塩哲の色即是空

私の日常の活動状況を飾り気なく、素のままで表現する。

街を巡る 島根から伊興 千葉次郎勝胤の新墓

2009-03-09 06:38:27 | 街巡り_09
 勝胤の墓が移転していたとは知らなかった。早速、今来た道を引
き返し長勝寺へ向かう。
 長勝寺は、元和8年(1622)に宮城清左衛門吉重が祖先の君主
である勝胤の菩提を弔うため建立し、万治2年(1659)に開山し
ている。
 勝胤の没年や死去の事由など歴史的に不明な点が多い。宮城家の
過去帳によれば、勝胤は永禄7年(1564)正月8日に没したと記
録され、また家伝には鴻之台合戦(国府台ともいう、1564)時に
討ち死にしたとされているが、別の説もあるという。
 勝胤在世の当時は、下総の国(茨城の南西部、埼玉の東辺り、千
葉の北部、東京の東辺りから隅田川の東岸にかけて)を領した豪族
で、足立区千住の地名も“千葉氏が住する”から来ているという。
 境内に入ると左側に墓はあった。2007年末に旧墓地からこちら
の地に墓石が移築されている。
(足立区伊興3-11-19)
長勝寺