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ならファミリーに、奈良時代の「西隆寺」跡!/毎日新聞「ディスカバー!奈良」第51回

2018年01月30日 | ディスカバー!奈良(毎日新聞)
NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は、毎週木曜日、毎日新聞奈良版に「ディスカバー!奈良」を連載している。先週(1/25)掲載されたのは「いにしえの尼寺跡 奈良市の西隆寺」、執筆されたのは奈良市在住の石田一雄さんである。
※トップ写真は、ならファミリー1階の「東門跡」説明パネル

このお寺、『世界大百科事典』によると、

西隆寺(さいりゅうじ)奈良市にあった称徳天皇の勅願にかかる尼寺。767年(神護景雲1)に造西隆寺司を置いて,造営が開始された。771年(宝亀2)諸大寺とともに寺印を頒布されているので,このころ造営がほぼ完成したと思われる。寺地は西大寺の近傍,右京一条二坊に4町の広さを占めた。880年(元慶4)に西大寺の管下に入った。それはこの寺が西大寺の僧らの法衣を洗濯する所であるというが,そのまま実情を表すとは考えられない。鎌倉時代には廃絶した。

尼寺だから「法衣を洗濯する所」とされたのかも知れないが、ちょっと失礼な話である。ならファミリー周辺にはお寺の伽藍跡を示すパネルなどがあるので、ご覧になった方も多いことだろう。では、全文を紹介する。


ならファミリー北西出入り口外側にある「回廊跡」の復元遺構

いにしえの尼寺跡/奈良市の西隆寺
奈良市の西隆寺は奈良時代、称徳天皇の意向により創建された尼寺です。鎌倉時代には廃絶していたようですが、近鉄大和西大寺駅の北東約250㍍四方の中に、伽藍(がらん)が建ち並んでいた跡が残っています。駅周辺に設置されている保存遺構や説明パネル5カ所をたどっていにしえの姿を想像してみましょう。

駅前のサンワシティビルの前に「西隆寺の記憶」というパネルがあります。そこから東へ進むと、南都銀行西大寺駅前ビルの駐車場看板横に「築地塀跡」のパネルがあり、みずほ銀行の裏には「塔跡」の遺構が保存されています。

また、ならファミリーの北エスカレーター1階横の柱に「東門跡」のパネル、その前の売場の床には門柱のあった場所を示す二重丸の印が12カ所あります。北西出入り口の外側には「回廊跡」の復原遺構があります。一度訪れてみてはいかがでしょうか。

メモ 近鉄大和西大寺駅北出口からすぐ(奈良まほろばソムリエの会 石田一雄)。


歴史のある奈良では、ショッピングセンターの中にも遺構があるのだ。知れば知るほど、奈良はおもしろい!

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