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塩哲の色即是空

私の日常の活動状況を飾り気なく、素のままで表現する。

街を巡る 洛中 西陣織会館

2011-08-28 06:05:53 | 街を巡る_2011
 堀川通りと今出川通りが交差する南西側に「西陣織会館」がある。
5~6世紀の京都の盆地が日本の歴史に登場するようになると、大
陸からの帰化人・秦氏が開拓して太秦を本拠地に、農耕はもとより
養蚕や絹織りの技術を広めていく。
 桓武天皇の平安遷都に伴い秦氏の活躍はめざましく、王朝の宮廷
機織工業も盛んとなる。これがのちの西陣織となっていく。幾たび
かの戦乱を乗り越え、明治維新になると洋式織の技術は定着し、こ
の地は日本絹織業の発祥地となる。

 会館には、幻の空引機も展示されていたり、煌びやかな和着物の
展示やショッピングコーナーもあった。日本の伝統を垣間見られた。
(京都市上京区堀川通り今出川南入)

街を巡る 洛中 白峯神宮

2011-08-27 06:04:55 | 街を巡る_2011
 8月の中旬、仕事の合間に京都の洛中を巡ってみた。仕事がメイ
ンなので予定もなく、思いつくまま近所をぶらついた感じかな。
 いきなり伺ったのは上京区にある「白峯神宮」。こちらは社地が
蹴鞠の宗家・飛鳥井家の屋敷跡地にあり、祀られているのは精大明
神で蹴鞠の神様だ。祭殿にはサッカーはもちろん、球技全般のボー
ルが数多く奉納されていた。

 境内には蹴鞠をするコーナーがあり、竹枠で囲まれている。毎年
7月7日に球技・スポーツ芸能上達の例祭が行われてる。それでは
と、娘がフットサルをしているので、こちらの御守りを購入。
(京都市上京区今出川通堀川東入ル飛鳥井町261)

Weekdayの麺処巡り 七代目けいすけで極辛つけ

2011-08-26 12:12:45 | 街を巡る_2011
 新宿で塩専門店・五代目をオープンさせた「けいすけ」さんが、
またまた新店を本日オープンさせるという。場所は外神田で昌平橋
近くで、屋号は「極辛BLACK 七代目けいすけ」。昼時に伺ってみ
た。店頭にはPRカーもあり、これは目立つゾ。

 メニューはつけ麺と拉麺だが、拉麺の販売はなくつけ麺のみ。ス
ペシャルもある。本日はつけ麺大盛り300g・880円のチケットを購
入してカウンターへ。するとスタッフから辛さの度合いが5段階ま
で選択できるとのことで、一番辛くない1番でお願いした。
 店内は屋号どおり黒色を基調とした配色で落ち着いた雰囲気。ま
た、鼻腔を刺激する辛味の基であるスパイスの香りが漂っている。
本当のことを言えば、私は辛いのが得意ではなく、できるだけ食す
るのを避けてきたところがある。
 はたして“極辛”なんて大丈夫かしら・・・。

 目の前に登場した器の中は旨そうな具で、色とりどり。艶のある
漆黒のスープをすする。確かに辛い、山椒や唐辛子、生姜やセンニ
チなど複雑で奥の深いコクがあり旨い。濃厚でもなく、サラリとも
していない不思議なスープ。これにストレートの麺が絡みスープを
持ち上げる。最後は、サービスのご飯をツケ汁に投入してピリ辛旨
オジヤとなった。ご馳走様。
 外に出るとスタッフから「トッピング定期券」をいただいた。

 途中から一気に汗が吹き出してくる。このスパイス、アドレナリ
ンの分泌を促してくれて、代謝亢進と発汗作用で身体には良いのだ
ろう。お店を出るとハンカチタオルで顔面をしごいていた。

極辛BLUCK七代目けいすけ
千代田区外神田1-3-4 第3ナガシマビル1F
11:00~23:00 無休  03-6206-9344


ミュージアム巡り 古文書 豊臣秀吉朱印状

2011-08-16 06:01:44 | 街を巡る_2011
 「豊臣秀吉朱印状」は、天正18年(1590)に秀吉が静岡の草薙
神社に与えた朱印状。
 その内容は、社領18石と諸役免除の旨が記されている。
 歴代の将軍から公家や寺社に発給された朱印状や黒印状、判物は、
ほとんどの文書が所領の安堵状である。
(千代田区北の丸公園3-2)

ミュージアム巡り 造幣東京博物館 国民栄誉賞

2011-07-24 04:51:36 | 街を巡る_2011
 造幣局では貨幣の製造技術を維持し向上させるため、それぞれニ
ーズに応じたメダルなどの金属工芸品が製造・販売されている。
 なかでも、「国民栄誉賞」のメダルが楯に設置されていた。1977
年に王貞治さんが初めて授賞され、最近では2000年に森光子さん
が17番目に授賞。ここ10数年、授賞者が出ていないが、次はWC金
メダルに輝いたなでしこJAPAN・女子サッカー日本代表だろうか。

 また、東京(1964年)、札幌(1972年)、長野(1998年)の
3つのオリンピックで製造されたメダルも展示されていた。
(造幣東京博物館:豊島区東池袋4-42-1)

ミュージアム巡り はたらく動物 鷹養生之書

2011-06-30 05:56:49 | 街を巡る_2011

 徳川家康は鷹狩りが好きで、鷹匠組なる技術者側近を置き、さら
に三代目家光になると趣味の世界を通り越して、将軍在位中に数百
回も狩りを行ったことが記録されている。
 江戸時代は将軍だけでなく諸大名も鷹狩りを行い、鷹の需要も当
然増えてくる。鷹狩りに使用する鷹は、オオタカ、ハイタカ、それ
にハヤブサ科のハヤブサが訓練された。
 展示された資料は「鷹養生之書」で、鷹の病気の治療方法につい
て書かれたもの。その中には、鷹にすえる灸のツボや薬の処方など
が示されている。
(国立公文書館:千代田区北の丸公園3-2)


ミュージアム巡り はたらく動物 桜町殿行幸図

2011-06-22 05:53:51 | 街を巡る_2011
 馬に続いて牛も機動力のある家畜として活躍した。
 牛に牽引させる牛車は、平安時代では貴族の乗り物だった。乗る
者の身分や位により牛車の種類が定められていたという。
 展示されている「町殿行幸図」という資料は、文化14年(1817)
に退位した光格天皇が、上皇の御所である仙洞御所へ向かう行列を
描いたもの。当時の仙洞御所は桜町殿と呼ばれていた。
(千代田区北の丸公園3-2)


Weekendの麺処巡り がんこ小滝橋で塩冷やし

2011-06-18 14:27:45 | 街を巡る_2011
 先日、外神田の「がんこ八代目」で、落合の八代目分家「がんこ
小滝橋」が代替わりになるかもしれないと伺っていたので、高田か
ら落合へGO。がんこ骨が出るまで時間があったので、近くのマク
ドで“お茶”をして、しばし休憩。

 久しぶりに長森店主と情報交換、確かに店内には店長募集の告知
が貼ってあったが、時間をかけてがんこ小滝橋の味を伝授するとの
ことで、近々店を閉められることはないようだ。少し安心。

 さて、券売機で季節限定の「塩冷やし」800円のチケットを購入
してカウンターへ。いつものシャープな厨房作業を眺めていると心
が和む。

 そして、登場した冷やしを八代目と比べると、こちらはラー油が
かけられており香りが華やかでポップな感じ。スープのコクはこち
らの方が強いかな。ヒンヤリとしたスープ、真夏に頂くと、さらに
旨味が増すのだろう。旨い、ご馳走様。

ミュージアム巡り 歴史と物語 旧唐書

2011-05-20 05:54:58 | 街を巡る_2011
 「旧唐書」は唐の時代(618~907)の正史で、後晋時代の劉句
らにより編纂。それから宋の時代に欧陽修が新たに「唐書」を編纂
したので、旧い唐書と呼ばれている。
 141巻からなる旧唐書は、西遊記の玄奘三蔵の伝記「玄奘伝」も
含まれており、三蔵が629年に長安を出て西域からインドに入り、
645年に仏舎利や経典657部を持ち帰ったことや、その旅記「西
域記」をまとめたことが1頁に記されている。
(千代田区北の丸公園3-2)


Weekdayの麺処巡り むろやで梅塩つけ麺

2011-05-10 15:05:11 | 街を巡る_2011
 本日は午前中、表参道のとある場所で“カリスマ”と呼ばれる超
有名な御仁を取材。数時間の撮影・インタビューを終えて、さてラ
ンチ。チョイと足を延ばして四谷4丁目へGO。

 「ラーメン むろや」の暖簾をくぐる。平日の昼を少し廻った時間
に伺うのも珍しいが、券売機を眺めると「限定 梅塩つけ麺」800円
の張り紙があった。1ヶ月以来の梅塩を頂くことに。早速、チケット
を手にカウンターへ。

 梅肉の和えられた麺はそのまま口に運んでも旨い。梅肉の酸味も抑
えられておりいい塩梅だ。何口か麺を愉しみ、あとはツケ汁に浸して
頂いた。これはむろやさんならではのつけ麺で旨かった。最後は割ス
ープを満たしてのどに流し込むと、ビターな苦みと渋みが絡み、まさ
にオトナの旨味でフィニッシュ。ご馳走様。