塩哲の色即是空

私の日常の活動状況を飾り気なく、素のままで表現する。

Holidayの麺処巡り 麺処 遊で煮干し

2007-12-31 13:12:48 | 拉麺
 さあ、大晦日。今年一年間、大きな変化もなかった。
スケジュールノートを08年度版に代えるにあたり、今年の
ノートをめくってみると、仕事も余暇もそれぞれ適度に
こなしていたようだ。麺処巡りも、週末がメインなので数え
てみると、216杯頂いたことになる。
 この大晦日、街の雰囲気を感じたくて谷中を巡ってきた。
JR日暮里駅から谷中方面へ向かい、朝9時の「ゆうやけだん
だん」を眺めてきた。その後は、ぶらぶらと探索を続けた。
 なかなか面白いところを巡った後で、伺ったのは麺処。
鶯谷の「麺処 遊」。欲望は煮干しモードになっており、大晦
日に開いているところといえば、ここである。
 さて、開店、私が食べ終わるまで先客も後客もなし。少し、
寂しいが、伊藤店主と話が出来た。券売機が外に設置されて、
店内もレイアウトが少々変更されていた。
 肉中華そばの大盛り950円を平打ち麺でオーダー。待って
いる間、店内を見渡すと、1月1~2日が休み、3~4日から昼
間の部のみ営業、5日から通常営業の張り紙があった。
 久しぶりの煮干しスープは、懐かしくもあり、ホッとさせ
てくれる。太めの平打ち麺は、うどんのようにコシがあり、
弾力が凄い。喉ごしは、うどんそのまま。大盛りなので、約
300g強のボリュームがある。チャーシューは以前より分厚
くスライスされて、噛みごたえは抜群で、このスープには、
これが合う。旨い煮干しを堪能した。
 1月中旬より、夜の部のみ限定「特濃つけ麺」が再開される。

麺処 遊
台東区根岸1-3-20
11:30~17:00 不定休
(麺処 夕)水・木・金曜日、18:00~22:00
080-6672-7111


Holidayの麺処巡り 兎に角

2007-12-30 14:17:55 | 拉麺
 とみ田の大行列を横目に、同じ松戸市内にある麺処を目
指した。「兎に角」(とにかく)である。お初だ。
 店主は、津田沼の必勝軒で修行され、2005年7月に
こちらにグランドオープンされている。店頭には11時15分
到着、前に5名、しばらくすると若い女性スタッフが注文を
取りに店頭に現れる。つけ麺650円を注文。
 店内は広い。元「13湯麺HIDE」のあった処で、納得。こ
ちらも松戸の人気店のようで、すぐ満席、待ちも5~6人と
いったところ。
 自家製麺の麺は、素で頂いても旨い。つけ汁は、いろん
な具材が混ざり合って、特徴がつかめない。チャーシュー
は燻製処理されており、私にはこの香りがなじめなかった。
切り落としのようなチャーシューチップも沈んでおり、食
感の変化は面白い。
 最後にスープ割を頂き、濃い味からどれほど変化するか
気になったが、逆にさらに濃い味になっていた。
 隣で拉麺を食べている方の器を覗くと、鶏白湯系の白っ
ぽいスープが気になった。次は拉麺だ。

兎に角
千葉県松戸市根本472-5
11:30~14:00、18:30~21:00 日祝11:30~14:00
月曜定休日 047-361-4667
12月31日~1月6日 11:30~14:30営業
1月7日~14日休み  1月15日より通常営業


Holidayの麺処巡り とみ田

2007-12-30 14:13:51 | 拉麺
 年末年始は、どこの麺処も休暇に入る。開いている店を
確認しながら伺うことになる。しかし、ここ数年はネットも
盛んになり、どの店が営業しているか、一目瞭然で判るので
ある。それまでは、電話での確認が多かった。
 本日伺った店は、千葉県松戸市にある「中華蕎麦 とみ田」。
大黒屋本舗(こうじGr)から06年6月5日、独立開業され
た冨田哲也氏が「とみ田」を開店。その頃、1度だけ伺って
いる。当時の印象は薄い。ところがこのところ、旨くて行列
が出来、人気店として話題になっていると聞いた。そこで、
本日、今年の同店最終日に訪れてみた。
 9時前に店頭到着、もちろんトップである。それでもすぐ
後続が続く。9時15分に店内から待ち用の椅子が出され、
ゆったりした雰囲気で開店を待つ。これは、ありがたい。
 10時で20人強が並ぶ、食べ終えて出てくると、その数は
約40名に増えていた。
 さて、開店前にチケットが購入できる。特製中華そば850
円を買った。スタッフにすぐ渡して、再び外で待つ。そして、
開店。チケットが渡っている分、出てくるのが早い。
 チャーシューが4枚、3枚の海苔の下にはトロタマゴが
隠れている。スープは魚粉が口の中を快く攻撃してくる。
鶏、豚、魚介のトリプルスープの中で、特に魚介の苦味を
押さえるため、最後はとろ火で仕上げられているという。
 佐貫大勝軒、角ふじ、大黒屋の良いところを取り入れた
旨いスープだ。自家製麺も旨い。1年半の間に大きく進化
した一杯だった。次に来る時は、つけ麺だ。

中華蕎麦 とみ田
千葉県松戸市松戸1339
11:00~19:00(スープ・麺切れまで)水曜定休日
047-368-8860
年明けは、1月4日から営業


Weekendの麺処巡り がんこ八代目で塩紫蘇

2007-12-29 13:43:35 | 拉麺
 本日の最後は、末広町のがんこ八代目である。
数ある(最近閉店したところが多いが)がんこの中で、
この八代目が一番のお気に入りで、以前は週末になると
伺っていた店だ。
 久しぶりに土曜日に伺ったら、11時15分さんが登場。
北沢邦男店主も顔を見せ、麺談義で盛り上がった。
 やはりこちらはスープが良い。がんこ系列は福井の二
代目から大阪の十八代までの直系全てと、直系二代目、
分家、分家二代目、がんこと名乗らない店など、全て
食べ歩いているが、私の味覚にピタリとあうのが、ここ
八代目である。
 塩の一番濃いものを注文。チャーシューも大きく絶品
だ。それでも、ここはスープが旨い。
 一度だけ、スープ造りに失敗して店を開けなかった
時に伺ったことがあり、その時は無理を言って失敗スー
プで食べている。少し焦げ臭い匂いを立ち上げているス
ープであるものの、これなら充分商売できると思ってみ
たが、北沢店主は、ガンとして店を開けなかった。そん
なこだわりを持つ八代目が好きである。
 本日3杯目なので、麺を半分にしてもらった。こちら
の塩も旨い、紫蘇も旨い。あっという間に平らげてしま
った。満足。


Weekendの麺処巡り べんてんで塩と味噌

2007-12-29 13:29:20 | 拉麺
 築地を後に、馬場のべんてんに向かう。
年内のべんてん詣では、これが最後となる。しかし、元旦には
特製拉麺が提供されるので、3日後には再びべんてんに来るこ
とになるが。
 本日は、もう一店伺いたいところがあるので、塩拉麺の
麺少な目800円をオーダー。特製味噌が100円で提供され
ていたので、こちらもオーダーした。
 すると、田中店主から「これ食べる」の声がかかる。白菜の
餡かけである。これは旨い。
 味噌は器の底に沈め、上澄みの塩味を堪能し、残り3分の1を
味噌味にしていただいた。これも旨い。満足の一杯であった。


Weekendの麺処巡り 番外編・築地で買い出し

2007-12-29 13:16:41 | 拉麺
 やじ満を後に、お目当ての店で美味・珍味・驚味・旨味の
品をあれこれと購入した。築地は、7時台から混み始めるの
で、買い出しは6時半までに終わらせたい。
 大トロ、カズノコ、昆布、スルメ、イクラ、姫大根、唐墨、
中でも鰹節削り節は、秋山商店のものが一番良い。場内9号
館内にも支店があるが、私はもっぱら場外の本店で購入する。
 もちろん卸問屋であるため、1kgからの販売だが、こち
らは500gから売ってくれる。朝一に行くと店の奥で鰹節を
削っている光景が眺められる。
 本日は、特上削り500g(¥1,340)を3つ購入。


Weekendの麺処巡り 築地・やじ満

2007-12-29 13:12:10 | 拉麺
 本日は、築地市場の最終営業日の一日前、年末年始の旨い
ものを買い出しに伺った。
 まず、その前に場内の「やじ満」で麺を一杯平らげた。
いつもの牡蛎拉麺900円である。麺少な目に堅めでオー
ダーした。今まで三陸や日本海、山陰、瀬戸内と至る所で
生牡蠣、牡蛎フライ、焼き牡蛎、鍋もの等々、料理した
牡蛎を頂いてきたが、やじ満で出される牡蛎はどこよりも
大振りである。
 中華鍋で片栗粉ソテーされた牡蛎は、かぶりつくと身の
中はレア状態で、海の厳味がジワリと溢れ出てきて、至福
のひとときがおとずれる。牡蛎で今年一年間の喜怒哀楽が
心から洗われた。
 やじ満の牡蛎拉麺、旨い一杯であった。


Holidayの麺処巡り がんこ総本家でアンキモ

2007-12-24 13:54:50 | 拉麺
 馬場のべんてんを後に、池袋へ向かった。
がんこ総本家のSP第二弾、「アンキモ味噌」1,200円が提供される。
昨日は、牡蠣ベースの悪魔が振る舞われた。早稲田時代の悪魔とは
比べられないほどライトになり、万人に愛される悪魔に変化したが、
懐かしい味は、今も変わりがなかった。
 さて、本日のアンキモ味噌は、総本家の師走の風物詩とまでなっ
た一杯である。本日も並びは30人弱となり、総本家の味噌が
振る舞われる時は多くのファンがやって来るのである。もちろん、
いつもの常連さん、BUSHさん、ビッグスクーターさんとその
友人、FILEさん、アミーゴさん、筑波の青年、眼鏡のヒョロリ
さんなどなど、がんこ好きが集合した。
 本日も開店前の一条家元の麺食いパフォーマンスが披露され
開店。すりつぶしたアンキモがづんどうに投入されており、
スープは網で漉されて器に入れられる。早稲田時代に提供され
た時のアンキモの味から、今回の一杯は苦味がなくなり、優し
いスープになっている。西山製麺の古いタイプの麺に変わり、
味噌スープが麺と絡み持ち上げも良い。
「味噌は研究したことがない」と一条師匠だが、なかなかどう
して、総本家の味噌も旨い一杯だった。
 12月31日大晦日と1月1日元旦の2日間は休みで、1月2~3
日に紅ズワイ蟹フレークを使用したスープの拉麺が800円で
提供される。どちらも12時から。4日から通常営業。

BUSHさん FILEさん アミーゴさん 

Holidayの麺処巡り べんてんで丸子が出た

2007-12-24 13:47:11 | 拉麺
 週明けの月曜日、ましてや振り替え休日となれば、伺う処は
馬場のべんてんである。休みの日曜日に仕込まれたスペシャル版
“何か”が期待できるからだ。
 そんな期待も込めて、開店を待つ間も想像するだけで楽しい。
本日はいつもの常連さんとワールドワイドな麺談義が繰り広げ
られ、待つ時間もあっという間。
 そして開店、いつもの塩の麺少なめ800円をコールすると、
田中店主が「こんなものを用意した」とステンレスボールの中
身を見せていただいた。なんと、丸子(わんず)である。肉団
子の中にゆで卵を入れたものを半分にした丸子が振る舞われた。
さらに、野菜炒め、特製味噌100円をのせてもらい、器の中は
デコレートされてとってもバラエティ。
 味噌は器の底にソーッと沈め、後のお楽しみにとっておく。
まずは、スープ、旨い。麺をガッツリと啜る。そして、丸子で
ある。八角の風味で味付けされており、まるでハンバーグを
ほおばっているようである。
 麺とスープが3分の2ほどなくなると、底から味噌を持ち上げ
撹拌すると、塩から味噌バージョンのスープが出来上がる。
本日の特製味噌は、以前よりも塩辛くなく、マイルドな仕上
がり状態の旨い味噌拉麺となった。
 なるほど、感激のべんてん師走バージョンの一杯だった。


Holidayの麺処巡り コンビニ飯持参

2007-12-23 13:33:26 | 拉麺
 そうこうすると一条家元が器を持って店頭に、いつもの
パフォーマンスを披露された。OKマークも忘れずに。
 そして、入店し、しばし待つと悪魔が登場。コンビニご
飯をどのようにして食べようか、スープ、麺、ご飯とそれ
ぞれ交互に箸を進めた。最後は器の中にご飯を入れ、オジ
ヤ風にして頂いた。なるほど、がんこ悪魔にはご飯が合う。
 牡蠣の風味もフンワリあり、悪魔肉、トロトロチャーシ
ュー、大振りの葱が悪魔のスープにピッタリ。麺も昔の頃
のものに戻されていた。
 今年最後の総本家の悪魔、満足満足、堪能した。

Kenちゃん。  BUSHさん  FILEさん