火曜日(2021.12.21)の毎日新聞奈良版に、〈ご当地かるたで町おこし 遊び通して歴史学ぶ 丸岡NPO理事長制作 万葉歌など紹介〉という記事が出ていた。〈一般市民に対して、桜井市の郷土史を啓発するための事業を行い、桜井市の観光関連産業の振興に寄与する〉ということを目標に掲げたNPO法人「まほろば記紀万葉研究舎」の丸岡一裕理事長が制作されたものだ。
※写真はいずれも、毎日新聞の同記事サイトから拝借した
『万葉集』や『古事記』などに登場する桜井市を詠んだ歌を取り上げ、かるたに仕立てているという。NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」が制作した「奈良まほろばかるた」は子どもさん向けとしたが、こちらは大人向けである。では、記事全文を紹介する。
万葉集発祥の地とされる桜井市で町おこしに取り組むNPO法人「まほろば記紀万葉研究舎」の丸岡一裕理事長(54)=同市=が、万葉歌などを紹介したご当地かるた「桜井かるた」(1500円)を制作した。郷土愛から、遊びを通して子どもたちに歴史を学んでもらおうと、私財を投じて取り組み、早くも第2弾を計画中という。丸岡さんは「桜井初のご当地かるたで、地域を盛り上げたい」と意気込む。【広瀬晃子】
「三輪山をしかも隠すか雲だにも こころあらなむ隠さふべしや」など、万葉集や古事記の名歌を取り上げた読み札と取り札の45組。「巻向」「倉橋」「初瀬山」など、桜井の地名が登場する作品を選んだ。札をきっかけに知識を深められるよう、裏面には歌の解釈や作者のプロフィルも加えた。また、「智恵授け合格叶(かな)う菩薩(ぼさつ)さま 安倍文殊は日本一なり」など、丸岡さんオリジナルの札もある。
まほろば記紀万葉研究舎は丸岡さんが通信会社を早期退職し、2021年3月に設立した。数十年ぶりに帰郷した際、街の衰退ぶりに驚き、「にぎわいを復活させなければ」と使命感を持ったのがきっかけ。かるたは活動の「第一歩」で、今後もご当地検定などの企画を考えているという。
かるたは1000セットを制作し、等彌(とみ)神社(同市桜井)で販売している他、通信販売も可能。今後、市教委を通じて市内の小中学校にも寄贈する予定という。問い合わせは、丸岡さん(090・1365・9912)。
※写真はいずれも、毎日新聞の同記事サイトから拝借した
『万葉集』や『古事記』などに登場する桜井市を詠んだ歌を取り上げ、かるたに仕立てているという。NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」が制作した「奈良まほろばかるた」は子どもさん向けとしたが、こちらは大人向けである。では、記事全文を紹介する。
万葉集発祥の地とされる桜井市で町おこしに取り組むNPO法人「まほろば記紀万葉研究舎」の丸岡一裕理事長(54)=同市=が、万葉歌などを紹介したご当地かるた「桜井かるた」(1500円)を制作した。郷土愛から、遊びを通して子どもたちに歴史を学んでもらおうと、私財を投じて取り組み、早くも第2弾を計画中という。丸岡さんは「桜井初のご当地かるたで、地域を盛り上げたい」と意気込む。【広瀬晃子】
「三輪山をしかも隠すか雲だにも こころあらなむ隠さふべしや」など、万葉集や古事記の名歌を取り上げた読み札と取り札の45組。「巻向」「倉橋」「初瀬山」など、桜井の地名が登場する作品を選んだ。札をきっかけに知識を深められるよう、裏面には歌の解釈や作者のプロフィルも加えた。また、「智恵授け合格叶(かな)う菩薩(ぼさつ)さま 安倍文殊は日本一なり」など、丸岡さんオリジナルの札もある。
まほろば記紀万葉研究舎は丸岡さんが通信会社を早期退職し、2021年3月に設立した。数十年ぶりに帰郷した際、街の衰退ぶりに驚き、「にぎわいを復活させなければ」と使命感を持ったのがきっかけ。かるたは活動の「第一歩」で、今後もご当地検定などの企画を考えているという。
かるたは1000セットを制作し、等彌(とみ)神社(同市桜井)で販売している他、通信販売も可能。今後、市教委を通じて市内の小中学校にも寄贈する予定という。問い合わせは、丸岡さん(090・1365・9912)。
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