藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

赤い羽根募金?

2020-08-11 15:51:22 | 日記・エッセイ・コラム

 地震による津波、豪雨水害、地震被害、新コロナ発生、‥‥。 そうした中、国民は疲弊している。 TVは、いったい何を考えているのかわからない時が有る。 被災地に送る義援金の募集の放送の事である。 募金に応募できる位なら、最初から給付金を受け取るなと言いたくなってくる。 そこには、報道関係者に「鼠小僧」的感覚が有るのではなかろうか。 「大金持ちから盗んだお金を貧乏人に配る」。 確かに、一見痛快に思えるが、何か引っかかるのは何故だろうか。 給付金を全国民に配った政府、募金活動を見過ごすのではなく、政府が被災地救済に、全力で当たる事が一番では無かろうか。 年に二回、私は思う事が有る。それは、全国の町内会の連合会の呼びかける「赤い羽根募金」である。 各地方支部町内会に、一斉に通達される募金活動は、母子家庭や、生活保護所帯まで巻き込んで半強制的に募金活動が行われることだ。 街頭での募金活動は、かなり規制が懸けられたが、日赤の募金活動はある面、「戦争肯定的」な所が有る。 戦争犠牲者の救済は理解できるが、加害者の救済までも「人道的」と言う言葉でひっくくり、救済する事だ。 「ナイチンゲール」の行いは正しかったのだろうが、その為に安易に銃口の火ぶたが切られるとしたら、‥‥。 終戦記念日を迎えるに当たり、「赤い十文字」に疑念を抱く昨今だ。