eskapi-blog (てくてく京都♪)

京都にある多国籍料理店、eskapi店主の徒然日記です。

レ・ブキニスト

2009-12-30 | Weblog

 


パリのシャンゼリゼ通りは夕刻になると



混む


特にクリスマスの時期はクリスマス市やライトアップもありさらに混む。


 


フェランディ校からホテルに帰り、スーツから着替えることもなくすぐ出発。


第一回食べ歩き研修です。


この日は各自で選んだお店に行き食べてくるという研修。


担任の先生にアドバイスをもらって決めたお店、


レ・ブキニストに向かいます。


先生かJTBの人か誰か付き添いがいるのかと思っていたらなんのなんの


ホテルからタクシーに乗せられポッと2人で夜のパリに放り出されました。


 


悲劇はここから始まった・・・


 


タクシーの運ちゃんは若い兄ちゃん。


乗り込み行き先を伝えるととりあえず行き先をナビで登録。


ガンガンにかかったラジオの音量を下げることなく、出発。


渋滞する道にイライラした態度を見せるもラジオに合わせて歌いだし


隙間を見つけては猛スピードで駆け出してみたりバス専用道路を突っ走ってみたり


暇があれば携帯をいじり、友人らしき人から電話がかかってきたら


こっちがフランス語を分からないことをいいことに躊躇なく出てしゃべりまくる


只でさえ時間が押しててイライラしてるのにさらにイライラ・・・


さらにさらに、ナビを全く無視して逆方向ばかり進んでいくので


一回英語で『ほんとにこっちであってるの?』的なことを言ってみたけれど


英語はわからないようだったけどなんとなく意味はとれたようで


『この時期のパリはいっつも混むんだよ』的なことをフランス語でへらへら言われた。


怪しく思ってもどうすることもできず、その間もメーターはどんどん上がっていき


結局予約時間30分おくれ、苦痛のタクシー乗車時間1時間でようやく到着


料金 40ユーロ(約5000円)


ぼったくられました


なぜなら帰りの所要時間は10分程度、料金は 10ユーロ


 


ともあれお店には無事着いたわけで



とりあえず中に入ると店員さんたちが迎えてくれます。



シンプルでモダンな感じの店内



堅苦しくはない雰囲気で結構好きでした。



メニューはあらかじめJTBの人がうちの学校の趣旨を伝えてあり、


この研修のためだけの特別メニューを頼んでくれています。



まず出てきたのはマッシュルームのポタージュ


イライラした体がちょっとほっとします。



次に出てきたのはまたもやきのこのスープ


???


さっきと一緒でない??


隣の友人をみてみると友人も?と感じたらしく腑に落ちない顔をしてました。



たらのソテーとマッシュポテト


う~ん色合いあんましよくないなぁ・・・


あまりぱっとしない味なのに何故かうっとくる



牛フィレステーキ


上にのってるのは杏や干しブドウなどを甘いソースで煮てあるもの


あぁ・・・無理・・・


肉は柔らかかったのですが、昼のフェランディ校のランチがまだ残っているうえ、


たらでうっときていて、微妙な歯ごたえと味の果物達・・・


ごめんなさい残しました



デザートはまたまたチョコレートのムースアイス


これはまだあっさりした甘味でよかったです。

食後のコーヒー

 

食べ終わってJTBのひとに言われたとおり

『タクシーをお願いします。』とお願いしたのに、

いっこうに呼んでくれる気配がなく、

しばらくまっていたら、

『もうお勘定は事前に済んでるから帰っていいよ。さぁ出て出て!』

と、極寒の夜のパリにポイっと放り出されました。

お店の前でしばらくタクシーを待ってみましたがこないので、

道に出てつかまえてみようと思ってもなかなかつかまらず、

右も左もわからない街で途方にくれてしまいました。

しばらくウロウロしてやっとのことで1台つかまえ、

ようやくホテルにたどり着いたら23時半すぎ。

 

前日の飛行機の疲れとこの日の早起きと、

タクシーのイライラと料理のがっかり感で疲労困憊。

 

もう二度とパリには来ない!!

 

本気で思いました。

研修2日目にして早くもホームシックです

 

『まぁでも、明日はモンサンミッシェルやし・・・』

と、とりあえず2人で励ましあいながら、ベットにバタンキューでした。


フェランディ校

2009-12-29 | Weblog

パリの調理師養成学校フェランディ校

校舎からはエッフェル塔が見れます。

うちの学校も校舎から京都タワーが見えますがw

見ての通りこの日は快晴やったんです

1クラスは約10人前後で構成され、それに一人の先生がついて指導するそう。

風邪でしょうか?ダウンきてますねw

パンの教室。

部屋に入ったときからいい匂い。

クロワッサンつくってます。

写真攻めにされ少し照れています。

フォアグラの処理の授業や製菓の授業など色々な授業を見学。

クリスマスが近かったのでケーキ用のマジパンも作ってはりました。

これ全部砂糖で出来てるんですって~

壺も額もろうそくも!

学校にあるレストラン。

ここで生徒の作った料理が食べれます。

テーブルコーディネートなども生徒が行うそう。

私達も頂きました。

海老とアボカドの前菜

海老さんは反対向けた方が見栄えがすると思うんやけどなぁ

ほたて貝のデゥエット

ほたて貝の刺身のようなものでした。

味なかった・・・

こっから次の料理がでてくるまで約30分ほど待たされました

どうやら厨房で何かトラブルがあったよう

やった来たサーモンのフィレ 白ワインソース

サーモンでかすぎ

ちょっとうっときました

洋梨のチョコレート包み

おいしかったですがとにかく甘・・・

とどめの一発!って感じです

食後のエスプレッソ

フランス語で書かれたメニューに四苦八苦してたら

英語で説明してくれたけどそっちもいまいちわかんなくて適当にオーダー

ちなみに友人が頼んだのは

フォアグラのテリーヌ

子牛の頸腺のソテー

チョコレートアイスとミントのゼリー

 

友人的にもかなりきつかったみたいです。

これを食べた後に

こっちの世界では有名なシェフ

アントナン・シェフェール先生のデモをみます。

すっごく楽しそうに料理をする人で見ていて楽しいし

料理もすばらしいとおもうのですが・・・

この前京都に来てたじゃない・・・京都でもデモしたじゃない・・・

パリまで来て何故再び??

ポカポカ陽気の日にパリで学校に閉じ込められてるなんて

しかもここで急にCX2故障

起動させると画面に黒い影が映り半押しすると消えるとともに画面がずれるという

撮れない訳じゃないけどなんとも操作しにくい状態に

ヘコーん

学校からホテルに帰ったら18時。

こっから晩ご飯を頂きにレストランにいくのですが

ここでも悲劇が・・・

次につづきます。


パリの朝

2009-12-27 | Weblog

2日目、眠たい目をこすりながら朝食会場へ。

おぉ、なかなか・・・

果物が切られてないところがなんとも海外らしいw

バイキングってついつい取り過ぎちゃうんですよねぇ

でもクロワッサンははずせない!

この時点ではまだ外は真っ暗。

バスにのって出発したくらいからほんのりと明るくなってきます。

向かったのはパリの朝市、マルシェ

いろんな食材が並べられててカラフルでテンションが上がってきます。

日本ではなかなか手に入らない食材も盛りだくさん

苦手な人もいそうですね・・・

鶏は基本丸売りのようです。

うさぎさんやジビエ(野鳥)も普通に売ってました。

こちらはラム肉。

サンタさんの格好した店員さんが豪快にさばいてはりました

店頭で焼かれる鶏さんたち

さすがチーズの種類も豊富です。

あんなでっかいチーズの塊初めて見た!

パン屋さんも。

かわいくクリスマスのデコレーションされていました。

お花屋さんもなんか豪快に見えます。

見学時間約30分。

しかもこの後の予定のためにスーツ姿。

向こうの人たちには変な集団が来たときっと思われたことでしょう

バスに乗り込みまだ薄暗い中市内観光。

パリっていったらやっぱしエッフェル塔ですね。

見学時間約5分でまたバスに乗り込みます。

こっからはバスの車窓からの写真になります。

オベリスク

マドレーヌ寺院

ルーブル美術館

もう一度言っておきますが、夕暮れではなく朝です。

車窓からにしてはなかなか頑張ったと思うのですが

この後はパリの調理師養成学校のフェランディ校での研修。

スーツ姿でバスに揺られるとなんか肩が凝って酔いそうになります。

只でさえバス弱いのに

フェランディ校にいったくらいから

なんとな~く今回の旅の雲行きが怪しくなってくるのです。

これはまた次の記事で。


ただいま☆

2009-12-26 | Weblog

24日に無事日本に帰ってきました。

12時間の空の旅

二回の機内食は

かつ丼と称するメンチカツのようなものとペンネ

決してまずくはなかったです。

フランクフルトで乗換え

外国の空港はなんか違う・・・

クリスマスの飾り付け、ぶら下がってる赤いもやもやはなんだろう??

 

ここからさらに1時間半ほどの空の旅で着きましたるは

パリ、シャルルドゴール空港。

そこからさらに渋滞のなかバスに揺られること1時間ほど

足はむくみでパンパン、へとへとでやっとホテルに到着です。

ホテルは凱旋門から徒歩圏内のコンコルド・ラ・ファイエット

お部屋はこんな感じ。

写真で見るとやっぱしよく映りますねw

部屋からの景色。

リコーは夜に弱いですか?嫌いじゃないですが、

なかなか手ぶれでパシッとは映ってくれません

こっちはCASIO作

画質は落ちますがなんとなくパシッと映ってる気が・・・

でも好きずきですよね。

ミニチュアライズ機能、試してみました

どうですか?ミニチュアっぽく見えますか?

これなんかわかりやすいかと・・・

 

今回の旅行は学校の研修旅行。

結果から言ってしまうと、残念ながら今までで一番最悪な旅でした

すべてが最悪だったわけではないのですが、

ヨーロッパの風は私にはあわなかったようです

写真は死ぬほど撮ってきたので徐々にアップしていく予定です。

 


旅立ちます☆

2009-12-14 | 今日の事

寒いですね~

写真は朝学校の教室から撮ったもの

そしてこちらも学校でのひとコマ。

先生、髪の毛立ってるよww

聞けば隣のクラスの子にエレベータの中で遊ばれたそう。

抵抗しようよww

 

そんな学校もこの前の金曜日で終了。

冬休みです

そして明日から10日間遠くへ旅立ちます

帰ってくるのはクリスマスイブ

 

帰ってきたらまた写真アップしますね~


老松 和菓子体験

2009-12-10 | 京都の和菓子・甘味処

お昼を食べ終わった後は

老舗和菓子やさん老松にて

和菓子作り体験。

 

とってもノリのいいお姉さんに手洗いから指導してもらい、

和菓子生地をこねたり包んだり

できあがったのが

なかなかじゃないですか~?

5つ造ることができて、1つはその場でお抹茶と一緒に頂けます。

残りの4つは箱に入れてお持ち帰り。

本日中にお召し上がりくださいなので、帰ってからNちゃんと食べきりました。

やさしい甘味やったので、バイト終わりでお腹を空かせたNちゃんが結局3つ食べて、

ダイエット中の私は1つでセーブw

 

生地のレシピももらえたので、時間があるときに、家でも作ってみたいと思います。

 

老松

京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町20
電話:075-881-9033
営業時間:9:00~17:00
[茶寮]9:30~16:30
不定休


嵐山弁慶

2009-12-10 | 京都の和食・居酒屋

たぬきさん

たくさんのたぬきさんがお見送りしてくれるここはトロッコ亀岡駅。

このなかに女の子が一匹隠れてるらしいのですが、見つけられませんでした。

さあ行きましょう。

右側の席はあまり見所がないですね

つきましたのは嵐山。

お昼の御飯は

ここで頂きます。

嵐山弁慶。

お庭の見えるいいお部屋に案内されました

頂いたのは洗心御膳。

嵐山といえば湯豆腐ですねぇ。

お弁当なのでやはり湯豆腐以外は冷たくって

木乃婦で研修してただけあって、なんとなく厨房の様子が

わかってしまって、あらが見えてしまいます。

う~ん・・・・これであれだけお金取るの・・・?

大量にお客さんが来る嵐山では仕方がないんでしょうねぇ。

でもお部屋に入ったときの感動はなかなかいいもんです。

 

 

嵐山弁慶

京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町34 
電話:075-872-3355
営業時間:昼食 11:30~14:30
夕食 17:00~19:30(L.O.)
無休


すみや亀峰庵

2009-12-06 | 京都の出来事

社員旅行で湯の花温泉に行ってきました。

いのししがお出迎え。

かやぶきの入り口。

紅葉にはちょっと遅いですね。

雰囲気いいです

さて、宴会です。

ゆず釜・・・助子旨煮、かぶら寿司、地鶏の燻製
みかん釜・・・きのこ白和え
すだち釜・・・菊花と菊菜のおひたし 
昆布籠・・・くわいせんべい
青味大根味噌漬け

みかんのいれものもよかったけど、昆布でつくられた籠に感動!

あとでばりばり食べれるんですよ

胡麻豆腐

ふぐと冬野菜の土瓶蒸し(肝心な中身撮るの忘れた・・・)

ふぐ薄造り

蟹かぶら蒸し

ふぐ白子味噌鍋

ふぐと海老芋の唐揚げ

蟹すき鍋

ふぐ炭火焼

紅ずわい蟹の酢の物

御飯(おくどさんで炊いているらしい)

合わせ味噌仕立

漬物取り合わせ

洋梨ル・レクチェ

ル・レクチェって何??

 

ふぐ蟹づくしのお料理でしたぁ。

ごちそうさま

 

お部屋はこんな感じ。

カメムシがぶんぶん飛んでいたので、フロントにたのんで駆除してもらいました

で、温泉~

すてきな渡り廊下をぬけて

紅葉も楽しみつつ。

お湯はぬるめやったけどその分ゆっくり浸かってこれました。

お風呂は撮影できないけど、旅館内はこんな感じです

文庫もあります。

御飯を食べ終わったときにお夜食にとおいなりさんを持たせてくれたのですが

お腹一杯でたべれませんでした

結局うだうだお話をして、1時くらいに就寝。

次の日は早起きしてここへ↓

わかります?

続きは次の記事へ。

 


ラ・ヴァチュール

2009-12-05 | 京都洋菓子

真如堂を後にして、朝から何にも食べていなかったお腹はペッコペコ。

ランチタイムは微妙に過ぎてるし・・・

どっかカフェ??

カイラスレストランもいいけどなぁ・・・

とそっち方面に向かっていては!っと出したお店。

ラ・ヴァチュール。

ここのタルトタタンは有名で前々から食べてみたかったのよねぇ

前にちちんぷいぷいでも紹介されてたし

ということで迷わず入店。

小じんまりした店内は程よく混んでいて、

ちょうど入って手前のテーブルが空いたのでそこに案内してもらいました。

メニューには、タルトタタン、クルミのタルトと

飲み物がかわいらしく書かれてありました。

「メニューにはございませんが、オペラというチョコレートのケーキもございます。」

とこれまた可愛らしい店員さん。

でもやっぱしタルトタタンで

長時間煮込まれた甘酸っぱいりんごにヨーグルトの爽やかな酸味。

私の席の隣に座ってはった母娘が何度もおいしいを連発していた通り、

確かにおいしい

とろ~っととろけるようなタルトタタンでした。

お持ち帰りもできるようで、食べている間に何人か受け取りに来てはりました。

こんなんを手土産にもらったらうれしですねぇ

 

今度はクルミのタルトも食べてみたいです。

 

ラ・ヴァチュール

京都市左京区聖護院円頓美町47-5 
電話:075-751-0591
営業時間:11:00~17:00
定休日:月曜日


癒し

2009-12-04 | 今日の事

ちょっと前まで、家に帰ってたまにびっくりすることがありました。

え~~~~

は、はさまってる~~~~

大丈夫きびちゃん!!!

 

ところがどっこい

・・・・

くつろいでる~・・・・

鏡付きのブランコがお気に入りのきびちゃんでした。

 

前々から狭いところを通りたがる習性があるのですが、

初めて見たときはさすがに、やばい挟まってるよ

と思いました。思いますよね???

最近やっと巣にも怖がらずに入るようになりました。

(本人ただ藁をかじりたいだけなのですが・・・・)

クリスマスも近づき、

部屋の飾り付けに置いたツリー。

なんにでも興味を示します。

どうやら気に入ったようです

リボン、来年までもつかなぁ・・・

お気に入りの一枚。

首の傾げ具合と足の必死感がなんともかわいい

 

そんなこんなで癒されております。

ずっと見てても飽きないんですよ鳥さんって