tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

真田丸(49)前夜

2016年12月18日 | 真田丸(NHK大河ドラマ)
前回(12/11)のNHK大河ドラマ「真田丸」は、「第49回 前夜」だった。NHKの公式サイトからあらすじを拾うと、

幸村からの書状を読んだ信之は、幸村が死を覚悟していると直感し大坂行きを決意する。一方、豊臣方と家康との最終決戦~大坂夏の陣~がいよいよ始まる。幸村は又兵衛や勝永とともに策を立てる。徳川軍をくいとめるのは道明寺。しかし、豊臣方の策はことごとく漏れていた…。ついに幸村は、春を城から出すことに。そして、きりには最後の使命が…。



いよいよ幸村の終わりの始まり、夏の陣の前夜が描かれた。この回で印象に残ったのは、幸村ときりのキスシーンだった。しかしこれは台本にはなく、堺雅人のアドリブだった!オリコンの情報サイトによると、

【真田丸】感動の幸村ときりのキスシーン 堺雅人の発案だった
女優の長澤まさみが16日、NHK総合の『スタジオパークからこんにちは』(月~金 後1:05)にゲスト出演。11日放送された第49回「前夜」で話題を呼んだ主人公・真田幸村(堺雅人)ときり(長澤)のキスシーンについて、「台本には(キスをするとは)書いていなくて、堺雅人さんが提案されたんです」と裏話を披露した。

幸村ときりは幼なじみ。幼い頃からきりは幸村にずっと好意を寄せてきた。男女の関係にはならないまでも、つかず離れず、常に変わらぬ態度で幸村を支えてきた。そして、徳川家康の最終決戦に挑む覚悟を決めた夜、幸村はようやく、きりがかけがえない存在となっていたことに気づく。

長澤によると、当該シーンの撮影の際、「いまままで思いを募らせてきたきりがむくわれるシーン。彼女の大切さに気づいたことをわかりやすく表現するために、口吸い(キス)するのはどうですか?」と堺から提案があったという。

それを受けて、長澤も「やってみたいことがある」と提案。「以前から、『キスされながらしゃべる』という芝居をやってみたいと思っていて、きりは何かを食べていたり、何か別のことをしながら話すことが多かったので、ぴったり合うな、と思いました」。

堺も「いいね」とノリノリで、現場も「やりましょう」と大いに盛り上がったという。長澤は「キスをしながらでもしっかりせりふは聞こえるように。それは、言葉を届けることをすごく大切にされていた堺さんから学んだことの一つでした」と話していた。大河ドラマ『真田丸』は18日が最終回。BSプレミアムでは午後6時から、総合テレビでは午後8時から、55分の拡大版で放送。




うーん、そうだったのだ。キスしながらも、うまくセリフを言うなぁと感心したが、これは長澤まさみの提案だったのだ。幸村はきりに、千姫を送り出し秀忠の陣に届けるという、重要な仕事を託す。「そのあとは沼田に戻れ」ときりは幸村から言われるが「こうなったら城に戻り、茶々に最期までお供する」ときりは言う。「源次郎様のいない世の中にいても、つまらないから」。

幸村はきりをしっかりと抱きしめる。「遅い」ときりは一言。つぶやいたきりの口を塞ぐように、幸村は黙って唇を重ねる。そのままきりはもごもごと言う。「せめて10年前に、あの頃が一番綺麗だったんですから…」。抱き合う2人に有働アナのナレーションが重なる。側室であった、子をなした、そんな諸説ある高梨内記の娘。ひとつだけ確かなのは、信繁に関わった女性の中で最も長く側に居たのは彼女だということ…。幸村をずっと見つめて愛し続けたきりの思いは、残り少ない時の中で、やっと報われたのである。



いよいよ今夜(12/18)は最終回。幸村の壮絶な最期の時が迫る…。では、締めは藤丸タダアキさんのブログから。

信之は幸村に会いに行きます。最後の決戦に臨もうとする幸村を止めようとします。真田丸49話前夜の感想を書きます。大坂夏の陣決戦前夜。戦乱の世はこれで終わります。その決戦の前夜が真田丸49話です。

大坂城では軍議が行われます。大坂五人衆は大阪城南の天王寺で迎え撃つ作戦をあげました。徳川方は京の二条城に集結し始めます。家康はわざと最後の和睦交渉をしましたが、豊臣方に拒絶されます。家康は相手が決死の覚悟を決めないように何度も和睦交渉を行い肩透かしを続けます。

そして開戦。豊臣方は徳川方の浅野(和歌山)と大阪泉佐野で開戦します。この戦いは大野治長・治房の失策で敗戦し、ここで塙団衛門直之が戦死します。次に、本多正信が後藤又兵衛を罠に仕掛けます。徳川に寝返れば恩賞を与えると。



幸村は信之・信伊と会いました。信之は幸村に翻意を促しますが幸村は決死の覚悟を伝えます。幸村は酒を酌み交わしたいと言いましたが、信之は今生の別れではないと断ります。大坂夏の陣最後の前夜です。家康は上杉景勝と酒を酌み交わします。まさに前夜です。

5月5日、徳川軍は河内国分を目指します。幸村は後藤又兵衛にくれぐれも焦らないように忠告します。木村重成は後藤又兵衛に感謝の意をいいました。重成は兜の緒を切って再び脱ぐことがないこと(決死の覚悟)を示します。

後藤又兵衛と木村重成は戦死します。長曾我部盛親も壊滅的打撃を受けて退却します。彼らは善戦し、多くの敵を打ち取りました。しかし兵力に差がありすぎ、結局は孤立して討ち死にしました。



幸村は作戦が筒抜けになっているのを勘付きます。ほかにも内通者がいる…。その内通者とは台所料理番大角与左衛門でした。

伊達政宗は真田に襲い掛かりますがコテンパンにやられます。その伊達政宗に幸村は自分の家族を託しました。やがて伊達の重臣の片倉重長に幸村の娘の梅は嫁ぎました。真田丸49話前夜。伊達政宗の前夜は幸村の家族を引き取る前夜でした。

長澤まさみ扮するきり。最後にきりは最後まで幸村の隣で死ぬと宣言しました。この夜は真田丸最後の大坂夏の陣天王寺口の戦いの前夜です。



高梨内記の娘、きりは幸村に最も長く仕えた女性でした。長澤まさみがきりのキャストに選ばれた理由がなんとなくわかった気がしました。真田丸49話前夜は多くの登場人物の前夜でした。真田丸50話は最終回です。最終回は題名がないそうです。最後の演出が楽しみです。真田丸49話前夜の感想を書きました。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 奈良ものろーぐ(8)和漢胃腸... | トップ | 大和の祭りと芸能/奈良県無... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

真田丸(NHK大河ドラマ)」カテゴリの最新記事