1月も、はや終わろうとしています。
メニューにはまだ反映できていないし、急にお店も休むしってことで
皆様にはベトナムから帰ってきて疲れが抜けずにウダウダしてんじゃないの?とか思われてるやも分かりませんね・・・
でもご安心を。しっかりとメニュー開発は進んでおります。
ベトナムの街のあの騒々しさを思い出しながら・・・
そして胃腸薬を駆使しながら食べまくった数々の料理の味を思い出しながら・・・
どうしてもお店で出してみたかったバインミー。
簡単に言うとバゲットサンドなのですが、このパンがフランスのバゲットとは似て非なるもので、表面はパリっとしていて中はスカスカだけどもちもちで、口当たりがとても軽い、安っぽいけどなんとも美味しいパンなのです。
市販のフランスパンを使用してお店で提供すれば楽なのですが、どうも現地で食べたバインミーとは違ってしまうので、やはり自分で作らないと・・・ということになったのですが、
日本でバインミー用のパンのレシピというものを見てみても米粉が入っていたりして(ラオスやカンボジアのものは実際に米粉が入っていることもあるようですが、ベトナムのものは米粉を使っていないようです。)、その通り作ってみてもどうも食感や味が違って納得いかず。
ネットでベトナムの料理番組などを検索して、ふにゃふにゃと聞き取れない言語の動画をなんとか材料だけでも分かれば、と見てみたり・・・ただ見たところ普通のフランスパンの材料、焼き方と相違なく、成形も適当だし、その通りに焼いてみてもやはり納得いくパンが焼けず。
粉を変え、配合をかえ、発酵時間を変え、焼き方を変え、
何とか現地のものに近いパンが焼けるようになりました。
パンを焼くのにこんなに苦労したのは初めてです。
でもとてもいい経験になったし、またひとつ成長できた気がします。
ボーコ―というベトナム風ビーフシチューや、バインフランというベトナムプリン、
ダラットという高原都市で食べたクレソンのサラダなど、徐々にメニューに加えていけたらと思っておりますので、皆様もうしばらくお待ちくださいね。
ベトナムの旅行記もまた書かないとなぁ・・・