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eskapi-blog (てくてく京都♪)

京都にある多国籍料理店、eskapi店主の徒然日記です。

粟餅所 澤屋

2009-02-14 | 京都の和菓子・甘味処

まつひろ商店を後にして

行列の絶えないとようけ茶屋を横目にもう少し西に進みます。

 

あわ餅と書かれた白い提燈が目印です。

粟餅所 澤屋さん。

 

入り口を入ると慣れた手つきで、すばやく餅を餡でくるんでいます。

席に着くとすぐにお茶とあわ餅が運ばれてきました

まぁるいあんこが2つに細長いきなこが2つ。

 

まだ温かくてもっちもちなお餅にあっさりしたあんこ、

きなこがすごいサラサラなのにびっくりです

あんこの分にきなこをつけて食べてもまた格別

 

お持ち帰りもできるみたいですが、

やっぱし出来たてをお店で頂くのが一番かと。

 

あわ餅は思った以上に腹持ちがよくて、

夜のご飯時になってもあんましお腹すかない位でした。

 

参拝の後はおいしいあわ餅いかがでしょうか?

 

粟餅所 澤屋

京都府京都市上京区北野天満宮前西入紙屋川町838-7
電話:075-461-4517
営業時間:9:00~17:00(売れきれ次第閉店)
定休日:木曜・毎月26日


満月の阿闍梨餅

2009-02-08 | 京都の和菓子・甘味処

京都のお土産で喜ばれるものとして


満月の阿闍梨餅は絶対ベスト3に入るのではないでしょうか?



おじいちゃんへのバレンタイン、何をあげようと迷った挙句、


たどり着いたのは阿闍梨餅。


おじいちゃんにはチョコよりも和菓子のほうがいいかな~って。


10個入りを日付指定で送ってもらうことにしました。



ついでにバラで自分にも(笑)


手前がご存知、阿闍梨餅。


奥が土日祝しか売っていない満月というお菓子。



まずは阿闍梨餅。


餅米をベースにして、氷砂糖や卵といったさまざまな素材を練り合わせた生地に、

丹波大納言小豆の粒餡を包んで焼いた半生菓子。


ヘビーカステラに似た味の甘い生地はもっちもちで病み付きになるのです。


 


そしてこちらは初めて食べた満月。



満月みたいにまん丸


一度製造が途絶えたという旧九条公爵御用達だったこの幻の菓子を、


若主人の手によって復活したそうです。



想像では柔らかいお饅頭を予想していたのですが、


外皮は思った以上に硬く、卵ボーロみたいな味の柔らかいクッキー生地みたい。


中はまろやかな白餡でした。


なんとも不思議な食感。


 


阿闍梨餅は駅、伊勢丹、高島屋、大丸などでも売っていますが、


満月は見たことがないので本店のみの販売かな?


 


満月を後にして、ちょっと森に行ってきました。



下賀茂神社の梅はまだつぼみ。


 


境内で式の写真を撮っているところに出くわしました。



ウエディングドレスもいいけど、


白無垢も素敵やなぁ~と影響されやすい私。



 その前に素敵な殿方との出会いがないとねぇ・・・



春はまだまだ遠い?


 


 


満月


京都市左京区鞠小路通今出川上ル
電      話:075-791-4121
営業時間:午前9時~午後6時
定 休  日:不定休


 


かさぎ屋

2009-02-07 | 京都の和菓子・甘味処

味の小松を後にして、二年坂、三寧坂をウロウロ。

 

「お母さん、この道はじめてやわ~

「え?清水寺は??」

「あ、行ったことあるわ・・・

こんな他愛のない会話をしながらその辺のお土産屋さんを物色。

 

二年坂でふと香ってきたお香の香り。

母がえらく気に入ってしまい、お香やさんでお香のセットを買いました。

母がお香なんてめずらしい

「家帰って玄関でたくわ~楽しみ~

 

喜んでいただけたらそれで結構

 

中華そばも全然おなかにたまらなかったので(いい意味でね)

休憩に行きたかった甘味処へ。

味の小松から程近い、かさぎ屋さん。

  

昔ながらの懐かしい雰囲気の甘味処。

テーブル毎にちっちゃな急須が運ばれてきて、

お茶は自分たちでつぎます。

母は北海道育ちなのでお汁粉派。

私はつぶつぶぜんざいでほっこり。

冷えた体にうれしい甘さ。

食べたかったおはぎは二人でわけわけします。

粒餡、こし餡、白餡(夏はきなこらしい)

小粒でかわいらしくお皿におさまってます。

もち米はやわやわでもっちり。

 

ぜんざいもおはぎも小豆本来のやさしい甘みでおいしかった

この日は2月1日。

2月2日から2月5日くらいまで休業という張り紙が張ってあって、

ラッキーやったね~と母。

そう、母と一緒に出かけると何故かラッキーな出来事が多いのです。

きっと普段の行いが良いからだよね?(笑)

 

 

かさぎ屋

京都府京都市東山区高台寺桝屋町349
電話:075-561-9562
営業時間:11:00~18:00
定休日:火曜(祝日の場合は営業)


東寺餅

2009-02-02 | 京都の和菓子・甘味処

東寺に入る前にむしやしないのために立ち寄った東寺餅。



東寺の東門そば、大宮通沿いにある和菓子のお店。


教王護国寺・東寺御用達の老舗です。



真剣に品定めする母。


この直後、母が持ってる傘の柄が金属疲労でぽっきり折れてしまいます(笑)


そんなこと知る由もなく、


とりあえず私の腹の虫をおさめるために買った



よもぎ大福 210円


どっしりもっちりで腹持ち抜群



で、家についてから頂いた東寺餅 130円、と栗鹿の子



やわやわで、あっさりこし餡。



こっちはしっかり甘い栗と粒餡。


 


東寺に来たらぜひ!


 


 


東寺餅


京都府京都市南区東寺東門前町88
電話:075-671-7639
営業時間:7:00~19:00
定休日:毎月6・16・26日(土曜日・日曜・祝日は営業)


京とうふ藤野

2009-01-25 | 京都の和菓子・甘味処

今日は初天神。

午前中に美容院に行ってからいざ出陣!!

と北の天満宮に向かったのですが、

あまりの人の多さにインフルエンザもらうのも嫌やな~と思い断念

でもせっかくここまで来たので、

京とうふ藤野に寄っていきました。

近くにあるTOFU CAFE FUJINOでお昼食べてもよかったのですが、

人いっぱいそうやったし、

そっか、もう節分ですね。

 

買ったのは、

毎月25日、天神さんの時に販売される感謝袋 1000円と、

一度食べてみたかった豆腐のおはぎ。2種入り 630円。

感謝袋の気になる中身は、

豆腐2種、お揚げ、豆乳八橋。

感謝袋を買うと抽選ができるんですが、当たると・・・

 

黒豆チョコレート貰えました

家に帰ってから、遅いお昼兼おやつということで、

おはぎいただきました。

断面はこんな感じ。

おはぎっていうよりケーキ??

普通のおはぎの米の所はスポンジになってて、

中のクリームはほのかに豆腐。

 

お昼食べてなかったし普通にいけるやろ~と2個とも食べてたら、

途中で結構お腹膨れてきて・・・

 

でもしっかり全部平らげました

やから太るねん・・・

 

さて買った豆腐、どうやって食べよっかな~

寒いし、今の気分的におぼろ豆腐が食べたいなぁ。

 

 

京とうふ藤野

京都市上京区今出川天神通上ル
電話:075-467-1028
営業時間:10:00~18:30
(季節により営業時間が変わる場合あり)
定休日:なし

 


いち和のあぶり餅

2009-01-14 | 京都の和菓子・甘味処

今宮神社の東門を出たところに

向かい合っている、「いち和」と「かざりや」

どちらもあぶり餅のお店。

あぶり餅とは、きな粉をまぶした小さなお餅を、

竹串に刺して炭火であぶった後、白味噌の甘だれをかけた餅菓子。

店頭で炭火で焼かれています。


 どっちのお店も日本で最も古い和菓子屋と言われているんだとか。

私が入ったのは

いち和(正式名は一文字屋和輔)

創業は長保2年なんだとか

この日は晴れたりいきなり雪が降ってきたりで、

自転車のハンドルを握ってた手は手袋してても

寒さで真っ赤っ赤!感覚がほぼなくなってました

しもやけにならへんかちょっと心配。


ストーブのたかれた座敷はとても暖かく、

あぶり餅が出きるまでずっと手をかざしてました。

焼きあがったころには手の感覚もすっかり戻ってました。

あぶり餅15本 500円は

とろ~っとした白味噌たれと香ばしいきなこの風味がやっぱしおいしい

15本!?てびっくりされる方もいらっしゃるかもですが、

お餅は小ぶりやし、おいしいのでペロッと平らげられますよ

雪が落ち着くまでほっこりさせていただきました。

 

過去に疫病が蔓延した時には、あぶり餅を人々に振舞ったとも言われていて
 
あぶり餅に使われている竹串には、

今宮神社に奉納された斎串(いぐし)を使っていて、

病気平癒や厄除けの御利益があると伝えられています。

 

お隣のかざりやのあぶり餅も食べたことがあるのですが、

あまり味に変わりはないものの、

なんとな~く、いち和のほうが私は好きです。

いち和のほうが味がまったりで、かざりやはあっさり・・・なような気がする・・・??

こればっかりは好みの問題ですね。

 

さぁこれでしばらく病気しないぞ~

 

 

いち和

京都市北区紫野今宮庁69
電話:075-492-6852
営業時間:10:00~17:00
定休日:水曜日

 

 

 


幸楽屋のわらび餅

2009-01-08 | 京都の和菓子・甘味処

烏丸通りを上り、鞍馬口通りを東へちょっと入ると現れる和菓子屋さん。

幸楽屋。

夏に出される涼しげな和菓子、金魚鉢は有名ですが、

私が食べたかったのは

いつぞやにちちんぷいぷいで紹介されていたわらび餅。

他店のわらび餅に比べると粒はでっかい!

本わらび粉だけで作る贅沢な餅生地でこし餡を包んでいるそう。

朝から飛ぶように売れ、お昼過ぎには売切れてしまうほどの人気商品だそうですよ。

ぷりっぷりの餅生地の中にはとろ~りとしたこし餡。

口に含むとす~っとと溶けるみたいにみずみずしいんです。

この滑らかさがたまらない

 

私の中のおいしいわらび餅ベスト3に確実に入るわらび餅なのでした。

 

幸楽屋

京都市北区鞍馬口通烏丸東入ル新御霊口町285-59
電話:075-231-3416
営業時間:9:00~19:00
定休日:日曜日


関東屋

2008-12-14 | 京都の和菓子・甘味処

御幸町通りを北へ上っていくと現れるお味噌屋さん

おっきな暖簾が目印です。

ここで売られているおかきがおいしかったので紹介します。

白味噌おかき。

京都らしいあっさりしたお上品な味のおかきです。

プレーンもあったけど、

私は九条ねぎ入りが好きです。

 

お母さんには味が薄すぎると不評でしたが、

お父さんは気に入ってくれたようでばくばく食べていたそうです。

 

関東屋

京都市中京区御幸町夷川上ル
電話:075-231-1728
営業時間:9:00~18:00
定休日:日曜・祝日・第3土曜


都路里

2008-12-08 | 京都の和菓子・甘味処

いわずと知れた超有名店「都路里」

四条本店や、伊勢丹の店舗は大行列していることが多いのですが、

比較的すいているのが高台寺店。

多少わかりにくい場所にあるからかな??

園徳院の出口をでてすぐにあります。

店自体がちっちゃいのもあるけど、私達がついたときには店内はすでにいっぱい。

外のテーブルでもよければということやったので、外の席でいただくことに。

 

店員さんの気遣いがすばらしく、

「寒い席ですいませんよかったらお使いください。」と、ミニカイロまでくれました。

頼んだのは12月限定メニューの紫式部。

これを食べれるのは高台寺店だけなんですって。

さっきわらびもちを食べたばっかやったので、これは二人でわけわけ。

 

抹茶・玄米茶のアイスクリーム、紫いものペースト、きなこぷりんなど、盛りだくさん。

おいしい~

朝から甘味三昧。

幸せです

 

人も増えてきたし行列もできてきたので、

おなかも満足したしそろそろ行動に・・・

 

 

 


洛匠・草わらび

2008-12-08 | 京都の和菓子・甘味処

中学時代の友人が京都を案内してくれということで、

京都入門編として東山をうろうろすることにしました。

バスは混むだろうと見込んで、

地下鉄で東山へ。

そこからちょっと歩いて

青蓮院、知恩院を見ながら円山公園を横切り、

まずは腹ごしらえに、ねねの道手前にある洛匠へ(笑)

ひどいときは行列する人気店ですが、

さすがに昼前ということもありすぐに案内されました。

でも私たちが入った後次々とお客さんが入ってきてすぐに席は満席に

  

日当たりのいい店内。私たちが座ったのは手前のテーブル席。

奥には座敷席もあります。

注文してほんの数分で運ばれてきた名物草わらび。

きれいなお庭を眺めながら

ぷりっぷりんのやわかいわらびを食す

抹茶つきのセットとかもあったけど、単品でもお茶を出してくれます。

朝から幸せでした。

   

「近くにあの有名な都路里もあるんだよ~」

と言ったら

「それはぜひいっときたい!!」

とのこと。

お昼を過ぎたら混むかもしれないと、この後早速向かいました

次の記事で