少し前のことですが、私の中でホットケーキブームが起こってしまったので、行った事がないところでホットケーキを売りにしているお店はないかと検索をかけたところ、何やら美味しそうなホットケーキがひっかかりました。
西院の喫茶ダバダバ。
名前は聞いた事があったのですが、西院方面は用事がない限りあまり足が向わない地域。
せっかくのお休みやし、足を伸ばしてみようと自転車を漕ぎ漕ぎ…
初めてのお店に行く時は事前にだいたいの地図を頭に叩き込んで向かうのですが、
住宅街に馴染み過ぎていてなかなか見つける事が出来ず、あっち行ったりこっち行ったりしばらくうろうろ…
ようやく看板を見つけ、案外簡単な場所にあったのに見つけられなかった自分にちょっとショックをうけながら店内へ。
時間がゆったりと流れる町家の空間。
念願のホットケーキは、ふわふわやわやわ系でメープルシロップが染み込ませてあって、ジュワッと甘いものでした。
ペロッといけるだろうと思っていましたが、1枚食べきるくらいから結構お腹が張っている事に気づき、少し年を感じてしまいました。若い頃やったらペロリやったやろうなぁ…
ちょうどその日の気分にあったホットケーキが食べれてほんわかした気分で店内を眺めていたら、何となくお店をやる前の自分が思い出されました。
今の自分のお店の物件を見つける前は町家の物件を探していたこと…こういうゆるい時間の流れる空間でゆるいカフェをやりたいと思っていたこと…
多分私の周囲の人達も私がそういうカフェをやりたいと漏らしていたものだから、実際、今のような多国籍の一風変わった料理屋が出来上がった事にびっくりしていた気がします。
このブログを前々から読んで下さっていた方の中にもそう思った方は何人かいらっしゃるのではないでしょうか？
オープン当初は多少、自分の中で葛藤があったりしたこともありますが、今となっては、本当にこの物件でこのスタイルでやっていることが自分らしくて良かったと思っています。
ゆる～いお店はもっと年をとって身体の動きが鈍くなってきてからゆるゆるとやれたらいいなぁ～
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自分のキャパの狭さが恐い…。
ヒトって奥深いもんで面白いなぁ～って感慨深いです。
このやられた感は相当愉快で、感謝です。
京都滞在時間と営業時間の誤差でなかなか伺えませんが、おカラダに気をつけてお続けくださいね。
またいつかお邪魔できる日を楽しみに…。
こんなこと書くと少しおかしいのですが、出来上がった時に自分でも少し驚いていたくらい・・・
ただ、今となってはゆるカフェでなく、今のスタイルで良かったと心から思います。
せめて土日だけでもランチタイムの営業を増やそうかとも思ったりするのですが、なかなか身体が追いついてくれずに伸ばし伸ばしになってしまっています。
いつかお会いできる日を私も楽しみにしています。
いつも温かく見守ってくださり、ありがとうございます！