WESTWOOD -手作りビンボー暮らし-

持続可能な社会とは、必要なものはできる限り自分(達)で作る社会のことだ。衣食住なんでも自分で作れる人が偉いのだ。

読谷村めぐり(3)

2023年10月13日 | 沖縄
「艦砲ぬ喰ぇ残さー」の歌碑
(艦砲の喰い残し)
読谷村の東海岸にある。周辺の海も沖縄らしい美しく穏やかなサンゴ礁の海の景観が楽しめます。
復帰直前に飲酒運転の米兵の車に追突されて夫人共々犠牲となった比嘉恒敏が作詞・作曲し、その娘の4姉妹・でいご娘が歌った名曲「艦砲ぬ喰ぇー残さー」の歌詞が刻まれた歌碑。
(グーグルマップのKeitaさんの端的な解説を借用(盗用?😅))


(大意)
米軍は、地形を変えてしまうほどの(軍人と一般住民を区別しない)無差別艦砲射撃(今のロシア・ウクライナや中東の紛争と一緒)で多くの住民を殺しつくした(喰い尽くした)。”生き残ってしまった”私たちは艦砲射撃の喰い散らかした残り物。生き残ってもこんな辛い思いで生きて行かねばならないのか。こんな理不尽なことはもう絶対に起こさないでくれ。
五番まであるが、とりあえず二番まで引用。Youtubeでも聴けるのでぜひお聴きください。
一、若さる時ね戦争の世 若さる花ん咲ちゆさん
家ん元祖ん親兄弟 艦砲射撃の的になて着るむん喰えむんむるねえらん スーティーチャー喰で暮らちゃんや 
※ うんじゅん我んにん 汝ん我んにん艦砲ぬ喰ぇ残さー
(意味)若い時は戦争の世の中 若い花は咲くことが出来なかった
家もご先祖様も親兄弟も艦砲射撃の的になり 着るもの食べるものも全くなかった。ソテツを食べて暮らしたよ。
※ あなたもわたしも 君も僕も艦砲射撃の食い残し
ニ、神ん仏ん頼ららん 畑やカナアミ銭ならん 家小や風ぬうっ飛ばち戦果かたみてすびかって うっちぇーひっちぇーむたばって肝や誠どやたしがや
(意味)神も仏も頼られない 畑は(米軍基地の)金網で入れず銭にはならない。家は風が吹っ飛ばし戦果担いでしょっびかれて ひっくり返し返され弄ばれ それでもは誠実に頑張ってきたのに
※ 繰り返し

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