藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

こんな物見たことがありますか・・・?

2018-08-06 11:00:32 | 日記・エッセイ・コラム

今日は、広島に原爆が投下されて73年目です。 広島に住んでいる者は、病院に出かけると良く見懸けるのががこれ。

 人呼んで「原爆手帳」 正式名称「被爆者健康手帳」。 この手帳にも色々有って、被爆した状況によって分類されている。 これは私の物だ。 中をお見せすれば良いのだが、個人情報満載なので止めておく。 爆心地から2.5km己斐町で被爆した(生後四か月)。 直接被爆で、爆心から3km以内の被爆者が給付を受けている、法第1条による区分 「第1号」の手帳だ。 一年に二度、健康診断を受ける事ができ、かつ医療費が軽減がされている。 私は16歳から三年間、広島大学付属病院で入院生活を送った経験をしている。 病名「再生不良性貧血」。 早く言えば原爆症だ。 運良く生きながらえて来たが、いつまたお呼びが有っても不思議ではない。 73回目の記念式典を横目に見ながら、暑いベットの上で「被爆ピアノ」をTVで見ている。

73年前も、今日の様に暑い日であったと、親父から聞かされて育った。 親戚で被爆した者は、すでに總て旅立っている。 私が最後の一人となった。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする