eskapi-blog (てくてく京都♪)

京都にある多国籍料理店、eskapi店主の徒然日記です。

びすとろ 「希味」

2008-08-31 | 京都の食堂

後輩のHちゃんとランチへ

気になってたびすとろ希味さんへ。

 

四条通からちょっと下ったところにあるこのお店。

お店の看板がない・・・

あるのは営業中の文字だけ。

 

ほんとこれ事前に調べていかなきゃ何の店か分かんないし、しかも入りにくい感じ。

 

勇気を振り絞り扉をひいてみると、

店に着いたのが11時半と開店まもなかったのでお客は私たちだけ。

一階のカウンター席に案内されました。

しばらくすると次々とお客さんが入ってきてカウンターは満席、二階にも何組か案内されてました。

人気店なんですね


 

ここのランチは日替わりランチ1種類のみ。

メニューもなにもなく、しばらくすると具沢山の豚汁とご膳が運ばれてきます。

こう見えてボリューム満天!

私たちはおなかいっぱいでご飯残しちゃったけどご飯はおかわり自由だそう。

この量で840円だったら男の人でも大満足でしょう

実際私たちが食べてる間にもスーツを着た男の方々など男の人が結構入ってきてました。

 

野菜たっぷりで栄養満点!美味しくておなかもいっぱいになるランチにぴったりの素敵なお店でした。

 

 

びすとろ 「希味」のぞみ
京都府京都市下京区東洞院仏光寺通り東南角
TEL 075-361-0802
営業時間
昼 ・・・・ 11:30 a.m~2:00p.m
夜 ・・・・ 5:30 p.m~11:00p.m
(日曜のみ 10:00p.m)


雨の京都で幽霊に遭遇

2008-08-30 | 京都のお寺・神社


  
この日は朝から曇り、途中雨がぱらつく天気で

でもこんな日の京都はまたはんなりで素敵なんです

 

ゑびす神社と六波羅蜜寺と経由してついでに立ち寄ったねねの道。


写真の腕がもうちょっとよかったらなぁ・・・

 

とか思いつつ見つけた看板



こういうの大っ好きなんですよねぇ

 

案内のおじさんに聞いてみたら高台寺と円徳院の両方で展示してるとのこと。

しかも8月いっぱいで終了やん!


入るしかないでしょう!!


お得な共通券を買ってまずは円徳院へ。

 



ば~ん

入って最初のお部屋で幽霊に遭遇

 

実はお盆の時期にこの幽霊の掛け軸を出してきて

このように線香の煙で供養するという慣わしなんだそう。

知らなかったぁ・・・


学生の時に教科書かなんかで幽霊の掛け軸の写真を見てから

一回実物見てみたいなぁって思ってたので

思わぬところで出会ってうれしびっくり。

 

そしてこれがお目当ての百鬼夜行

古くから道具は百年経つと精霊が宿るといわれていて、九十九年目に精霊が宿る前に捨てる習慣ができ、捨てられた道具が化け物に変わるといわれていたそうです。

百鬼夜行とはその捨てられた古道具が形を化け物や妖怪に姿を変えて夜の闇の中を行列し、俳徊することなんです。

日本では古来、生き物と同じく道具にも魂が宿っていて道具を大切にするという意味を込めて描かれているんですよ。

私なんかはちょっとかわいい

とか思っちゃうタイプなんですけど


ジブリの『平成狸ぽんぽこ』でも百鬼夜行のシーンがでてきますね。

 

この後行った高台寺にも百鬼夜行やら極楽、地獄絵図など展示してありました。

が、残念ながらこちらは撮影NG

しっかり目に焼き付けてきました。

 

御朱印もしっかりいただいて

     

 

雨の京都を堪能したのでした。

 


幽霊のお店?

2008-08-30 | 京都のお寺・神社

六波羅蜜寺の近くにあるのがこのお店。

みなとやさんという緑茶やほうじ茶も販売している飴やさん。

でもどうやら普通の飴やさんではなさそうですね

それもそのはず。

この飴やさん、落語の題材になっているお店。

 

 

六道珍皇寺の門前に一軒の飴屋があった。

 ある夜表の戸を叩く音で出てみると青白い女が一人。

「えらい夜分にすみませんが、アメを一つ売っていただけませんか」

と一文銭を出して言う。

次の日もまたその次の日も同じように一文銭を出して買っていく。

それが六日間続く。


 「あれは、ただもんではない。明日銭持ってきたら人間やけど持ってこなんだら、人間やないで」

「なんでですねん」

「人間、死ぬときには、六道銭というて三途の川の渡し銭として、銭を六文、棺桶に入れるんや。それを持ってきたんやないかと思う」

七日目女はやはりやってくるが、

「実は今日はおアシがございませんは、アメをひとつ・・・」と言う。

「よろしい」とゼニなしでアメを与えてそっと後をつけると、

二年坂、三年坂を越えて高台寺の墓原へ入っていく。

そして、一つの塔婆の前でかき消すように消える。

 掘ってみるとお腹に子を宿したまま死んだ女の墓。

中で子が生まれ、母親の一念でアメで子を育てていたのである。。

この子、飴屋が引き取り育て後に高台寺のお坊さんになったと言う。
 
母親の一念で一文銭を持ってアメを買うてきて、子どもを育てていた。

それもそのはず、場所が「コオダイジ(子を大事=高台寺)。

 

というお話

実際高台寺には墓地がひろがってますが、このお墓はないようです。

落語のサゲのために使われたんでしょうね。

そしてこの飴はいつしか「幽霊子育飴」と呼ばれるようになって、現在に至っているということです。

ちなみにこの飴かなり硬いようで歯の弱い人にはちょっとって感じらしいですよ。


水を司る弁舌の女神様

2008-08-29 | 京都のお寺・神社
七福神の紅一点、弁財天はもとはインド水の神様で、流れる水の美しい音から弁財天、美音天などと呼ばれ音楽や雄弁、技芸の神様として信仰を集めています。

その姿の多くは琵琶を持った美しい姿です。

水を司る女神様は、水がすべての汚れを清めるように、現世の苦しみを洗い流してくださるとか。

                     

京都の六波羅蜜寺では南門のそばの護摩堂に祀られています。美しい


そして護摩堂の横らへんにたってらっしゃる菩薩様もこれまたお美しい。


                      

で、その横にあった一願石なるもの。


なになに?


『祈りをこめて金文字から手前に3回お回しください』


へぇ~~~・・・・



じっくり観察してスルーしました


だって一人で嬉しそうにまわしてても楽しくないやん

やっぱこういうのは誰かといってきゃっきゃ言いながらやるのが一番やと思いません??



ってことでちゃっちゃと御宝印をいただいて社務所でグッズを物色。


そこで気に入ったのがこれ

                      

金運の根付。


なぜ音楽や雄弁、技芸の神様のところで金運のお守りかと言うと、


七福神まいりがはやりだすと、縁日の巳の日に弁才天にお参りし、御礼をもらうと財産を得る事が出来る!

と言われるようになって、今度は蓄財の神として信仰されるようになったそう。

そうなると、もともと弁舌の女神なのだから「弁才天」と書くのが本筋なのだけれど、それでは雰囲気がでないから「弁財天」と書くようになったみたいです。


また弁財天に参詣してお金を洗うと財産の増殖に御利益があるそうですが、なぜお金を洗うとお金が増えるという信仰が生まれたのかはよくわかってないそうです。




それはさておき、


『すばらしき智恵の神、弁天様は真にこの世の中を明るくする智恵と福徳をお授けになる財福神でいらっしゃいます。このお守りを肌近くおつけになりますと福徳金運を授かります』


そうですかぁ~


さっそく財布につけておきました

お金がたまりますように







日本七福神まいり

2008-08-29 | 京都のお寺・神社
都七福神は、京都市内の7か所の社寺から構成される七福神めぐりの巡礼札所。

七福神めぐりは、京都が発祥の地とされ、歴史の古いものなんです。


正月二日の夜に、宝船に乗った七福神の絵を枕の下に入れて寝ると幸運がもたらされるという言い伝え



そしてこれが!
            

都七福神まいり一箇所目ゑびす神社で購入した色紙(2500円也・・・高っ)


この色紙に一箇所づつ参る毎に御宝印をいただくわけです。



ちなみにわざわざ巡らなくてもすべての御宝印がすでに押されている色紙も売ってました。(4500円やったと思います)



各社寺で御軸・大護符(色紙)・御宝印帖を用意しているらしいのですが、それぞれの社寺で色紙の絵が違うみたいです。

私は宝船の絵がよかったし、お守りも買いたかったのでちょっと高かったけどちょうどよかった。他のとこのはもちっと安いのかなぁ?



すべての御宝印が集まった暁には、おじいちゃんおばあちゃん、もしくは両親かどっちかにあげようと思ってます



色紙にはすでに弁財天の御宝印が押されてますが、これについてはまた次で。





ちなみに都七福神とその所在地は


ゑびす神(商売繁盛) ・・・ ゑびす神社(京都市東山区)

弁財天(福徳自在) ・・・ 六波羅蜜寺(京都市東山区)

福禄寿(延寿福洛) ・・・ 赤山禅院(京都市左京区)

大黒天(開運招福) ・・・ 妙円寺(京都市左京区)

寿老神(不老長寿) ・・・ 行願寺(革堂)(京都市中京区)

毘沙門天(七福即生) ・・・ 東寺(京都市南区)

布袋尊(緒縁吉祥) ・・・ 万福寺(宇治市五ヶ庄)


ちなみに恵比須神だけが日本古来の神様。大黒天、毘沙門天、弁財天はインドの神様、福禄寿神、老寿神、布袋尊は中国の神様です。

最初は大黒さんと恵比須さんが「二福神」として盛んに祀られていたのですが、 室町時代に入ってから、禅と茶道の隆盛に伴い、竹林の七賢人などの絵が人気をよび、七賢になぞらえて福神を七人にしようと恵比須、大黒天に5人の神様を追加して七福神になったそうです。


勉強になるなぁ~




商売繁盛笹もってこい

2008-08-29 | 京都のお寺・神社
                    

もうすぐ父の誕生日

毎年何あげていいか困るのですが

困りに困った結果、今年は何かお守りをあげよう!という考えに行き着きました。


そこで商売繁盛のご利益があるというゑびす神社でお守りを買うことにしました。


京都のゑびす神社は十日ゑびすで有名ですよね?


                     


ゑびす様の右手に持つ釣りざおからイメージし、古来よりめでたい縁起物の竹の葉、笹をゑびす様の象徴としたといわれているそうです。

なので、十日ゑびすの期間中には、福笹を求め、たくさんの方が商売繁盛を願って参拝に来られるそうですよ




さてこのゑびす神社、独特の参拝の仕方があるのですが、


まずはこれ
              


二の鳥居にかかっているゑびす様の福箕に賽銭(さいせん)を投げ、上手に入ると願いが叶(かな)うという言い習わし。

(でも「十日ゑびす」の期間中は安全確保のため、白い布で隠してあり、見ることはできないので注意!)


なぜ賽銭を投げるのかは謎のままのしきたりなんですって。

賽銭が入りやすいように、熊手に網をつけたものが飛び出してますね。






そして本殿正面でおまいりした後、左手奥に進むと・・・
             


このような木の板があります。この木の板を叩いて再度お願いをします。


なぜ正面だけでなく横からもお願いするのかというと、高齢で耳が不自由なえびす様にしっかりと聞いていただけるようにするためと言われています。

これは、ゑびす神社の正式な参拝ではなかったのですが、町衆の間に勝手に広まり定着したものなんだそうですよ。

中にはにこにこえべっさん
                    



そうそう!本来の目的!!
                    
 
じゃ~ん

この他にもいろんなお守りが売られていて、銭型のお守りと迷ったのですが、

『大判小判がざっくざく~』のイメージが私にはあったのでこっちにしました(笑)父さん喜んでくれるかな??


そしてもうひとつの目的

日本最古都七福神まいり

・・・この記事はまた次で。

朱印集め

2008-08-28 | 京都のお寺・神社
この前高山寺に行ったときに買った朱印張。

本来朱印は寺社に写経を納めた際の受付印であったとする説が有力で、印に寺社名が入っていることから、寺社で授与されるお札などと同等とされ、粗末に扱うべきではないとされる by wikipedia


お経を書写せず、なかにはお堂に入ってお参りもせず、只ご朱印だけを集めて歩くということでは、本来の尊い意義を無視してしまうことになるのです。

ということだそうですが・・・


あったら集めたくなるのが人間の性・・・・


なので今日はいろいろ回って御朱印をいただいてきました。

とりあえずはこの前の高山寺の御朱印
                 





今日色々回ったネタはまた後日徐々にupしていきます!


写経しなきゃ罰があたっちゃうかないちおお参りはしてるんだけどな・・・


そのうち実行しますです。


はじめまして

2008-08-28 | 今日の事
京都に来て8ヶ月。

正確には中京区に来てかな?大学4年間は山科やったし。


大学生の時は河原町に買い物に来るくらいでお寺やら神社やらほとんど回る暇もなくて

社会人になったし、立地も抜群のとこやし、京都をもっとしりた~い!

ということで一人京都をうろうろしてます。


ほんとは誰かと一緒にいけたらベストなんやけど、大学の時の友達はほとんど東京か実家かに帰っちゃったし、なんせ予定があわない


でも一人でうろうろするのも嫌いじゃないので、お気に入りの朱印帳と供にバンバン出かけていこうと思ってます。