塩哲の色即是空

私の日常の活動状況を飾り気なく、素のままで表現する。

Holidayの麺処巡り 覆麺で年越し麺

2009-12-31 12:34:31 | 拉麺_09
 今年最後の麺処は、神田神保町の「覆麺」へ。年越し拉麺といえ
ば、数年前の大晦日に「がんこ八代目分家・町屋」へ伺ったことが
あり、その時はがんこのスープに蕎麦の麺を頂いたことがある。
 さて、覆麺の年越し拉麺は、丸鶏と帆立貝柱から旨味を抽出され
たスープ醤油味の一杯だ。お代は末広がりの八百八十円。9時過ぎ
頃から待ち列の並びはぐんぐん伸びていき、なんと靖国通りまで達
していた。中には達人やがんこ大好きな方など幅広い層の顔が拝見
できた。
 さて、モヤシを少なめに、青唐辛子と味玉をトッピングしてもら
い登場した一杯。豚のネック脂も浮かび、一口スープをすすると、
うん、悪夢のような醤油の風味がストレートに伝わってくる。途中
で鶏油が加わりマイルドなスープへ変化した。
 2009年最後の拉麺、大変美味しゅうございました。

街を巡る 東京の名水_3 烏森泉

2009-12-31 05:26:13 | 街巡り_09
 天祖神社を後に東急東横線のガードをくぐり、「烏森稲荷」を目指
す。
 この社は、福寿寺の境内に祀ってあった稲荷をこの地に移したとい
う説と、宿山の稲荷講の信者が新橋の烏森稲荷へ参拝に行った時、狐
が白馬になって後をつけてきたことで祀ったと二つの説話が伝わって
いる。創建年は不明だが、歴史を感じさせる。
 お堂の左側に手水舎があり、大谷石の塀に取り付けられた狐の口か
ら水が流れていた。これが「烏森泉」、柄杓で水を受け止め口に含ん
でみたら、甘露、甘露だった。
(目黒区上目黒3-39-14)
烏森稲荷

Holidayの麺処巡り べんてんで塩

2009-12-30 12:35:24 | 拉麺_09
 師走に入り足が遠のいていた高田馬場の「べんてん」、晦日に伺
うことが出来た。元旦の特製麺も気になるところで、その情報も知
りたい。
 店頭に着くと年末年始の営業予定が張り出されていた。寒さ対策
を万全にしていたので待ち時間もなんのその、そして11時過ぎに暖
簾が出て開店。塩拉麺850円を注文し、田中店主と情報交換。
 久々の塩拉麺の登場。スープが旨いなあ。本日の麺はツルツルし
こしこのアルデンテ状態で旨いなあ。ご馳走様でした。
 元旦は伊勢海老スープの特製拉麺が提供される。
年末年始の予定

街を巡る 東京の名水_3 天祖神社

2009-12-30 05:00:17 | 街巡り_09
 続いて上目黒へ向かう途中、駒沢通りから長い参道の奥に社が見
えた。「天祖神社」である。古くから“伊勢森”と呼ばれるこの地
に天照大神を祭神として祀り、創建年は不明であるが、境内には鬱
蒼とした樹木が茂り歴史を感じさせる。
 境内左隅に「庚申塔」が見られた。左側の碑は宝永5年(1708)
の名が刻まれ、講中九名の名前が彫られていた。また、右側の碑は
享保元年(1716)とあり、「これより、町さき四辻、大道、九品
仏通、右せたがい道、左ふどう道」と彫られていた道標だ。
(目黒区上目黒2-32-15)
天祖神社  庚申塔

Holidayの麺処巡り がんこ八代目でラスト塩

2009-12-29 13:35:54 | 拉麺_09
 “宗家一条流がんこラーメン”の基本麺を年末の押し迫った本日、
食べたくなった。築地での買い出しを終え、いったん自宅で荷を解
き、床屋でサッパリした後に末広町を目指す。
 店頭に到着すると北沢邦男店主の満面の笑顔で出迎えていただき、
来年の寅年も明るい兆しが垣間見えたような気がした。そして、ハ
イと言いながら、少し早めの“お年玉”(虎の携帯ストラップ)を
いただいた。
 さて、がんこ塩拉麺といえば、ここ末広町の「がんこ八代目」だ。
券売機をよく見ると、“トッピング雲呑”100円と“葱大盛り”50
円が加わっていたが、本日はノーマルの紫蘇塩を大盛り900円に。
 黄金色に輝いた澄んだスープは、コクも薫りも納得のいく素晴ら
しい出来で、これにサッポロメンフーズの玉子縮れ麺が絶妙に絡み
合い頂きながら何度も頷く。がんこの年末〆の一杯、美味しく頂い
た。
 ご馳走様でした。今年は本日まで、年明けは1月7日から営業開始。
お年玉  券売機

築地市場で喰い道楽 やじ満で牡蠣

2009-12-29 08:19:38 | 拉麺_09
 昨日の忘年会の酒が残っていたようで、早起きが出来ず、少し遅
めの築地市場への買い出しとなった。やはり年の瀬、いつもより買
い出し客が多い。お目当ての食材を購入する前に、麺処「やじ満」
へ。
 今年最後の牡蠣拉麺950円を頂いた。本日の牡蠣はいつもよりふ
たまわりも大きい。ホクホクとした滋味が溢れ出んばかりに口の中
に広がる、牡蠣の醍醐味が味わえる一杯だ。ご馳走様。

街を巡る 東京の名水_3 浄桂院の湧き水

2009-12-29 07:59:39 | 街巡り_09
 中目黒八幡を後に駒沢通りに出て西へ。仕事等でこの通りは利用
するが、「祐天寺」(目黒区中目黒5-24-53)は通りから眺める
だけだった。門をくぐり境内へ。大きな仁王門が出迎えてくれる。
この門は綱吉の息女・竹姫の寄進建立となる。
 享保3年(1718)、増上寺36世住持の祐天上人の弟子である祐
海により廟堂を建立、将軍家の熱い支持のあった寺だ。
 祐天寺の西隣に「浄桂院」が在る。この寺の門を入ると直ぐ右側
に大きな鉢が置いてあり、竹の筒から湧き水が流れていた。ただし、
鉢の中を覗くと金魚が泳ぎ回っていたが、杓でしたたり落ちる水を
受け止め口に含んでみた。地下水だろうか。
 境内は広くないものの、奥には枯山水が拝見できた。
(目黒区中目黒5-24-48)
石標  祐天寺仁王門

街を巡る 東京の名水_3 神泉

2009-12-28 06:25:39 | 街巡り_09
 羅漢寺川跡の湧き水の場所から大きく移動し、中目黒へ入る。3
丁目にある「中目黒八幡神社」へ。寛文時代に創建されたこの社は、
江戸の頃幕府が八幡信仰を奨励した典型的なモデルである。
 長い参道を登っていくと右側に注連縄が張られた一角があり、そ
の岩穴から湧き水がほとばしり、この水が「神泉」と呼ばれている。
神々しい名の湧き水で、口に含んでみたら甘露だった。ペットボト
ル持参の参拝者が多いという。
(目黒区中目黒3-10-5)
中目黒八幡神社  手水舎

Weekendの麺処巡り がんこ池袋で上海蟹

2009-12-27 13:26:24 | 拉麺_09
 某所で築地・やじ満「牡蠣拉麺」のレポをアップして池袋へ。今
年最後の「がんこ池袋」のSP麺を頂くことにする。その内容は、上
海蟹から摂られたスープの悪魔拉麺1,200円。
 上海蟹といえば、冬の“がんこ”定番メニュー、毎年頂いている
中でも土居店主が手がけるのは初めてだろうか。さあ、どのような
出来上がりなのか、とても楽しみだ。がんこ骨がぶら下がるまで開
店を待つ間、いつもの常連さんと情報交換。
 さて、開店。カウンターの上には上海蟹の足の元と甲羅が置かれ、
これがどちらかトッピングされるというので、甲羅を選択。蟹味噌
が少し残っていたのでスープに溶かしてすすってみると、ふくよか
な蟹の風味が溢れんばかりに口の中を覆う。
 スープ全体が蟹の甘味で悪魔風味が転げ落ち、はんなりとしたま
ろやかな味に変わっていた。なるほど、これが土居店主の味だ。
上海蟹  年末年始の予定

築地市場で喰い道楽 やじ満で牡蛎拉麺

2009-12-27 09:28:17 | 築地市場で喰い道楽
 少し早起きをして築地場内を目指す。本日の日曜日は営業日なの
で、お目当ての「やじ満」へ。牡蛎拉麺950円を注文して、カウン
ターで番茶を頂きながら、しばし、まどろむ。これこそ至境の時間
帯だ。
 さて、注目の一杯が目の前に登場、器の中で牡蛎が躍っているよ
うだ。海のエキスをタップリと含んだ牡蛎をつまむと、寒さで硬直
した頬が緩やかに弾けてくる。いやー、旨いなあ。
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