昨日録画しておいたTV番組を見た。 見たというか奥様がご覧になっていた時、傍で「ぼーっ」と見ていたのだが、パンデミック後の日本の大きな変化に驚いた。 ITの発達で、日本中が何処にいても、与えられた仕事ができる職種と、そうでない職種、つまり社会の基本的機能を維持する仕事に、二元化されてきたことを示していた。 例えば、ごみの収集、バスの運転、ガスの供給、コンビニ・・・。挙げればきりがない。 しかし不思議地な事に、基本的生活基盤の維持をするための従事者の賃金が、あまりにも低いことに対して疑問がわいてくる内容であった。 確かに現代資本主義社会での賃金格差が問題視されているが、誰も是正しようとはしない。 それどころか、後進国から労働者を留学という名で呼び寄せ、低賃金で使用している。 技術実習生といっても、真に新しい技術を教えていることは少ない。 資金さえあれば、自分の農地でもできることができない貧困。 その貧困があらわに見えてくるし、工場でも自国にあれば同じ仕事ができるであろうと思える内容なのだ。 国家戦略として、新しい仕事の仕方(在宅による)を提言し、発展させることにより、通勤がなくなると交通機関産業が没落していく。 また、賃金の格差がより大きくなると、どんな社会になるのだろうか、考えさせられた。
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