塩哲の色即是空

私の日常の活動状況を飾り気なく、素のままで表現する。

街を巡る 山下町から馬車道 神奈川県庁舎

2009-03-25 06:37:38 | 街巡り_09
 日本大通りに面する一等地に「神奈川県庁舎」がある。
 大震災で焼失した前県庁舎の再建にあたり設計は公募され、小
尾嘉郎氏の案が採用されて1928年竣工。帝冠様式の外観やクラ
ッチタイル貼り、中央の高塔(高さ48.6m)が特徴だ。この塔は
「キング」の愛称が付けられ、「横浜税関庁舎」(クイーン)、
「横浜市開港記念会館」(ジャック)と共に、横浜三塔と呼ばれ
ている。
 県庁舎の南側角の敷地内に「神奈川運上所跡」石碑があった。
これは江戸時代末期、横浜の開港に伴い、関税と外交事務を取り
扱う場所として、この地に設置された。慶応2年(1866)焼失
し、翌年に横浜役所として神奈川奉行の支配に属していたという。
(横浜市中区日本大通1)
県運上所跡