塩哲の色即是空

私の日常の活動状況を飾り気なく、素のままで表現する。

日々秋が深まる、紅葉

2006-10-31 06:45:36 | Weblog
 先週の週末は、栃木県の東端に位置する山の中にいた。
といっても、山を切り開き、その場所には巨大なスケールの
サーキットがあり、ここが山の中とはとても感じない。
 1997年、「ツインリンクもてぎ」としてモータースポーツの
サーキットコースがオープンした。それ以来、毎年ここには、
数回、取材のための仕事としてやって来ている。
 底冷えのする1月や、ぽかぽか陽気の4月、灼熱地獄の8月、
そして、日々秋が深まるのを感じる10月、このTRもてぎは
四季折々の景色が安らぎを与えてくれる。
 これが仕事でなければ、なお良いが・・・。
ハ、ハ、ハ、逆だ。仕事でなければ、ここには来ないかな?

ぶらぶら大好き ブリキの玩具を懐かしむ

2006-10-30 07:00:03 | Weblog
 やっと探し当てた駄菓子屋のひとつ「村山商店」に入ってみた。
フロアから棚にかけて駄菓子類が雑然と置かれている。
懐かしいものはそれほどない。
少し前のキャラクターが化粧袋や箱の表面を飾っている。
やはり、問屋であるから多くの商品がセットになっている。
それでも、よく探せば単品のもある。
 狭いところに多数の商品を置いているため、
時間をかけてジックリ見て回りたいが、他のお客さんも多く、
品定めもままならない。
こういうところは、築地市場と同じで、開店直後、
早く伺った方が無難である。
 本日は、ザッと見て回るだけにしようと思っていたら、
見つけだゾ。玩具コーナー(と呼べるのかな)があって、
そこにブリキの金魚が泳いでいましたヨ。
大・中・小とあったので3つとも購入した。
 私の記憶からは消えているが、幼少の頃、この金魚を風呂場に
持ち込んで遊んでいたのだろう。
料金は、3つで1,100円ほどだったかな。
また今度、時間をかけて他のお店も観て廻ろう。

菓子玩具問屋・3仮店舗「村山商店」「あさひや」「大屋商店」
荒川区西日暮里2-26-10 日暮里ビル
9:00~17:00 月・第3火曜定休日

ぶらぶら大好き 日暮里で駄菓子屋を探す

2006-10-29 06:12:13 | Weblog
 以前、といってもかなり以前のことだが、
TVでJR日暮里駅そばの「日暮里菓子玩具問屋街」を紹介していた。
狭い路地の両面に所狭しと、駄菓子や昔からの玩具類を並べ、
卸はもちろん小売りもする問屋街、別名「昭和チック天国」として、
子供から大人まで連日賑わいを見せていたシーンが頭の中をよぎった。
 一度訪れてみたいと思いつつ、あれから時は過ぎた。
昔の玩具を拝見したく、日暮里に足を向けてみた。
駅の北口改札を出て東口の階段を下りると、大規模な建築工事が進行しており、
モノレールらしき架橋が剥き出しで見渡せた。
これが来年完成するという再開発事業「新交通システム日暮里舎人線」に
なるのだろう。
 それにしても殺風景なところに来たもんだ。なにもない。
昭和チック天国とやらはなくなり、ここは地獄の入口三丁目といったところ。
ビルの建築を進捗するための囲いが張り巡らされており、ここで駄菓子屋を
探すのは無理。ほんとにあるのか心配になりかけた。
 こういう時は、なんでも人にお聞きすること。これ、私の信条である。
通りがかりのスーパーの袋を携えたおばさんに聞いてみた。
さすが地元だけあって、菓子玩具問屋街で営業されていた3店舗が
場所をちょいと移した近くで、仮店舗として商売されていることを聞いた。
 早速、教わった道順で行くと、あるではないか。
おー、ビルの1階エントランスには溢れんばかりの駄菓子類が並べられている。
このビルの中に「村山商店」「あさひや」「大屋商店」が生き残っている。

Weekendの麺処巡り 水戸の塩専門店「吟。」

2006-10-28 19:48:29 | Weblog
 さて、水戸に来たら塩専門店がある。次を目指す。
スタッフとは、明日のフロント集合の時間を確かめ、次の麺処を目指した。
 やはり麺処を探すのである。以前から塩専門店があると聞いていた店に
初めて伺った。2年前に来た時は、臨時休業だったところである。
その名も「吟。」これで「ぎんてん」と呼ぶ。店内入って右側に券売機があり、
塩ラーメン650円+味玉150円をオーダーした。辛つけ麺や水餃子もある。
店内は、コの字型のカウンターに12~3席、4席テーブルが3つ。
若い店主とスタッフ1名、厨房では店主が一つ一つ丁寧に調理している。
 出てきた塩は、見るからに濃厚なスープである。豚骨と鶏ガラ野菜に魚介系の
節も入っている。聞くと干しエビと貝柱がポイントだそうだ。
見た目、濃厚そうだが、口に含むとさらさらと、流れるように入っていく。
節もインパクトがある、これは旨い。水戸でこれほどのスープに出会うとは
なかなか感動ものだ。
 この見た目濃厚スープに、中太縮れ麺があう。それもデフォで麺堅で出てくる。
スープを飲み進むと、柚が隠し味でほんのりと漂ってくる。
こんな演出も面白い。
これは、これは、驚いた。水戸で旨い一杯に出会った。
注:味玉が1個半入っているが、これは店主が私の塩の内容を間違えたため
  おまけサービスで半個プラスされたのである。

吟。(ぎんてん)
茨城県水戸市城南2-14-21
11:30~15:00、18:00~22:00 木曜定休日
日・祝11:30~15:00、17:30~21:00
029-233-1439

Weekendの麺処巡り 匠家で家系ラーメンを頂く

2006-10-28 19:39:56 | Weblog
 本日は、早朝の築地市場に伺い、牡蠣ラーメンと買い出しを行い、
栃木県のツインリンク茂木に向かった。もちろん仕事である。
重要なレースの最終戦である。明日、シリーズチャンピオンが決定する。
 日中はハードな仕事をこなし、夕方、宿泊先の水戸市内を目指す。
他のスタッフが家系ラーメンを食べたいとの要望があり、ホテル近くの
家系ラーメンの「匠家」(たくみや)へ伺った。
 私は家系ラーメンはほとんど頂いたことがないので、ちょっぴり不安。
店内は意外と広くゆったりしている。厨房にはスタッフらしき方がお一人。
またまた不安。家系ラーメンと言えば、スタッフが多くスタンバイし、
威勢がいいのではないか。こちらも不安。
後で確認すると、もう一人スタッフがいるとのこと。
 ラーメン580円のチケットを購入し、待つことしばし。
味、脂、茹で具合がオーダーできる。それも大きな紙に大書されており
これは味の好みが注文できるので、とてもいいこと。
 出てきたラーメン、豚骨しょう油で、優しい味だ。
麺は、吉村家と同じ大橋製麺から取り寄せている。
ハードな仕事をこなした後だけに、なかなか旨い。
家系を侮ってはいけない。

匠家
茨城県水戸市中央2-2
11:00~22:00 水曜定休日
029-228-2119

スピンオフ 築地場外で食材探し

2006-10-28 08:30:13 | Weblog
 本日の早朝麺処巡りは1店だけにして、場外へ廻った。
漬け物の「吉岡屋本店」で秋田の漬け物「いぶりがっこ」を発見。
秋大根を室内の天井に吊し、桜、ナラ、ケヤキなどの広葉樹を
日中夜燃やして香りをつけて干し上げる。
その後に漬け込んだのが「いぶりがっこ」。
 もう一店、秋山商店の鰹「削り節」を求めた。
こちらは早朝から店内で削っており、早ければ削り立てを購入できる。
それに素人さん用に500g(極上削り1,380円)の量り売りもしてくれる。
削り節で、500gと言えば相当な量になる。
 本日はこのくらいで築地を後にした。
 写真は、新大橋通りから波除通りを写した。まだ6時少し過ぎたところ。

Weekendの麺処巡り 接客担当のおねえさんがナイス やじ満

2006-10-28 08:26:29 | Weblog
 牡蠣ラーメン900円を注文する。奥の厨房では3名のスタッフが
調理している。お客は、魚河岸で働いている男衆ばかり。
関係者でない浮いた者は、私ぐらい。しかし、なぜか廻りの男衆に
とけ込んでいるようで、接客のおねえさんも同じように扱ってくれる。
 そうこうする内に、牡蠣ラーメンが出てきた。
なみなみと注がれたスープにプリプリの牡蠣がもっこりと浮かんでいる。
ほうれん草とニラの鮮やかな緑が、濃厚なスープの上に浮かび上がり、
キクラゲと短冊状のタケノコがワキを固めている。
 レンゲですくったスープを口に持ってくると、牡蠣の香りが覆ってくる。
口に含まなくても、その旨さが香りで伝わってくる。
 あとは言わずもがな。素晴らしい牡蠣ラーメンだった。
 お店を出がけに、おねえさんに「ごちそうさま、美味しかったよ」と囁くと
にっこりと笑顔のキャッチボールが出来た。
このお店は、味も確かだが、このおねえさんが看板なんだな。

Weekendの麺処巡り 牡蠣、カキ、かきの やじ満

2006-10-28 08:22:03 | Weblog
 さて、本日は、栃木県の山に囲まれたとある場所に、
仕事へ行かなければいけない。ただ、朝は少し余裕がある。
ならば、早起きして、築地場内へ麺処巡りと行こう。
先週食べた「やじ満」の牡蠣ラーメンが頭の片隅をよぎった。
牡蠣のエキスが芳醇に醸し出されている“あの”ラーメンを。
 本日も都営地下鉄のワンデーパスを購入し、目指すは築地の場内へ。
6時前に到着し、8号館にあるやじ満に到着。廻りの寿司屋さんは大行列を
つくっているなか、それを横目で見ながらススッと鰻の寝床のような
やじ満に入る。
 写真は、まだ薄暗い築地場内の8号館にある「やじ満」の店頭、
ストロボを炊くと目立つので、ノーマルで撮ったらブレてしまった。

ぶらぶら大好き 煉瓦堀と無縁坂

2006-10-27 06:57:17 | Weblog
 先週末、根津あたりをぶらついた後に、本郷方面を目指した。
高台に囲まれたお屋敷が目に飛び込んできた。
 ここは、三菱の初代・岩崎弥太郎の元本邸だ。15,000坪の敷地に
20棟もの大邸宅だったところ。この洋館の設計者は、東京国立博物館や
鹿鳴館などの官庁の建造物を設計監督したJosiah CONDER(イギリス)。
イギリス17世紀のジャコビアン様式を取り入れている。
 現在は東京都が管理して「東京都立・旧岩崎家庭園」となり公開されているが、
本日は、入園しないで庭園の廻りをぐるりとまわってみた。
良いスポットがあるではないか。この庭園の裏手に、
煉瓦塀に沿った緩い坂がある。そう「無縁坂」だ。
この無縁坂は、森鴎外の「雁」の中にも出てくる。さだまさしの曲にもある。
 それにしても、この煉瓦堀がいい味を出している。
なんでも重要文化財に指定されている。
この煉瓦堀が存在するので無縁坂が生きているのだ。
 都内にもいろんな坂道がある。
今後は、“ぶらぶら大好き”に坂道も1テーマとして取り上げていこう。

ぶらぶら大好き 人力車発見

2006-10-26 06:54:04 | Weblog
 根津界隈をぶらついていたら、人力車に目が止まった。
きっと、根津・千駄木下町まつり(10月21~22日)の一環の呼び出しで、
浅草界隈から出張に来ているのではないか(不忍通り、ふれあい館前にて)。
 私は人力車に乗ったことはないが、岐阜の高山で乗ったことのあるという
友人に聞くと、なかなか宜しいそうだ。少し目線が高くなり、
廻りの風景が新鮮に見えてくるという。
 人力車はアメリカで発明されたとされているが、定かでない。
日本では1868年頃に登場している。その2年後には、東京府から人力車の
運転免許証も発行されており、東京にあった約1万の籠は姿を消し、
数万台の人力車が普及して、日本の当時の代表的な公共輸送車であった。
 現在は、浅草の雷門の横で営業されている「松風」は、浅草界隈を巡る
ちょい乗り(10分)で3,000円、浅草下町30分コースで8,000円、
60分コースで15,000円(どれも二人乗り料金)で、
人力車の乗車体験と浅草風情が味わえる。