tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

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値段が10倍/1食330円(45g)の 「天然わら納豆」を食べてみた!

2019年01月15日 | 日々是雑感
年末年始、テレビで納豆に関する特集を何本か視聴した。ネットにも、こんなわかりやすいまとめ記事が出ている。熱々のご飯に載せてはいけないとか、冷凍保存した納豆は電子レンジではなく自然解凍が良いとか、生卵の卵白は肌にいいというビオチン(ビタミン類)の働きを阻害する(私は温泉卵と混ぜている)などの知識を仕入れることができた。

いつもは、イオンモール大和郡山や近商ストア学園前店で売っている「近藤豆腐店の大仏納豆」をいただいている。これはとても美味しい納豆なのだが、いちど「天然わら納豆」(わらにいる天然の納豆菌で発酵させたもの)なるものをを食べたくなって、ネットで注文してみた。それが「天然わら納豆ふくふく」(栃木県の株式会社フクダ製)である。同社のHPによると、


表面の包装紙をとるとこんな姿。要は、納豆を密閉しているのは表の包装紙だけなのだ

わらに棲む天然の納豆菌で造る伝統の納豆が五十年振りに甦りました。当地方の農家に昔から伝わる伝統の納豆です。当店の看板商品です。ぜひ一度ご賞味ください。

この藁納豆は昔から当地方の農家に親から子、子から孫、へと大切に伝えられた伝統の納豆で、藁に棲む天然の納豆菌を活用して造る納豆です。然し、昭和20年代にサルモネラ菌に依る中毒事故が発生し、それ以後製造が禁止され、これまで多くの藁納豆のメーカーが製造許可の取得を試みましたが許可が下りず、正に幻の納豆になってしまいました。



弊社はこれまで工業界において食とは関係の無い精密製品を手がけてまいりました。そこで永年培った工業製品製造の技術を駆使し、絶対に中毒事故の発生しない製法を確立致しまして、このほど50年振りに製造許可の取得が出来まして伝統の納豆が復活いたしました。藁の納豆は他にも沢山ありますが、藁は単なる容器で培養菌の納豆であり、弊社の納豆とは全く異なるものです。




これは期待できそうだ。ふくふくは300g入りが1,200円、送料が別途1,000円、計2,200円。普通にスーパーで売っていてる納豆は45g入り3パックが100円程度。つまり1パック33円だ。ふくふくは送料を含めると45gで330円、ちょうど10倍!といっても、値段の差はわずか300円なので、さほどフトコロはいたまない。

ネットで注文し到着して、しばらく冷蔵庫で寝かせておいた(もちろん賞味期限内)。納豆は乾燥させると美味しくなるそうだ。なお小泉武夫がNHKで絶賛していたという同社の最高級品「大天元」は2,000円だった(1パックで計算すると450円!)。少し迷ったが、まずはふくふくを試しすことにした。


これでも立派な「食品」なのだ!

少し熟成させたところで開封すると、おお、これはコワい!こんな姿だったのだ。これを見て卒倒する外国人がいるのではないか。しかし表面のこわもてとは裏腹に、混ぜてみるとわりと普通の納豆の姿になった。これなら食べられる。粒は思ったより小さい。



いつものように糸を引くまで混ぜ、ネギ、練り和からし、醤油、温泉卵をまぜ、少し冷ましたご飯に載せていただいた。うーん、見た目ほどにはインパクトはない。臭いはややキツめだが、そんなに糸を引くわけでもない。味も歯ごたえも「近藤豆腐店の大仏納豆」に軍配が上がる。



しかし、しばらくして私の腸が喜び始めた。冒頭のサイトには、納豆には「整腸作用に高い効果があり、有害な毒素を排出するデトックス効果もあります」とあったが、要はお通じが良くなるのである。6パック分買い込んだので、しばらくは毎日いただけそうだし、蓋つき容器に入れて冷凍すれば、半年くらいは大丈夫だそうだ。

皆さんも、ぜひお試しを。おススメの納豆がある方は、お知らせください!

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