この土日、友達が遊びにくる予定やったのですが、
体調が悪いとのことでキャンセル
ぽっかり予定が空いてしまったので、なんとな~く母にメール。
“予定がぽっかりあいちゃったから、よかったら京都遊びにおいで~”
ほどなく母から返信。
“泊まりか日帰りか、とにかく行きます”
そうとう京都に来たかったみたいです
ということで、京都冬の旅~母の願いを叶えましょうの編~
まず最初は東寺から。
母は京都に車で来ます
南インターを降りて家まで来る間に見える五重塔がず~っと気になってたみたい。
土曜日私はヘルプのほうの仕事。
仕事が終わってから私は伏見からバスに乗り、東寺で待ち合わせ。
お昼を食べていなかった私は
東寺餅のよもぎ大福 210円でとりあえずむしやしない。
お腹も落ち着いたところで、食堂で七福神のご朱印をいただき、
東寺のなかへ。
立派なしだれ桜。
桜の頃にはすばらしい景観になるんでしょうね~
今東寺はちょうど冬の特別拝観をしていて、
国宝・五重塔の初層内部に入ることができました。
五重塔の内部は立体曼荼羅。
その中に入るなんて、とてもありがた~い体験でした。
今の五重塔は5代目。
都では唯一の高さを誇っていた五重塔は民衆からだけでなく
雷さんにも好かれてしまったのです。
4度の焼失を経ている五重塔ですが、
地震で倒壊したという記録は見当たらないそう。
これは五重塔が各層ごとに軸部・組み物・軒を組み上げて
これを最上層まで繰り返す積み上げ構造になっているから。
昔の日本人の建築技術はすばらしいものですね
近代の建物が地震でパタパタ倒れちゃうのは何故??
そのほかにも心柱が屋根をつきあげてしまい、
それを直すために50センチほど切り下げた話など、
興味深い話をいっぱい聞くことができました。
観智院も特別公開。
この寺院に一時身をひそめていたという
宮元武蔵による墨絵「鷲の図」を見ることができます。
そして五大の庭を見ることができます。
この日は雨がしとしとふっていたので、お庭の砂利が濡れてエメラルドブルー色に。
海が表現されている庭やったので余計きれかったです。
この五大の庭は弘法大使が唐の長安から日本へ帰還する姿が表されているそう。
向かって右側には唐の長安が、中央には遣唐船と船を守る神、
左側には築山(日本)が配されて、
築山中央の5つの石は五大虚空蔵菩薩像を表しているんですって。
深い・・・・
知れば知るほど深いよ京都