さぁ、母の願いを叶えましょうの旅2日目です。
今回ど~しても行きたいところがあるということで、
バスに乗り降り立ったのは東山。
母の願いを叶える前にちょっとだけ私の願いを叶えてもらおうと
安井金比羅宮へ。
無事縁切りをすませてから向かったのはこちら
八坂の塔!ではなくてそのふもとにあるコチラ↓
八坂庚申堂。
母はど~うしてもここに来たかったらしい。
近くの舞妓体験の撮影場所に使われているので、
この日も着いた時に2人撮影してはりました
見猿、聞か猿、言わ猿の三猿を安置する本尊に
庚申尊と呼ばれる青面金剛童子が祀られています
ここで有名なのはくくり猿ですね。
母はくくり猿がど~しても欲しかったんだとか。
境内のいたるところに奉納されたくくり猿が吊られています。
ちなみにこの木像は賓頭盧尊者(びんづるそんじゃ=おびんづるさん)
お釈迦様の弟子で神通力第一と言われている十六羅漢の1人で、
古代からなで仏として人々に親しまれているんですって。
腰痛の人は腰、頭痛の人は頭、縁結びを願う人は手、など
願うところをなでて拝むと良いそうですよ~
くくり猿は、お猿さんが手足をくくられて動けない姿を表したもの。
欲のままに行動するお猿さんの姿を人間の欲望に例えてあって、
人間の中の欲望が動かないように、庚申さんによってくくりつけられているんです。
願い事をかなえようと努力している時、
それを妨げるように欲望の心が沸き起こるんですが、
その欲望をくくりつけ、庚申さんにコントロールしてもらうためのお守りなんです。
くくり猿に願いを託してそれを叶える秘訣は、欲を1つ我慢することだとか。
う~ん、それがなかなか難しんだよねぇ・・・
お参りを済ませてから母はまっすぐ社務所へ。
ちっちゃいくくり猿のストラップと、9連のくくり猿を買いました。
ついでに私の分も
部屋の一番よく目に付くところに飾りました。
くくり猿は5連のものが多いのですが、
9連の猿は苦(9)が去る(猿)っていう意味で作られたんだとか。
さぁ、願いを叶えるために欲を1つ我慢しないとね~
境内には早咲きの梅がちらほら
そろそろまた自転車の旅を始めなきゃいけない時期かな?
さて、そろそろ次なる母の願いを叶えに次の場所へ!