麺を振る舞っているのだ
が、神田神保町の「覆麺」では“悪夢”と題した塩辛くて濃い拉麺
を提供している。
 本日の食材は、渡り蟹であると、がんこ常連であるビッグスクー
ターさんから緊急情報が入ってきた。ならば、仕事を終えて夜の神
保町へ繰り出したのである。
 夜の部の頃になると、渡り蟹のエキスが煮詰まって旨味が増して
いることを思い浮かべながら暖簾をくぐる。ブラックマスクさんが
驚いたように出迎えていただいた。早速、悪夢を注文する。うん?
張り紙には“エジソン”と書かれている、そういえばどこぞの麺処
でも、以前はジェイソンのことをエジソンと呼んでいたな。ま、ど
うでもいいが。
 渡り蟹は5kgを使用したとのこと。本来は10kgであるが、本日
は平日でスープも少なめで、午後7時15分入店で残りわずかのスー
プだった。最後に残っていた“悪夢肉”をトッピングしていただき、
まずはスープから。
 うん、この味は悪夢である。ほのかに甲殻系の芳香が漂い食欲を
刺激する。生卵を落とすか聞かれたが、甘くマイルドになるのを防
ぐため今回は断った。ズシリと塩気が込み上げてくる、これでこそ
悪夢本来の味だ。刺激を求めるなら、さらにタレを足すよ、と声も
かかる。この塩気で充分満足してスープを飲み干した。
 さて、3月28日の第4土曜日恒例デスマッチは、車海老とブラッ
クタイガーを掛け合わせた海老をトッピングした塩拉麺1,000円と
のこと。期待大である。


街を巡る 島根から伊興 法受寺

2009-03-13 06:40:16 | 街巡り_09
 寺町は整備されていて、沿道も煉瓦敷きの通りで巡りやすくなっ
ている。
 続いての寺は「法受寺」。こちらの寺は、正暦3年(992)豊島
郡下尾久の地に開創され、宝暦3年(1753)谷中に移転。その後、
震災後に下谷三崎町の法受寺と浅草の安養寺が合併し、1935年、
現在の地に建立された草創以来1,100年以上に及ぶ古寺だ。
 こちらの墓所に5代将軍綱吉の生母・桂昌院の墓がある。当時は
大奥に絶大な勢力を誇り、大奥の女性にとって最高の階位である従
一位を生前に贈られている。
 また、こちらの寺は、中国明代の小説集に収録された小説に基づ
き、三遊亭圓朝が落語の演目として翻案された怪談「牡丹灯籠」の
いわれのある寺である。それは寺が谷中時代の頃の話である。
(足立区東伊興4-14-8)
怪談_牡丹灯籠の石標