WESTWOOD -手作りビンボー暮らし-

持続可能な社会とは、必要なものはできる限り自分(達)で作る社会のことだ。衣食住なんでも自分で作れる人が偉いのだ。

次はCITI! そして世界恐慌へ

2008年10月07日 | 今日の出来事

 CITIグループがなりふり構わない生き残り策(金策)に奔走している。

 すでに2008年第一四半期時点でサブプライムローン中心に200億ドルに迫る(実質は越えていたかも)大損失を出し、あのリーマン(こいつが先に逝っちまったのは皮肉だったが)やゴールドマン、メリルからも危ないと指摘されていたところだった。
 3月ごろの時点ですでに、薔薇ならぬドルの花を散らした石油風呂に悠然とつかっている中東石油成金国連中から300億ドルもの融資を受けてまだ足りず、FRBからも資本注入を受けていた。

 先の“とばっちり”にも書いたが、会費無料AMOZONカードとの提携解消でAMOZONユーザーを有料会費会員に引きこもうなんて、みみっちいことまでやらざるを得なくなっている。それも、数年前なら相当のVIPでクラシック→ゴールドカードの利用実績がないとなれなかったプラチナカード会員への無条件お誘い付きだった。プラチナ会員って年会費52,500円!ですぜ。一昔前は、エリートを気取る外資系社員のステイタスだった。それが今や「お願いだからプラチナ会員になってください」ときたもんだ。

 9月には3%以上の高利回り(今は3%でも高利回り)の円建社債「サムライ」(どっかで聞いたような?)なるものを日本で売り出し、金満日本人の欲ぼけバカどもからも金を巻き上げようとしたが、その後のリーマン発の金融「混乱」で急遽取り止めている。3%の利回りに懐疑的になられてもし売れなかったら自社の信用不安に拍車を掛けるようなものだからだ。

 ワコビア買収という、かつてのライブドアのような手法で「CITIは大丈夫だよ」と見せかけたかったのが、ワコビアにゴネられて当てが外れた。

 ニューヨーク株暴落の今、CITI株は2008年初から半分以下に落ち込んでいる。米最大の金融グループが飛んだら“世界恐慌”は現実のものになるだろう。まあバクチに手を出していない健全な者から見れば、狂った賭場最大の胴元の一人がいなくなって経済の正常化に一歩近づくということだ

 あ、忘れてた。一つ困ることが..。積み立てた私の年金原資はどうしてくれる。頼みもしないのに運用と称してバクチにつぎ込んだり、基金に群がるハイエナどものためにいずれ廃屋となる「保養施設」を建ててやったりと、おかげでちゃんと年金を還元してもらえるのか怪しくなっている。もういいから元本だけでも一括返してくれ~。ムリだろうな


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