塩哲の色即是空

私の日常の活動状況を飾り気なく、素のままで表現する。

街を巡る 洛中 西陣織会館

2011-08-28 06:05:53 | 街を巡る_2011
 堀川通りと今出川通りが交差する南西側に「西陣織会館」がある。
5~6世紀の京都の盆地が日本の歴史に登場するようになると、大
陸からの帰化人・秦氏が開拓して太秦を本拠地に、農耕はもとより
養蚕や絹織りの技術を広めていく。
 桓武天皇の平安遷都に伴い秦氏の活躍はめざましく、王朝の宮廷
機織工業も盛んとなる。これがのちの西陣織となっていく。幾たび
かの戦乱を乗り越え、明治維新になると洋式織の技術は定着し、こ
の地は日本絹織業の発祥地となる。

 会館には、幻の空引機も展示されていたり、煌びやかな和着物の
展示やショッピングコーナーもあった。日本の伝統を垣間見られた。
(京都市上京区堀川通り今出川南入)

最新の画像もっと見る