畑作では雑草防止と保温・保水目的で“マルチ”を施すことがよくある。代表的なものに敷き藁、籾殻、最近では手軽さでビニールマルチ(ポリマルチ)も多いが石油製品だし見栄えも良くないし、後始末をちゃんとしないと汚く見苦しい。使用後は自然に帰る?紙マルチならましかもしれないが少々値が張る。
マツタケ山作りでは除間伐材が大量に出る。材として使えるものはまだ良いが、小径木や潅木では薪くらいにしかならない。まつたけ十字軍会員のNさんが、どこかから破砕機を手に入れてきて除間伐材を木材チップにしている。燃料にしたり、ぬかるみの舗装材に利用しているが、マルチとして使えないかと思って、トマトとカボチャを植えた畝でテストしている。今のところ大変具合がよく大いに使えそうだ。
写真のように、カバーし切れていない畝側部には雑草が生えてきているが、チップで覆われた畝上部はほとんど雑草が生えてこない。桧の混ざるチップは、虫によっては防虫効果もあるかもしれない。
晴天続きでもチップの下の土は適度に湿っていた。植えつけたのが霜の下りる時期を過ぎてからなので分からないが保温・防霜効果もありそうだ。しかも通気性、調湿性に優れた木材チップは、ビニールマルチのように蒸れ過ぎて根腐れなどの心配もない。秋になって用済みになれば、紙マルチのようにそのまま鋤き込んで一冬置けば肥料にもなるだろう。来年の植え付け時まで効果と様子を追ってみるつもりだがかなり期待できそう。
画面中央スクスクと育ってますね~♪
木のチップで雑草防止・保湿ですか~ムダがなし~肥料にもなる?? 私の微かな記憶ですが田舎では稲籾殻を撒いてあったような所を見たような記憶があります??? 記憶違いかも??
そう言えば 四月の初め頃 TV(どこか忘れましたが)で雑草農法とかナントカ言って 元京大農学部?の先生が わざと雑草を生やして 畑を作る農法を研究していると放送がありましたヨ?? 詳細はド忘れしましたが ある種の雑草が根を張ることで保湿や土壌が適度に解されてバクテリア等が増え 農薬を使用せず農地に良いらデス・・ただし、雑草が大きくなりすぎないよう マメに草を刈り上げるようです?? まぁ世の中 ホンマに実際 役立つかは??ですが・・・
それはさておき かぼちゃとトマトの収穫の際はまた 写真アップお願いします☆!!
その先生、なんとなく心当たりあります。