塩哲の色即是空

私の日常の活動状況を飾り気なく、素のままで表現する。

ミュージアム巡り AJINOMOTO 軍需用の小缶

2011-03-31 06:10:17 | ミュージアム巡り_2011
 第二次世界大戦が勃発する頃、日本国内も参戦に向けて間違った
軌道を進んでいく。輸入原料が途絶え燃料も不足する中、各メーカ
ーは強制的に軍需用品を製造させられる。味の素も同様に、1937
年製造の「軍需用小缶」が造られていた。
(港区高輪3-13-65)


ミュージアム巡り AJINOMOTO 1935年頃の食卓

2011-03-30 06:10:11 | ミュージアム巡り_2011
 「ちゃぶ台」が家庭の茶の間で使用されるようになるのは1900
年頃。それ以降、1925年頃には全国に普及して、食卓を家族全員
で囲む一家団欒の光景が見られた。

 ミュージアムの一角に1935年(昭和10年)頃の茶の間が再現
されていた。練炭の火鉢や丸い木製おひつ、桐の箪笥が時代を表
している。
(港区高輪3-13-65)


Weekdayの麺処巡り 一幕で鮫節そば

2011-03-29 20:22:23 | 麺処_2011
 軟骨魚類の雄・鮫、その鮫節を使用した出汁スープの拉麺を提供
されている麺処が、3月26日下高井戸にオープンした。

 道すがら、鮫はアンモニア臭があり食材として使用できるのだろ
うか思案してみたところ、後で調べてみると、その肉は低脂肪・高
タンパク質で低カロリーの食材だった。青森県の水産業者が津軽海
峡で捕獲したモウカ鮫を使った“鮫節”を製造・販売している。
 ところが、食べ終わって厨房のスタッフに伺ったところ、神奈川
にある加工業者から仕入れているとのこと。

 「鮫節そば」700円のところオープン記念(3月31日まで)で
400円のチケットを購入してカウンターへ。店内は鮫節なのか獣
の香りとは少し違った匂いが・・・。
 で、登場した器に顔を近づけてみると、確かにアンモニアの匂い
が感じられるものの、それほどキツくはない。鰹や煮干しよりもア
ッサリとしたスープでとてもマイルドな味だが、表面に浮いた脂が
多くて冷め ^^;) はしないモノのの、店を後にし駅から電車に乗っ
ても胸やけが治らず苦しかった。でも、一風変わったスープに低加
水の麺が絡みつきなかなか旨い。どこの麺だろう。

 隣の方が塩拉麺をすすっておられ、黄金色に輝いたスープが旨そ
うだった。今度伺った時は塩にしよう。ご馳走様。

麺恋処 一幕
杉並区下高井戸1-31-12  03-6379-6455
11:30~翌3:00 水曜定休日

Weekendの麺処巡り がんこ池袋で伊勢海老ホワイト

2011-03-27 15:53:49 | 麺処_2011
 本日は「がんこ池袋」恒例のSPディ、告知情報がなにもない状
態で店頭に到着すると、入口に貼ってありました。「伊勢海老のホ
ワイトラーメン」1,000円。土居店主に伺うと、20kgの伊勢海老
の入手は簡単だが、濃厚なフレッシュ牛乳の入手が大変だったとか。

 さて、開店時間となり甲殻系の香りが充満した店内へ。どこかで
見たスタッフが居られたので確認すると板橋区蓮根にあった「麺処
栄屋」の店主だった。3月22日からこちらのがんこ池袋のスタッフ
として加わっておられる。開店前に伺うと、“こちらで目白ゆずり
の日本蕎麦を提供するかもしれませんよ“とのこと。愉しみだ。
 登場した器の中にはボイルされ出汁を摂った伊勢海老の半身半分
がのり、明太を和えた桜色のマッシュドポテト、菜の花、曲がり竹
が添えられ、春をイメージしているようだ。

 で、いつものホワイトが伊勢海老の風味で包まれており旨い旨い。
伊勢海老の殻もバリバリ砕き、少ない身も削ぎながら頂いた。旨い。
ご馳走様。
 ところで、一条家元の近況であるが、近々、家元が仕切る麺処が
新宿で開店する。どのような味の店が登場するのか、楽しみである。

Weekendの麺処巡り あらいで拉麺

2011-03-27 15:11:27 | 麺処_2011
 FILEさんのブログで紹介されていた下石神井の新店「あらい」
へ伺うと、シャッターが閉まっているものの隣のクリーニング屋
さんに訪ねたところ一昨日から開店しており、11時に暖簾が出
ると教えて頂いた。グランドオープンは今回の大震災など紆余曲
折があり3月25日18:00。

 一度自宅に帰り再び店頭に到着したのが開店5分前。ところが
店頭のインフォメーションを確認すると開店は11時半だった。
しかたなく、店頭横にあるベンチで暖簾が出るのを待つ。麺処の
右隣は不動屋さんで、店内に飾ってある水槽の掃除に余念がない。
こちらは店頭に飾られていたフィギアを眺めて時間を潰す。

 開店となり券売機を見ると拉麺とつけ麺が基本メニューで、こ
れにいろんなバージョンが加わる。拉麺700円のチケットを購入
してL字カウンターへ。9~10席ほどか。

 厨房から店主の声が、「野菜の量と大蒜はどうします」届き、
野菜は普通で大蒜抜きでお願いした。これってまさか、ジローな
のだろうか。で手元に届いた器を見て“二郎”ライクな一杯だ。
麺はゴワッとしたタイプの太麺で、スープもどこか似ているジロ
ー風。ガシガシと喰う様な一杯で旨かった。ご馳走様。

あらい
練馬区下石神井4-12-33
11:30~14:30、18:00~22:00 水曜定休日


ミュージアム巡り AJINOMOTO ガラス製食卓容器

2011-03-27 06:14:52 | ミュージアム巡り_2011
 1931年に弟の忠治さんが2代目社長につき、翌年には社名を味
の素(株)鈴木商店に改称。そして製造技術の改革と新商品の開発
が進められ、原料も大豆へ代えられる。原料が代わったことで製油
や酒造などの多角化も図られる。
 また、海外ではアメリカの缶スープなどの加工食品メーカーが味
の素を使用。
 1931年に登場したガラス製食卓容器が展示されていた。
(港区高輪3-13-65)

Weekendの麺処巡り 覆麺で蟹ミソの和え麺

2011-03-26 13:42:52 | 麺処_2011
 本日は早起きして築地市場へ行く予定が、起きられなくて断念。
本当はシーズン最後の牡蠣拉麺を頂きに伺いたかった・・・。
 ならば、神田神保町へGO、GO!! 「覆麺・智」は、本日が毎月
恒例のデスマッチの日。店頭の張り紙では“まぜそば・蟹ミソ”
1,000円とのことで、どのような和え麺になるのか暖簾が出るの
を心待ちにして並ぶ。

 その前に、整理券をゲットして11時の開店まで九段下の昭和館
へ伺い、「ポスターに見る戦中・戦後」を見学。なかなか、拝見
できないポスターを観賞し、再び覆麺へ。

 さて、問題は蟹ミソであるが、どのようになったのか、まずは
器の底に潜んだタレを撹拌して一口つまむ。オオ~、蟹の風味と
旨味が怒濤のように込み上げてくる。旨い。その中に、なぜか青
臭い風味が残っていたので及川店主に伺うと、蟹ミソとアボガド
と生クリームが混ざっているとか。なるほど、麺が幾分、みどり
色をしていたのはアボガドだ。醤油味ではなく塩味をチョイスさ
れたのがベストだ。
 旨かった、ご馳走様。

ミュージアム巡り AJINOMOTO 宮内省御用品

2011-03-26 06:02:35 | ミュージアム巡り_2011
 1920年の恐慌や1923年の関東大震災で鈴木商店の本店や工場
は全壊。その後の再建に向けた努力が報われ、川崎に工場が再建さ
れ、味の素製品の増産が開始される。
 その頃、味の素の原料が蛇というデマも流れ、その疑惑を晴らす
ためと原料は小麦であることを知らしめるため、工場の見学や料理
の講習会等のキャンペーンが展開される。その当時、1927年(昭
和2年)製造の宮内省御用品の味の素が展示されていた。
(港区高輪3-13-65)