WESTWOOD -手作りビンボー暮らし-

持続可能な社会とは、必要なものはできる限り自分(達)で作る社会のことだ。衣食住なんでも自分で作れる人が偉いのだ。

上世屋見本市

2019年02月17日 | 環境・エコ・共生・持続・温暖化とか・・

10数年前、丹後半島宮津市波見で里山ボランティアの仲間だったゆみえちゃんが、上世屋という限界集落に飛び込み、地域に根付いた素晴らしい生き方を有言実行しておられます。
ドチャック会議

京都市内でその上世屋の暮らし見本市が開かれるということで観に行ってきました。

「この地が(消費ではなく)生産の場であるということ。」
この言葉は重い。「里山、地域おこしボランティア」のほとんどは里山、田舎を「消費」しているだけのことが多い。
「地球にやさしい」生き方は、「再生エネルギー」を使うことでも、田舎の「無農薬製品」を都会で消費することでもなく、不必要に稼いだお金で「補助金」を出すことでもなく、飛行機や新幹線や車を乗り継いで「環境仕事」に飛び回ることでもない。
私も含めて、自分は都会の安全地帯にいながら口先だけで里山保全、地域再生を言う人たちがほとんどの中で、私の半分くらいの年齢ながら本当に尊敬しかありません。なんちゃってボランティアの私は恥ずかしい。

上世屋見本市の藤糸績みWSやってみました。藤糸は糸を績む(うむ)と言うそうです。藤蔓から採った長い繊維の束をそのままつないで撚りをかけるので"績む(うむ)"。絹糸や綿糸のように、細い繊維を集合させながら糸にするのは"紡ぐ(つむぐ)"。
講師の"ののの"先生の細くて均一な太さの糸に比べると、太かったり細かったりの糸になってしまいましたが、これはこれで味があって良しとしよう😅
展示販売品には藤糸で織った布製品や糸毬状にしたイヤリングなど。
和紙を張り柿渋を塗った篭やチリトリなど、自然素材だけでこんなにいろいろな物が作れるんだと改めて思いました。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿