紙屋さんブログ

土佐の自然を愛する親父です。

急いでる先があれば要注意です

2012年09月26日 16時01分14秒 | 日記
 紙の市況が悪過ぎます。8月の製紙の印刷用紙の出荷は前年比マイナス10%程です。東京の紙卸商の此の分野はマイナス9%ですから,メーカーの数字には前年の値上げ前の仮需要の反動が入っているとはいえ良くないです。対して、購入資金や,在庫場所の関係で手持ち在庫をそれほど増やせなかった紙卸商各社の数字には、仮需の反動は殆どないはずですから、現実に売れ行きが落ちているはずなんです。結果として、販売価格が下がっています・・・秋需の期待が外れると,在庫はツキ座ったままになるので今の此の秋需に入る9月には「適正在庫」迄売り払いたいのです。無理売りは見切り売りと同じで、紙屋が,紙屋に紙を売るようになれば資金繰りの為のダンピングです。(バッタ売りとも云います)
 今日は快晴続きです。暑いです・・・運動会の練習が小学校から音楽や,歓声が聞こえてきますが「熱中症」にならなければ良いがと、思って聞いています。
ふぐの初競りが有りました。これからがふぐのシーズンです。写真は,日本第一号のふぐ免許のふぐのメッカ・下関の「春帆楼」です。九州の知り合いのお大尽は、自分専用の「ポン酢」を持参してフグを食べに行くくらいに凝って居ます。以前九大に居た長男の話だったかと思うが,フグをたらふく堪能する迄食いたければ,「ヘリーで韓国釜山に行くべし?」・・・だったのですが。私も、一度行ってみたいものです。多分,皿鉢の柄が見えるような薄造りのテッサは出ずに,ぶつ切りのふぐ鍋じゃーないかと思いますが・・・。大阪北新地の高級割烹で「白子づくし」のふぐコースを食うと、一人分5万円相当は楽に取られます・・・50数年間の大阪生活でたったの二度だけですが、接待に使いました。良い白子が入った時にだけ電話が掛かって来ます。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿