藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

一人暮らしを支えるには(12)

2020-10-25 06:09:24 | 日記・エッセイ・コラム

 つらつらわが身を顧みるに、いつ一人暮らしになるのか解らない年になってきた。 それは、明日かもしれず、逆にわが奥様が一人になるのか、誰も判らない年代になった。 三年前、「マダニ」に侵されて、又、一昨年心不全になって、何時あの世に行ってもおかしくない状況を経験した私だが・・・・。 ICUの部屋で過ごした私としては、「生」ある間に、功徳を積みたい、否、人間としての誇り?としての生き方として、困っている人を見過ごししたくない、という心の動きの中で生活している。 夫婦喧嘩は日常茶飯事だが、相手が在ってはじめて成立する。 相手がいない方々の、生活が予想できない自分がそこにある。 幾十年の友人としての、人間関係が在ったとしても、想像に域を出ることはない。 世の中に対する怒りや、友人に対しての思い、その他色々、生きている限りあることは間違いない。 それらを超えて、助け合うことが本当にできるのだろうかと、常に考えている自分が存在する。 例えば、土砂崩れが派生したとする。 事前に警報が出ると共に、一人暮らしの方を非難させた後、住まいが土砂崩れの被害にあって全壊。 この後住む所も無く、避難所暮らしを延々としなければ成らなくなったとすると、避難の手助けをしたことが、その相手の幸せを守ったのだろうか・・・・?。 後期高齢者の、生へ思いが、私とどう違うのか私には、計り知れない。 ボランティア活動の押し付けでは・・・?。 そんな事も頭をよぎる。

コメント
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