塩哲の色即是空

私の日常の活動状況を飾り気なく、素のままで表現する。

Weekdayの麺処巡り あ、ガッチャ麺で胡椒そば

2010-04-30 12:31:47 | 麺処_2010
 本日のランチは千石にある「あ、ガッチャ麺」へ。
既にGWに入っている会社もあれば、カレンダーどおりの仕事をこな
さなければならないところや、またGWなんて夢のまた夢と申される
方もいらっしゃるだろう・・・。人生これ、悲喜交々・・・。
 電車の中は、そんなGWのために幾分空いているようだなあ。
「あ、ガッチャ麺」の店頭に到着。こちらは2009年6月1日にオ
ープン、以前は“純・すみ系”の「麺仙・葵賀佐」(あがさ)という
麺処で、店主は同じ方。現在の店名を想像すると、以前の店名を一捻
りされたような名前で面白い。でなければ“ガッチャマン”からなの
だろうか。
 さて、こちらの名物「胡椒そば太楼麺」850円のチケットを購入。
 登場した器の中には、フライパンで炒められた野菜とワイントン・
バラ肉スライス(豚にワインを飲ませている)がのり、スープは餡か
けでとろみがついている。スープをすすると、名前のとおり胡椒の風
味が口を被う。タンメンとは違う旨さがある。このスープ、三河屋製
麺の縮れ麺に良くあっているなあ。旨かった、ご馳走様。

あ、ガッチャ麺
文京区千石1-23-7
11:00~15:00、17:30~22:00 土曜定休日
あ、ガッチャ麺  HP

街を巡る 浮間 北向地蔵堂

2010-04-30 06:23:03 | 街巡り_2010
 浮間地蔵の3つめ「北向地蔵」で、お堂の中央に位置しているの
が「いぼとり地蔵」「身代わり地蔵」とも呼ばれている。享保6年
(1721)に建立されている。
 このお堂、かつては浮間村の北の入口に外向きに建てられていた
そうで、病気や悪霊が入り込まないようにとのこと。
 お地蔵さんの左右には庚申待供養塔があり、どちらも駒形立像で
一面六臂、胸元で合掌している。左側は安永6年(1777)、右側
は宝永2年(1705)の建立と刻まれていた。
 また左側奥には、阿弥陀三尊種子の「月待供養板碑」があり、浮
間地区で最も古い文明16年(1484)のもので、1922年に河川改
修工事時に氷川神社付近で見つかり、このお堂に安置されている。
この板碑は、二十三夜の月例の夜に地元村民が集まり、月の出を待
つ月待ち供養を記念して造立されたもの。
(北区浮間2-4)
いぼとり地蔵  月待供養板碑

Holidayの麺処巡り べんてんでとろろつけ麺キムチのせ

2010-04-29 13:58:57 | 麺処_2010
 巷ではWGが始まっているという本日、「昭和の日」と名称のつい
たハタ日、迷うことなく高田の「べんてん」へ伺った。気温も上昇し
初夏の陽気の中、皆さんとの情報交換もまた愉し。
 いつもより早めの10時45分頃に暖簾がかけられ開店。カウンター
上には「とろろつけ麺」900円と「キムさんのキムチつけ麺」900
円のSP札が掲げられていた。迷うことなく、とろろつけ麺キムチのせ
1,000円をコール。
 さて、厨房からカウンター越しに差し出された注目の麺、器に鼻を
近づけて立ち上る湯気と供に香りを愉しむ、箸を付ける前のおまじな
いのような空白の一瞬。最初は麺だけを口に運ぶと芳香が弾け飛ぶ。
 口を動かす毎に蕾を刺激するスープと麺、他のものが追いかけても
染まることのない、唯一無二のたゆまぬ研鑽された地力が器の中から
醸し出されている。その真贋の‘正宗’を心ゆくまで堪能する。
 この一杯、精緻であり厳格で媚びない頑ななところを垣間見たよう
で、そんなお店の姿勢がうかがえたようだ。旨いなあ、ご馳走様。
スープ割り  SPメニュー

街を巡る 番外編 歌舞伎座

2010-04-29 13:47:35 | 街巡り_2010
 昨日、銀座の「歌舞伎座」でさよなら公演の千秋楽だった。もち
ろん、仕事で伺えなかった。建て替えのため本日の閉場式で終了。
 現在の建物は四代目となり、今から60年前に再建されたもの。
私も東京に出てきた年に、こちらに初めて伺ったことがある。当時
は観劇チケットの安かった確か500円だったかな、3階席が定席で、
豆粒のような役者の一挙手一投足に目を懲らして観劇して、多いに
勉強させていただいた。
 その後、歳を重ね生活にも余裕が出来てから何度か足を運んでい
る。そんな想いの建物が壊され、3年後に新歌舞伎座・五代目とし
て生まれ変わるという。
 四代目最後の姿を目に焼き付けておこう。さようなら歌舞伎座、
ありがとう。
歌舞伎座その2  その3  その4  その5

街を巡る 浮間 傘屋地蔵尊

2010-04-29 04:39:08 | 街巡り_2010
 浮間のお地蔵さんの2つめ「傘屋地蔵尊」(かさやじぞうそん)。
こちらは傘屋の屋号を持つ民家の前に設置されているので、そう呼
ばれており「傘屋庚申」「笠屋地蔵」とも付けられている。
 中国の道教の中に
“人間の体中に魂、魄、三戸の3つの霊が宿り、人が亡くなると魂
は天へ、魄は地下に入り、三戸は鬼となりブラブラすることができ
る。この三戸は人が生きている間に60日に1回の割合で身体から
抜け出せる。三戸は眠っている間に天帝の元へ進み出て、その悪行
を告げ口するという。その進言により天帝の霊力で寿命を縮められ
る“
と説いている。この三戸が抜け出す日が庚申の日である。
 こちらのお地蔵さんは、延享3年(1746)に建立された駒形立像
で一面六臂、前部の左手は女人の髪をぶら下げておられた。
(北区浮間2-24-28)
傘屋地蔵尊_2

街を巡る 浮間 水塚

2010-04-28 06:23:31 | 街巡り_2010
 埼京線や新幹線の高架になった線路沿いの道を北上すると、少し
敷地の高い民家(清水家)を発見。これが「水塚」(みづか)と呼
ばれるこの地区独特の屋敷である。
 この構造は、荒川の氾濫に原因があり、水害の多い土地では毎回
のように家が流される苦い経験を元に、敷地に土を盛り周囲を玉石
積み構造で地盤を高めている。これにより洪水時の浸水を防ぐとと
もに家人の避難場所にもされたという。昔は蔵の軒下には洪水の時
の避難用の足として舟が吊されていたそうだ。
(北区浮間2-13-1)
水塚蔵のなごり_2

Weekdayの麺処巡り 歩やで塩玉子らー麺

2010-04-27 17:14:23 | 麺処_2010
 本日は検診の再検査、内視鏡で胃の中を観られてしまった。検査
の時の麻酔が、まだ喉の廻りを刺激しておりスッキリしない。
 こんな状態でも麺処を目指す。なんせ、昨夜の8時から固形物は
何も摂取しておらず、朝起きた時のコップ一杯の水のみ。これでは
飢餓状態寸前は大袈裟であるが、お腹のムシは叫んでいる。
 少し早めのランチを東田端にある「らーめん処 歩や」へ。塩玉子
らー麺750円を大盛りで注文。手慣れた手つきで作業をされる店主
の厨房姿を観ていると、一糸乱れぬ流れ作業が美しい。
 そして、スープをすするとその味は、以前よりもさらにブラッシュ
アップしているようで、とても旨い。喉ごしの良い麺とも相性がいい
ようだ。ご馳走様。
メニュー  らーめん処 歩や

街を巡る 浮間 子育て地蔵尊

2010-04-27 06:22:00 | 街巡り_2010
 浮間地区には3つのお地蔵さんがあり、まずは「子育て地蔵尊」。
 小さな祠の中に2つの地蔵菩薩が安置されており、左側の大きい像
に願い文字が判読できる。「人生法界平等利益」「本願主啓経」「法印
・ ・・」「観音寺住職」「六十三人念仏結集年」が彫られていた。どち
らのお地蔵さんも多くの参拝者に顔を撫でられてきたのか、のっぺり
顔だった。
 手前の左側・供養塔は、天保8年(1837)に地元・神職の尾熊源
左衛門が西国、秩父、坂東の観音霊場百箇所を巡礼した記念のもの。
右側の庚申塔は安永6年(1777)に建立されており、駒形立像仏が
一面六臂(6つの腕)の出で立ちだ。この一面六臂は浮間でよく観ら
れた仏像の姿だった。
(北区浮間3-34-26)
左の地蔵  右の地蔵

街を巡る 浮間 観音寺の釣り鐘

2010-04-26 06:20:22 | 街巡り_2010
 続いて元和元年(1615)創建の「観音寺」へ。この寺には2つの
釣り鐘があり、そのひとつが祠に囲われ釣られないで安置されていた。
この鐘は、太平洋戦争中、武器を製造するために鉄製品や銅像、釣り
鐘などの金属を供出させられたひとつ。ところがこの鐘はつぶされる
こともなく、1983年にこの寺に戻ってきたのだ。
 1910年に起こった大水害時には、お寺の本堂が床上浸水したため
に、大樽をふたつ並べてその上に本尊を置き水害から守ったといわれる。
(北区浮間4-9-2)
観音寺  六地蔵

Weekendの麺処巡り がんこ池袋でソルト・デ・ラパン

2010-04-25 13:45:23 | 麺処_2010
 新橋の朝麺を某所でアップし、さあ、第4日曜日恒例の“がんこ
SP”を頂きに池袋へGO!! 
 4月のSP食材は、フランス産ラパン(ウサギ)の白ワイン仕立
て「ラパンの塩」1,000円だという。名前からして食欲をそそられ
る一杯のようで、店に向かう足取りも軽い。
 土居店主にご挨拶をして、近づくGWの情報を入手。ベジタブル
だけのスープで拉麺を提供するような話があり、そして開店。
 厨房の寸胴をカウンター越しに眺めると、がんこ本来の香りと色
が確かめられ期待も膨らむ。土居店主は大き目のラパン肉をフライ
パンで火をとおすのに思ったほど時間がかかり、段取りを調整。そ
のため、注目の一杯が登場するのも少々遅れる。
 スープは、いつもの塩気を高めたがんこ独特の旨味のあるもので、
ラパン肉がふた身と肝がのせられている。鶏の笹身を頂いているよ
うで、脂が少なく白ワインで臭みが飛ばされてスルスルと喉元を過
ぎていく。タレがいつものものと違ったものの、旨い塩拉麺だった。
ご馳走様。
SPメニュー