藤森照幸的「心」(最年少被爆者、アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

10月1日 台風一過

2018-10-01 07:56:16 | 日記・エッセイ・コラム

台風一過 雲は有るが良く晴れた。 地上の埃は何処へやら・・・・。

 ところで、昨夜20時5分、それは突然であった。 それまで吹いていた風が止んだ。 静寂になった闇。 秋のこんな夜は、すぐにでも虫が鳴き始めるが、・・・・・・。 虫の音は聞こえて来なかった。 聞こえてきたのは、「ウヒィーーン、ウヒィーーン」 鹿の鳴き声だった。 幾度も鳴きながら、団地の中を徘徊しているらしい。 どの家も台風をやり過ごすために、しっかり戸締りして・・・・・。 こんな時こそ野生のシカにとっては格好の寛ぎの時間なのであろうか。 「ウヒィーーン、ウヒィーーン」 ・・・・。 それにしても虫の声が聞こえて来ない。 この状況は夏から始まっていた。 例年ならば、昼間はキリギリスの声が満ち溢れる団地の法面は、ただただ風が吹き抜けるだけで、草ヒバリさえも鳴かなかった。 不思議な一夏だったが、夜もクツワムシなどの声は聴かれず、今年は捕獲動物のトカゲなどが活躍しているのだろうかと思っていたが、秋小口になっても夜を彩る虫たちの声が聞こえて来ない。 どの家の庭も静かに・・・・・・。 不思議と静まり返っている。 逆に、野良猫は何時までも発情期が続き、けたたましい鳴声が眠りを妨げている。 こんな年は、何かこれからも起きそうだ。 「桑原、桑原」・・・・・。

コメント (2)
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