eskapi-blog (てくてく京都♪)

京都にある多国籍料理店、eskapi店主の徒然日記です。

最近のうだうだ

2015-02-24 | ひとりごと
去年の12月下旬から始まった、自分と向き合って、自分の中の違和感をなくすという作業の中で、新たにやってみたい事が出てきたものの、1月中旬辺りからそれに関して動き始め、色んな事を調べに調べ、結果また違和感を覚え行き詰まるという事態が発生して、ここ2週間ほど少し参ってしまっていました。

私の悪い癖で一気に事を動かそうとして少し疲れてしまったんですかね?
で、ちょっと立ち止まってみようと考えるのを休憩したこの数日前にふとある事に気が付いて、一気に目の前が明るくなりました。


小さい頃から思い続けていたこと、今まで勉強してきたこと、今周りにいてくれる人達と、新たに浮かんだこれから進んで行くべきであろう道が、すーっと一本に繋がったような気がしました。

それがとんでもなく今の自分にしっくりきて、将来のシュミレーションも違和感なく想い描けて、誰にも迷惑がかからず、おそらく人のお役に立てるであろう道です。

1月~2月中旬までに私の話を聞いて下さった方々、度肝を抜くような事をぬかしてた上に、またちょっと方向性が変わっちゃってます。すいません!
次に会った時にでもまた話を聞いてやって下さい。

ただ、今のお店はやはり年内で一旦終止符をうつという気持ちには今のところまだ変わりはなくて、新たに始めた勉強が落ち着いた頃、もしくはタイミングよく良い物件が見つかった段階で、今とは違うまた新しい形のお店を一から作り直せたらなと思っています。

この2ヶ月間本当にものすごく頭を使った気がします。国家試験の時以上かもしれない…
でも多分、多少悩みながらも大きく方向性がブレることはないかと思いますので、勉強しながらお店頑張ります!

なので、皆様、気分スッキリしてハツラツとした店主にぜひ今年中に会いに来てくださいね(^^)



合点

2015-01-26 | ひとりごと
今日はお店はお休み。

目覚ましを止めていたのでいつもよりのんびりのんびり…
飼っている文鳥がしびれを切らして、はよ起こせと鳴き出したので、もそもそと布団から這い出て、籠に被せていた毛布をとって水と餌を変える。

俗に言う雨女なので、休みの日は雨になることが多いのだけれど、例に漏れず今日もしっかり降ってました。

今日はなんとなくしっとりした気分だったのでこういうシトシト雨も悪くない…最近は家でゆっくりするよりも雨でも外に出たい衝動にかられます。

身支度が済んだ頃にはランチタイムはすでに過ぎていたので、夜の予定までどこかでまったりしよ…と本を返しついでに図書館に行って、また数冊借りて近くのカフェへ。

たい焼きと珈琲で本を読みながら夜の予定までまったりさせてもらうのだ…と思っていたのだけど、本を読んでいたらなんだか無性に文を書きたくなって、こうやってつらつら書いている次第です。

ちなみにたい焼きはお腹からがぶりといくか、もしくは真ん中で割って中から食べるのが私流。好きな尻尾は最後までとっておきます。

それはさておき、年末から始めている自分を掘り下げるという作業。少しずつ自分というものが見えてきて、楽しさと同時に、隠れていた自分に自分で驚きを覚えました。

弾丸で東京に行った時に出会った方にホロスコープを見てもらったり、この間たまたま四柱推命を勉強されている方に出会って運気を見てもらったりしたのですが、どうして今、自分がこういう考えに至ったのか、という事が、あぁ、そうか…やっぱりね…と全て合点がいく気がしたのです。
もともと持ち合わせている性格や、運気の周期…色々な事がうまいこと合わさって、今、この現状があるのだな…と。

自分が好きなこと、物、なんとなく気になるもの、場所、出会う人、最近はその全てに理由があることが分かって、色々と考えることは多いけれど、なんだかとても楽しいのです。

今年はまだ始まったばかりですが、とにかく今までにないくらい自分と向き合っているせいか、もう半年くらい経ったような感覚です。

もっと知りたい、もっとやりたい…今年はとにかく自分に運命づけられた流れというものに身を任せて、ゆらゆらと流されてみようかなと思っています。


三十路

2014-12-29 | ひとりごと
誕生日が年末のため、毎年この時期になると次の年(歳?)の目標なんかをうだうだと考えるのが恒例行事になっています。

この所の怒涛の満席続きで(ありがたいことです(>_<))疲れからか、ヘルペスが出てしまい顔やら身体やら痛痒い、そんな誕生日です。

若く見られることが多いんですが、もぅ三十路ですって。
中高生くらいの時に思ってた三十路のイメージって、もぅおばはんの域に達してたのに、実際になってみたら、あぁこんなもんなのか…という感じですね。10年前成人した時もそぅ思った。

ただ、二十歳になった時よりもモチベーションは上がっていて、まだまだ人生これからや!と思えるようになったのは、ここ10年の間に成長した証なのかな…と。
何故か二十歳になった時なんてお先真っ暗だと思ってたから…あの頃の自分、なんでなんだ?

30までにしたい事、『自分のお店を持つこと』はとりあえず叶ったので、次なる目標に向かって邁進しないとですね。

最終的な目標は可愛いお婆ちゃんになることなんですが、まだまだお婆ちゃんにはなれそうもないので、とりあえず来年の目標からですね。

性格上、今の生活に満足するという事は出来にくく、常に何かしらの目標を持ってそれに向かっていないと落ち着かない人間のようで、実を言うと今年はなかなか目標が見つけられずモヤモヤ自堕落な生活を送っていたような気がします。

三十路直前になって、ようやっと次なる目標がかすかにぼんやり見えてきた気がします。29歳で人生観変わるってよく言われるのはこういうことなのかな?

来年はとにかく『自分というものを見つめ直すこと。自分の中にある自分に対する違和感を極限まで減らすこと。』に集中したいと思っています。

表に出ている自分と、中に隠れてる自分とのギャップを埋めるということですね。

自分でもよく分からないくらい腹ん中複雑で扱いにくい人間なんですよ。どの自分が本当の自分なのか、普段隠れんぼしてる自分を見つけてやって、そいつをちょっとでも理解してやってきちんと認めてやろうというわけです。

これからの人生をより楽しく生きていく為に、今しかできない、今やっとかないといけないことだと思います。

一皮剥けてやりますよ~!多分ね



ひとり事

2014-10-14 | ひとりごと
自分のやりたい事をやってるはずなのにどこか窮屈で、楽しいはずの事も楽しく感じられなかったり、気持ちも身体もダルく重くなっていく。これでいいのか、何が自分にとっていいのか、自分らしささえ分からなくなる。

今回旅行に出て、自分に嘘をついて生活をしていた自分に気がついた。

もともと真面目な完璧主義者ゆえ、いつの間にか、“やりたい事”が“やらなければならない事”に変わっていて、他人の目を気にして、気にしすぎて、自分の為ではなく他人様のお眼鏡に叶うようにできる限りの努力をしようとしてしまう。

多少の努力は必要なのだけど、私の場合、ちょっと力を抜いたほうが物事がうまくいくことは自分でも分かってる。
分かっていても出来ないからしんどくなる事も分かる。だから頑張って力を抜こうとまた努力する。で、また努力してる自分に疲れてしまう変な悪循環。

海外のお店などで、日本のようにマニュアル的に愛想良くしているお店はほぼないのです。こっちの言ってることが通じなかったらあからさまに「はぁ?何こいつ」って嫌な顔されるし、携帯をいじりながらの店番なんてのもごくごく普通。
日本で同じ接客をやったらすぐさま叩かれて終わりでしょうね。

でも、ここまでとは行かなくても、あぁこれでいいんだ…と思ったのです。

自分の言いたい事をそのまま人に伝える事が苦手で、1度飲み込んで、とっさに返せず悔しくてあとあと苦い思いをする経験も多々。
自分の気持ちを隠して苦手な事や人と付き合う事も多々。

気持ちを隠した所で、あとあと文句はたくさん出てくるものの、良い事はほぼない。

だったら飲み込まなかったらいい。言いたいことはよっぽど相手を不快にさせるものでない限り言ったらいいし、嫌なことはきっぱり断ればいいし、辞めたらいい。わざわざがんばって自分に不利益な物事と付き合う必要はない。
とにかく自分の気持ちに正直に頭や身体を動かせばいいんだ。

それで去っていくものは自分にとっては必要のないもの。今まで頑張って必要のないものに注いできた力を、残った必要なものに代わりに注いだらいい。

自分がやりたいと思う事をやり、やりたくないことはやらない。自分が1番気持ち良い方へ自分を向ける。
そうしていれば自ずと自分らしさというものは出てくるはず。

怠慢だって言われても、それはその人の価値観であり、その人の価値観が世間一般の価値観かと言われるとそうではない。もちろん自分の価値観ではないのだから、それによって一喜一憂する必要もない。








欲しいのは瞬発力

2014-09-21 | ひとりごと

なんとなく文を書きたくなったのでひさしぶりに独り言。

 

『言いたい事があるんだったらはっきり言いなさい!』

昔からよく言われてきた言葉。

怒られた時とか、喧嘩した時とかによく使われるのですが、

そういう時になるといつもだんまりを決め込んでしまって、結局言われっぱなし。

後になって思い出してムカついてきたり、へこんだり・・・

 

言いたい事はある。何も考えてない訳じゃない。

でもはっきり言えないのは、言いたい事が頭の中でまとまって口から出てくるまでに時間がかかるから

そうして頭の中で整理してるうちに相手からがんがん言われるもんだから

頭の中ごちゃごちゃのまま言えずに貯め込んで、後でもやもやしだして、いつか爆発するパターン。

『爆発する前に小出しにしてくれればいいのに・・・』とか言われますが

言おうにも言えないから困ったもんです。

 

喧嘩の最中とかに『ちょっと待ってね、今頭の中を整理してるから・・・』とか言えたらいいのだけれど、

整理する時間も数秒数分じゃ無理だし、へたすりゃ1日、1週間経ってもまとまらなかったりするもんだから

余計相手を怒らせたりとか・・・

 

自分の行動に関しては思い立ったが吉日で、瞬発力はあるほうだと思うけど・・・

頭と身体の連携はうまくいっていても、頭と口の連携がいまいちうまくとれていないようです。

 

とは言うものの、最近少しずつ言いたい事がその時に言えるように、若干ではあるものの

なってきてるのではないか?と思う節が多々あって、なんでだろう?と考えていたのですが、

おそらくその原因はお店を始めてから営業の電話が多々かかってきたことによるものと思われます。

 

今となっては営業の電話がかかってきて『今お時間よろしいでしょうか?』とか言われたら

『時間ないです。』とすぱっと切れるようになったけど、

昔とかは『はぁ・・・はぁ・・・』とやる気のない相槌を打ちながらも話を延々と聞くようなそれはそれは良い人だったのです。

 

そういう点では営業の電話というものは瞬発力を鍛える良い訓練になっていると思います。

必要か不要かを瞬時に判断し、瞬時に決断を下して口に出す。

自営業はやることいっぱいありますからね。他のお仕事だってそうでしょう。

しょうもない話を聞いてる暇なんてないのです。

 

最近は迷惑な営業の電話も少し考え方を変えて、

瞬発力を鍛える練習だと思えば良いという結論に達しました。

頼んでもないのにかかって来るんだし、使えるものはとことん使わないと!ですからね

 

でも、やっぱり相手の顔が見えない電話は苦手で

予約の電話がかかってくるたびにビクッΣ(゜ω゜)てなるのは

オープンしてから1年以上経っても未だ変わっていません。

今度は着信音恐怖症を治さないと・・・

 

 


ブログのこと

2014-07-17 | ひとりごと
今年から山鉾巡行が前祭、後祭に分かれ、ひとまず今日前祭が終わりましたね。

去年は土日を挟み、お店もオープンしたばかりだったので比較的お客様にも来ていただけましたが、今年はド平日ということもあり、客足は伸びず…来年も同じような日程なので、いっそのこと宵山期間はお店を休みにして思いっきり祭を楽しむか、どっかに逃げるかしようかな…とも考えております笑



そういえばこのブログを始めたのもこの時期だったかな…と遡ってみたら、2008年の8月からでした。もぅ6年も経ってたんだ…

当初は仕事の関係で病みに病んでいて、退職し途方に暮れていました。
友達もほとんどいない京都でこの先やっていけるのかと、楽しい京都生活を夢みて出て来たものの、もぅやはり実家に帰ってしまおうかと本気で迷っていた時期でした。
ブログを始めようと思ったのはその6年前の祇園祭がきっかけ。今年で最初で最後かもしれないと山鉾巡行を見に行った時。
数々の偶然が重なって、色んな出会いがあって、そこから世界が一気に広がって、なんやかんやあって今の自分がある…といった感じでしょうか。

当初はブログっていってもなんか恥ずかしくて、何を書いたらいいやら分からず、とりあえず行った所、感じたことを日記のようにツラツラと書き溜めていったのですが、(初期の記事は恥ずかしすぎて自分ではもう読めません)せっかくやるなら写真も綺麗に載せたい、こんなブログでも読んでくれる人が読みやすいように…ちょっとでも自分の好きな京都を、お店を知ってもらいたい…そんな気持ちが大きくなって、休みの度に食べ歩き、写真を撮りに行き…色んなお店を見るうちに、自分だったらこぅするのに…こんなお店がやってみたい…そんな気持ちが大きくなっていって、そこから徐々に自分のお店開店計画が進行していったのだと思います。

このブログはある種のセラピーのようなもので、あの頃の自分に自信をつけるために必要だったもの。
人に自分をさらけ出す事が不得意な人間にとって、唯一自分を表現できる拠り所だったように思います。

お店を開いた今、お店が自分を表現する場となり、以前のように食べ歩いて感想を書いたり、その時の気持ちを開けっぴろげに晒すことは出来にくくなり更新が滞っておりますが、やはり続けていて良かったなと思えることばかりです。

今までの記事をあえて残し、そのままお店のブログにしたのは、新しく作り直すのが面倒だったとかいう理由ではなく、
私という人間にちょっとでも興味を持って下さった方が、以前の記事を読むことでどのような人間なのかどんな考え方なのかということを少しでも分かって頂けるかな…との考えもあってのことです。

人付き合いが苦手で、自分を表現することも難しく、職場も転々としてしまうような不器用な人間でも、こうやってちょっとずつ自信をつけて自分のお店を開けちゃうんだよ。
苦悩や挫折もいっぱいあったけど、今もやっぱり色々悩むけど、なんとかやっていけるんだよって、ちょっとでも今悩んでいる人の心に響いてくれたら…

桜や紅葉の情報は使えても、多分グルメ情報は古いものなので参考にはならないかと思うので、そぅやってこのブログを活用して貰えたら嬉しいですね。
そしてまだ見ぬ読者様達にも実際にお店でお会いできたらなら…なお嬉しい事ですね(^^)



やりたくないことはやらない

2014-05-15 | ひとりごと
やりたくないことはやらない。

最近のモットーです。

なんていい加減な!と思われるかもしれませんが、根が真面目な私にとって、これを実現するのはとても難しい事なのです。

人の幸せは自分の幸せ…

そぅ思って無理矢理頑張って何かをやってたとしても、結局は見返りを求めてしまってしんどくなる、ただの綺麗事。

自分の幸せは人の幸せ…

多分こっちのほうがあってると思う。
自分が心から満足して納得して何かをやっていればそれはとても幸せな事だし、それが巡り巡って人の為になってたりする。

だから自分が納得して、やりたいと思うことだけやる。やりたくないことはなるべくやらない。関わらない。

そうすれば色んな事が整理されてスッキリする。自分にとって必要な物だけが残る。
なくす物も多いけど、本当にそれが必要だったかと言われれば、まぁ別にいっか…というものばかり。

お店をやり出してから色んな判断を自分で下さないといけなくなって、ハッキリNoと言わないといけなくなって、曖昧さ、八方美人がウリだった私にとっては結構キツく心が痛む事も少なくなかったのですが、曖昧にしてしまうと結局は自分が後でウジウジすることになるので、最近は徐々にバッサリ切れるようになってきたかと思います。
多分もっとバッサバッサ切らないといけないんだとは思うのですが、まぁ徐々に…経営者は辛いよ…ですね。

感情の起伏が激しくなってきたのも、きっと今まで抑えていた本来の自分を出せるようになってきた証拠。
多分やりたくないことをやってるからイライラするんやとは思いますが…
あとは自分で自分の機嫌くらい取れるようになれば万々歳ですね。

人からなんと言われようと思われようと、やりたかないことはやらない。

それでいいじゃないですか。

ということで、今日はお店お休みです。
明日からまたがんばります!
来週の月曜日19日と火曜日20日は連休を頂きますので、ご来店、ご予約はこの金土日と21日以降でお願いします!!







ひとりごと

2014-02-12 | ひとりごと
私はとても欲張りなので、今自分が置かれている状況に不満を抱く事が多いのです。不満ばかり口にしてウジウジじとじと悪い方向ばかりに考えて、人を羨ましがるというか、妬ましいとまで思ってしまう。
当然そういう時には何をやってもうまくいかないし、悪い事ばかり起こる…というよりも良い事が起こっていても気づかないで、悪い事ばかりに目がいってしまうんでしょうね。それでさらに落ち込んで負のスパイラルに陥っていく。

そぅやってどうしようもなく落ち込んで、泣くだけ泣いて、もぅこの先良い事なんてやってこないんじゃないかっていうくらいまで落ちてしまった時に、その考えを切り替えてくれる機会を与えてくれる人であったり、記事や画像であったり、出来事であったりが不思議と目の前にポンっと現れるのです。

今の状況は良くも悪くも間違いなく今までの自分が作り出したものであって、その自分を作り出したのは親や、周りで支えてくれる人たちであったり、自身以外の要素が大きく関わっているのに、その状況に不満を抱くという事は、今の自分を生み出してくれた人たち、自分の事を好きだと言ってくれる人たちに対して失礼極まりないし自分の怠慢でしかない。

夢を叶えるということは、ある一定の条件が揃った上で、あとは自分がやる!決めるだけでスルスルと叶えられていくもの。
ある程度自分の努力も必要になるけれど、そのある一定の条件というのが、自分の力だけではどうしようもないことの方が多い気もします。金銭面であったり、生活環境であったり、体力面であったり、その理由は様々だけど、私の場合は恵まれすぎているほど恵まれていたから、こんなに早い段階で夢を叶えることができたんだと、私の思う不満だらけのどうしようもない状況は、実は小さな幸せが積み重なっていった事で出来ていた状況なのだと、よく考えれば分かり切った当たり前の事がすっかり頭から抜け落ちてしまっていたようです。

自分のやりたい事を仕事にするということは、自分が想像していた以上に辛く厳しいもので、正直逃げたいと思う事もあります。
人間は忘れる生き物です。なので、大事な事がしょっちゅう頭から抜け落ちてしまって、何度も何度も気分が落ちてしまいます。
でも人間は反省をすることで学習して強くなっていきます。
大いに反省して周りを見回してみると、やはりありがたいことばかりなのです。

きっとこの先、また落ち込むことがきっとあると思うけれど、その時に読み返して、なるべく早く気づいて反省出来るように、今回は文章で残しておこうと思いました。

未来の自分に、今の自分が少しでも役に立てたらいいですね。





ひとりごと

2013-11-08 | ひとりごと

人の喜ぶ顔を見るのが小さい時から好きでした。

おそらく小さい頃は両親だったり、祖父母だったり、身近な人を喜ばそうと何かしら頑張ってやっていたように思います。

自分が起こした行動で誰かが喜んだり、驚いたり、嬉しそうになるのを見ると、心がきゅ~っとなって何とも言えない幸福感を味わうことが出来るのです。
その分、気を遣いすぎて勝手に疲れてしまうことも多いのですが、そういう性分なので仕方がないことだと思います。

お店を始めてから、直にお客様の反応が返ってくることに、多大な緊張感とストレスはあるものの、楽しみとやりがいを感じています。

前職ではなかなか味わうことの出来なかった感覚。おそらくこれを求めていたのだと思います。

笑う日もあれば泣く日もあって、今年は多分人生で一番大泣きしている年だと思うけれど…
その分一つずつ学習して、28年間でカッチカチに凝り固まった考えを改め直して、一年前の自分に比べたら大きく成長した!と自分でも思えるくらい成長していると思います。

言い訳ばかりの人間でも、すべて自己責任の言い訳できない状況に陥ることで、ぼっこぼこに打ちのめされて強くなっていくのですね。

ぬるま湯のような甘えた生活から、極寒の寒中水泳のような生活にシフトしたことは、人から見れば理解できない事かも知れないけれど、自分の中では大きなプラスになったと今感じています。

ただ、今までのぬるま湯生活が全くの無駄なものだったかというと、全くそうではなくて、今の自分の人格を形成していく上で必要不可欠なものばかりだったとひしひしと感じています。

ひとつでも欠けていれば今こうして自分のお店を持つことは不可能だったと思うし、こういう状態まで育て上げてくれた両親や家族、応援してくれた友人達に感謝してもしきれないくらいです。

何故に今、こういうことをつらつらと書いているかというと・・・自分でも何でか分からないのですが、
おそらく秋めいてきてちょっとセンチメンタルになっているのと、あと1カ月ちょっとになってしまった28歳の日々を振り返ってみたくなったからかな?

とにもかくにも、日々感謝の気持ちを忘れずに、無理をしない程度に出来る限りのことを頑張って自分も、自分の分身であるお店も成長させていきたいと思います。

相変わらずまとまりのない文章・・・こういうところもちょっとずつ成長させていきたいですね・・・





 


ひとりごと

2013-09-18 | ひとりごと

 

お客様から、「若いのにひとりでお店はじめてすごいですね!」

とか言われることが多いのですが、

私より若い年齢で起業した人はたくさんいるし、

むしろ私の年齢では遅いほうなのではないかと思っているので

すごいと言われてもまったくピンと来ないのが本音です。

 

やりたい気持ちだけはいっちょまえにあったのに

「もっとお金が貯まってから・・・」とか「どっかでちょっと経験を積んでから・・・」

とか、うじうじ言い訳ばかりで行動せず、なかなか踏み切れずにこの年齢になった自分は

決して誉められたものではないと思っています。

 

お金が貯まっていなくても、経験がなくても、

この通り自分の店は持ててしまうものなのに・・・

 

まぁ実際にこうやってお店を始めれたからそう思えるのであって、

その当時は当時なりに言い訳ながらも悩み苦しんでいたとは思うのですが。。。

 

前職が嫌で、とにかく早く辞めて逃げたかった。

お店を始めた理由はこれが一番大きかったと思います。

この答えにがっかりする人も多いかもしれないですね。

 

料理が好きで、お菓子やパン作りも好きで、

みんなにおいしいって言ってもらえて、

みんなの笑顔を見れるとうれしくてやりがいを感じる。

もちろんこれも一つの大きな理由。

でも、これだけなら趣味の世界で充分。

お家に人をたくさん呼んでパーティでもすれば欲求はすぐ満たされるんですから・・・

 

前の仕事が嫌で嫌でたまらなくて

どうにかして早くその世界から抜け出したくて

必死で考えてたどり着いた答えが今の現状です。

 

後先考えずに突っ走った感は否めず、

日々、不安や苦悩は付きまとってきますが、

自分で選んだ道ですし、神様から与えられた試練だと思って

地道に努力していくよりほかないと思っています。

 

今月は、特にお店の事に関して

何かしら新しい事にチャレンジさせて頂くという機会が多く、

これまたビビりの私にとっては結構酷な試練なのですが、

とにかく経験あるのみ。

ひとつずつ着実にクリアしていって、経験値を上げて、

ちょっとずつ自信をつけて成長していこうと思います。

 

オープン当時はとにかく分からないことだらけで、周囲の意見に任せていたら

なんとなく勝手にお店ができていった・・・という思いがあって、

自分の店なのに自分の店ではないような

「eriちゃんらしいお店だね!」と言われても

何とも言えない感覚に陥って思い悩む日々もあったのですが、

 

最近になって、決してこのお店はなんとなく出来てしまったのではなく、

壁や扉の色、机や椅子の材質なども自分で選んで決めたし、

自分の納得いかない料理はメニューには加えないし、お店に合わないものは置かないなど、

お店の空間、メニュー構成などに関して、

結構細部まで自分なりのこだわりがあって出来たお店なんだということを

改めて感じるようになりました。

 

決して安くはないし、立地もすこぶる良いとは言えない

どちらかというと入りにくいお店ですが、

このお店を好いてくれているお客様は少しずつですが増えていっている感じがします。

知らない間に読者が増えていたこのブログのように、

大繁盛!とまではいかなくとも、細く長く愛されるお店にこれからなってくれれば・・・

 

そうなるように、これからも自分なりに頑張っていこうと思っています。